• キバナノコマノツメ

    スミレ科スミレ属キバナノコマノツメ 黄花の駒の爪

    学名:Viola biflora

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    八幡平から岩手山のやや標高の高い場所で見られる。

    タカネスミレよりは低い標高にも生えるが岩手山では黄色いスミレ3種(オオバキスミレ・タカネスミレ・キバナノコマノツメ)が混生する場所もある。

    タカネスミレとの違いは葉で見分けるのが無難。
    画像ではわかりにくいですが、キバナノコマノツメの葉には毛があります。
    ツヤツヤのタカネスミレに対して、ソフトなマットな感じでタカネスミレより薄く見える葉がキバナノコマノツメですが・・・。
    雨が降って濡れてしまうとまた面倒です(^_^;)
    一般には花茎や葉枝がタカネスミレより長いことで見分けることもできるけど、標高が上がり環境によってはキバナノコマノツメでも花茎、葉枝は短くなる傾向があるので見分けるのは困難。
    この場合、花の中心にある柱頭の形状で見分けることができます。

    注:右がキバナノコマノツメです。

    左がタカネスミレの逆T字型柱頭で右のキバナノコマノツメが逆Y字型になっています。


  • タカネスミレ

    スミレ科 スミレ属 タカネスミレ
    学名:Viola crassa

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    高山の砂礫地帯に生える。
    岩手山や秋田駒ケ岳の山頂近くの火山礫地帯でよく見かける。
    花期はコマクサと同じで6月下旬~7月中旬。

    同じスミレ科のキバナノコマノツメによく似ているが、葉っぱがツヤツヤ、毛が無いのがタカネスミレ。
    これが比較的簡単な見分け。

    もう一つは柱頭が逆T字形(しゅもく形)がタカネスミレです。

     

    左がタカネスミレの逆T字型柱頭で右のキバナノコマノツメが逆Y字型になっています。

    タカネスミレとキバナノコマノツメ、そしてオオバキスミレ、岩手山では同じ場所で見ることができますので、違いをしっかり観察すると他の山に行ってもすぐにこれらのスミレは見分けることができます。


  • シラネアオイ

    キンポゲウ科 シラネアオイ属 シラネアオイ 白根葵
    学名:Glaucidium palmatum

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    岩手山山麓の樹林帯からあるが、数が最も多いのは標高1000メートル前後の比較的開けた樹林帯。
    ブナからオオシラビソへ植生が変化する辺りが最も多い。
    八幡平頂上などでも見ることができる。
    大きな花に見えるが、花弁に見える紫の部分はがくである。

    稀に白花の株も見ることができる。


  • ユキワリコザクラ

    サクラソウ科 サクラソウ属 ユキワリコザクラ
    Primula modesta var.fauriai

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    とても小さなサクラソウの仲間。
    淡いピンクの花を数個付ける。
    岩場や斜面の縁など厳しい環境の場所に生えるため、岩手山や八幡平周辺でも狭く限られた場所にしか分布しない。

    2017年6月29日

    2017年6月7日

    2016年6月8日

    2016年5月27日

    2015年以前


  • ヒナザクラ

    サクラソウ科 サクラソウ属 ヒナザクラ 雛桜
    学名:Primula nipponica

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    八幡平を代表する高山植物の一つ。
    八幡平では八幡沼周辺の雪田で大規模な群落が見られるほか、岩手山にかけての雪田地帯では雪解け最初にすばらしい群落を見せてくれる。
    花期は八幡沼周辺では6月中旬~7月上旬。


  • サクラソウ

    サクラソウ科 サクラソウ属 サクラソウ
    Primula sieboldii
    日本桜草

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    撮影 2009年5月11日 岩手山南麓

    春のやややわらかな草地や沢や小川の縁の草地などに生える。
    鮮やかなピンクの目立つ花。
    岩手山の南麓で見かける。


  • イワギキョウ

    キキョウ科ホタルブクロ属イワギキョウ 岩桔梗

    学名:Campanula lasiocarpa

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    岩手山の標高の高い岩場などで多く見られる非常に美しい花。
    草丈は短く10センチ程度。
    花はキキョウの名の通り五つに裂けて正面から見ると星型にも見える。
    色は青みがかかった落ち着いた紫色。
    花期は7月中旬


  • チシマギキョウ

    キキョウ科ホタルブクロ属チシマギキョウ 千島桔梗
    Campanula chamissonis

    ・花冠に細く白い毛がある。
    ・葉や萼片に目だった鋸歯はない。あってもイワギキョウほど鋭くない。
    ・イワギキョウの萼片よりやや幅広。
    *イワギキョウより花冠が長く細身に見えるものが多い。
    *稀にイワギキョウより花茎が長く伸びることもある。

    2016年7月20日

    2015年7月


  • ナガバツガザクラ

    ツツジ科 ツガザクラ属 ナガバツガザクラ 長葉栂桜
    学名:Phyllodoce nipponica Makino var.oblongo-ovata Toyok.

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    通常のツガザクラより若干葉が長いことで区別され、月山以南がツガザクラ、

    鳥海、栗駒以北がナガバツガザクラとされるほか大きな違いは無い。
    岩手山の鬼ヶ城尾根を中心に岩壁の影などに見ることができるが、多くはない。
    花期は6月下旬~7月上旬。


  • アオノツガザクラ

    ツツジ科 ツガザクラ属 アオノツガザクラ 青の栂桜
    学名:Phyllodoce aleutica

    アオノツガザクラ

    岩手山~八幡平にかけての比較的標高の高い場所に見られる。
    特に積雪の多い雪田の縁などによく見られる。
    花期は7月上旬~中旬。一部6月下旬。