2016年4月5日
松川温泉-上倉-源太ヶ岳-上倉-丸森-松川スキー場跡
樹氷はすでに無くなっている時期ですがお天気が良かったので、遅めの9時30分発で裏山の散歩です。
上倉からの岩手山の眺め。
樹海ラインの松川温泉付近の積雪量は平年に比べて半分以下です。
冬の八幡平・岩手山と雪山の自然とスキー
2016年4月5日
松川温泉-上倉-源太ヶ岳-上倉-丸森-松川スキー場跡
樹氷はすでに無くなっている時期ですがお天気が良かったので、遅めの9時30分発で裏山の散歩です。
上倉からの岩手山の眺め。
樹海ラインの松川温泉付近の積雪量は平年に比べて半分以下です。
2007年2月13日
ルート 下倉-中倉-源太ヶ岳-大深岳-源太ヶ岳-上倉-松川温泉
中倉の崖。雪はフカフカ。
中倉の斜面から岩手山。
中倉から源太ヶ岳を望む。
源美沼から源太ヶ岳の斜面にかけてはオオシラビソの樹林帯。
でも強風地帯です。
源太ヶ岳のぼりはじめ。強風地帯は過ぎて比較的穏やか。
その分雪深くラッセルが大変。
源太ヶ岳山頂の北側斜面は緩やかですが北西の風で樹氷原が広がります。
2006年3月21日
ルート 下倉-中倉-源太ヶ岳-大深岳-源太ヶ岳-上倉-丸森-松川スキー場跡
天気予報を見て風が強そうだけど晴天に恵まれると確信し山に行く事に。
登り始めはずるをして、下倉スキー場から一気に標高1116メートルへ。
強風のためリフトがノロ速運転で登り始めは午前10時。
途中、薄い表層雪崩を目撃。
このルートは登り始めが1100メートルで目的の山の源太ヶ岳が1545メートル。比較的楽なルートだが今日のような強風時は、まともに向かい風で、しかも中倉山(標高1373)の影で深い雪が常に積もっていて進路を阻む。今日は強風を逆手にとって、風で雪が飛ばされて硬くなっている場所を選んで歩いた。
中倉山山頂付近から目的地の源太ヶ岳を望むと・・・
ものすごく強風が吹いていそうな雰囲気。実際、中倉付近でも後に飛ばされそうなくらいの風の強さ。
引き返そうかと思ったけど、源太ヶ岳山頂の右肩付近に樹氷らしきものが見えている。
ここ数日、冬型が続いていたのでこの時期には珍しい樹氷が見られるかもということで、久々の樹氷見物のため続行。ここまでの所要時間1時間30分。
よく、このような木に雪が積もっただけのものを樹氷と勘違いする人がいますが、これは違います。
山頂付近は強風のため、迂回して更に奥の大深岳方面を目指します。
樹氷ができていそうな予感がします。
わかるでしょうか?左の写真から順に少しずつ標高が上がり、山の奥のほうへ進んで行きます。
少しずつ樹氷が成長しているのがわかると思います。
標高1500メートルの源太ヶ岳と大深岳の中間地点。
この辺りで綺麗な樹氷を見ることができました。
今回の樹氷は、厳冬期の樹氷が一度融けて新しい樹氷ができたらしく、木の周りには前の樹氷の残骸が積もっているものもありました。それと、一部の樹氷には黄砂が混じって黄色いものもありました。
この先、黄色い樹氷ができるようになるのだろうか・・・。
時間があれば、樹氷は一個一個ぐるりと回って楽しみたい。
この付近には新しくなった大深山荘があるので、来年は泊り掛けで樹氷見物もいいかもしれない。
きっと月夜の樹氷も幻想的だと思う。
ここで遅めのお昼13:30。
源太ヶ岳から雪崩常襲地をさけつつ上倉、丸森川を越えて丸森、松川スキー場跡へと滑り降りてきました。
毎年、3月20日前後に源太ヶ岳-大深に登っていますが、今年は晴天に恵まれた16日か17日を狙って計画。ところが15日から腰痛のため16日は断念。17日も一応、登頂の装備はしつつ裏山散歩程度で済ますつもりで出発しました。
今回は奥産道経由ではなくて、夏場の登山道とほぼ同じルートで上倉まで登りました。
登りはじめはブナの林。
標高1000メートル付近で水源のブナとオオシラビソなどの混生林。
丸森川を渡って若干の急登で上倉沼の上に。
水場のダケカンバを過ぎて再び急登で上倉へ。
2008年3月8日には源太ヶ岳で雪崩があり2名の方が亡くなられました。
今日の雪質は雪崩の心配は少ない状態で先行者のラッセルもありましたが、雪崩の発生する地域には立ち入らない主義なので遠巻きに源太ヶ岳の東斜面の林の中を北上。
東斜面と北側斜面の境を登ります。
ここを登るのは雪崩れの心配がないというだけでなく、北西に見通しが効き天候変化に気づきやすいのと、強風で斜面が固く登りやすい点。
注意点は東斜面に寄りすぎると雪崩の危険。悪天時に北斜面に入り込むと遭難の危険があること。
さぁ、いよいよ樹氷原です。
源太ヶ岳山頂が近づくと樹氷原が見えてきます。
今年は雨も多く気温が高めでしたので、あまりいい樹氷とはいえませんが・・・。