
Androsace sp.
撮影 2007年7月6日 果洛州 瑪沁県
【 トチナイソウの仲間 Ⅰ 】と【 トチナイソウの仲間 Ⅱ 】の中間サイズ。葉はⅡより小さく、花茎を囲むように椀型に輪生する形状からⅠに近い種類と思われる。花茎の長さの中間サイズで、花数はⅡよりやや少ない。日本のトチナイソウに近い形。花色は白が多いが稀にピンクもある。
Bistorta sp.
撮影 : 2007年7月7日 青海省 果洛州 大武鎮郊外
葉など遠くから見ると【 ウルップソウの仲間 】によく似ている。違いは花の形や蘂が長いことと、花茎に托葉があることなど。
撮影 2004年6月8日 青海省 果洛州 班瑪県 江日堂
トチナイソウの仲間かと思ったら、青海省特産の1属1科の植物だそうです。
【 ヒマラヤの青いけしBluepoppyの旅 】のaoikesiさんより情報を頂きました。
【 Pomatosace 】で検索をかけると【 チベット高原植物記 】というサイトで画像付き解説を見ることができました。
河原で休んでいて、目に付いた花。
写真で見ると大きそうですが、ものすごく極小です。
花はサクラソウ科トチナイソウ属の特徴をもっているけど、花が小さいのに萼はやや大きく花弁からはみ出しているのが面白い花。萼は星のような形で中央はドーム状になっています。三角のツバが5つついた帽子のようにもみえます。
たくさんあるけど、小さく全体に淡い赤褐色で目立たず、車窓から見つけることはできない。
休憩時に周りを注意深く観察すると見つけることができる花。
Lonicera sp.
撮影 2007年7月5日 巴顔客拉山口 4600メートル付近
これはちょっと自信ありませんが、スイカズラの仲間ではないかと思います。
高さは3センチ程度ですが、茎はコケモモのような木質で葉は対生。
『ヒマラヤ植物大図鑑』で花の形がもっとも近いのはロニケラ スピノサ(Lonicera spinosa)ですが、0.3-1メートルとあり、それよりも小さく、画像の通り蘂が短いのが特徴。
蘂が短いもので近いのはロニケラ ルピコラ(Lonicera rupicola)です。
ツツジ科にも似ているが葉が対生、花弁が細く、花冠が長く、蘂が花冠に合着しているなどから判断。
下の画像は大きさの比較のため、飛んできた蜂と撮ったものです。
Podophyllum emodi
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ポドフィルム・エモディー
Podophyllum emodi
撮影 2004年6月8日 青海省 果洛州 班(王馬)ペマ県 江日堂
個人的にチベットでいちばん驚いた花で、同時に気に入った花。
最初は花が終わった葉だけのものを見つけてヤブレガサだと思ったら、周辺に蛍光ピンクの異様な花の集団。しかも、この植物は葉よりも先に花が咲くので、太い茎の先に大きなピンクの花をつけている様子は、できの悪い造花の様にも見える。ところが、よく観察しているうちに蛍光ピンクの色にもなれて、花弁のピンクが実はとても綺麗な筋状の模様からなり、中心部から外側に向かってのグラデーションも非常に美しいことがわかる。そのころには派手な蛍光ピンクの色が、実は濁りのない純粋なピンク色であることに気付かされる。
花が終わると、先にも書いたとおりヤブレガサのような葉を大きく広げ、花の跡には実をつける。
インターネットでこの花の名前(Podophyllum emodi)で検索をかけると、うちの深山花鑑以外はほとんど抗がん剤関連の記事ばっかりです。チベットの植物は漢方薬も多いけど、今の時代の最新の医薬品開発にも貢献しているんだなぁーと、今思うともっと写真を撮ってくればよかった。
青海チベットでもかなり南の班(王馬)ペマ県という四川省との界に近い場所です。
周辺は針葉樹の森に囲まれた、とてもいい環境です。
日本で近い種類を探すとメギ科の【 サンカヨウ 】。花の色も花数も全く違いますが、よーく見ていると似ているような気になってきますよ。交配させてピンクのサンカヨウなんてできないかなー?なんてことを考えてしまいます。
Incarvillea
青海チベット 2004 2006 2007
青海チベット 果洛州 班(王馬) ペマ 大渡河
2004年6月8日
青海チベット 果洛州 尼照(王馬)峠 六道班
2006年7月13日
インカルヴィレア
Incarvillea
まとめて3年分のインカルヴィレアです。
とっても派手な目立つ花です。
チベットや中国の女性はショッキングピンクの服を着ている人が多いが、この花の色も同じような派手なピンク。
現地では6月~7月中旬までが花期のようです。
株の大きさや姿は標高によって変わりますが、花そのものの色や形は同じでした。
日本でも園芸品種として流通しています。
うちの庭にも植えてます。画像は続きをどうぞ。
昨年の【 コリダリスの仲間 2006 】でも紹介した、5000メートル近い厳しい気象条件に生えるコリダリスの仲間です。
この花の最大の特徴は、花が密生、細かく美しい葉、何と言っても、花色のバリエーションが豊富。なんとしてでも園芸種として普及してもらいたい花です。
今回、いい感じの画像が撮れたのは上の2枚で、白と黄色クリーム色。
ちょっと失敗したのが、ピンク、黄色クリームのグラデーション。
昨年の画像とも比較してご覧下さい。
【 コリダリスの仲間 2006 】
きっと、この花の魅力にはまりますよ!!
花の種名などわかる方は、ぜひ教えてください。お待ちしています。
2006青海チベット
ペディクラリス(ゴマノハグサ科シオガマ)の仲間
Pedicularis
先にもちょっと変わったシオガマギクの仲間を紹介しましたが、チベットには様々なシオガマギクの仲間が咲いています。もちろん、標高や環境の違いによっても変化するのでしょうが、日本に咲いているものとよく似ていたり、違っていたり。正確な種類はわかりませんが、見ていると飽きない花の一つです。
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標高4,800メートル付近の河原の荒地に様々な種類の花と一緒に埋め尽くすように咲いています。
日本のネムロシオガマによく似た花です。
左:標高4800メートル付近。
中央:標高3700メートル付近。
右:標高3200メートル付近。
今回、僕が注意して探していた花の一つがコリダリスの仲間。チベット周辺には数多くのコリダリスの仲間が見られ、前回訪れた時にも真っ青なコリダリスが咲いていました。
今回、時期が少し遅かったせいか、標高の低い場所のコリダリスはすっかり終わってしまっていたが、標高5000メートル付近でコリダリスの仲間と思われる花を見つけることができた。この標高になってくると、撮影する自身も酸素不足からか思考能力が落ちて種類の判別のための観察も疎かになってきて、帰ってから画像を見ながら判別という状態。下の画像はコリダリスの仲間と思うのだけど、種類などわからないので、ご存知の方はコメントをお願いします。
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青けしに次いで魅了された花です。
前回の【2004年輪生する葉を持つコリダリス】も驚きでしたが、この花の色合いにすっかり虜です。
今年も見られることを期待している花の一つです。