青蔵花鑑
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2007年8月30日

ゲンティアノプシス・パルドサ

  

撮影 : 2006年7月14日 青海省 果洛州 瑪沁県 雪山郷

ゲンティアノプシス・パルドサ
リンドウ科 : Gentianopsis paludosa

アムネマチンに近い小川の河原に沢山みられた。
2007年の西寧-貴徳間の貴徳側の河原でも見ることができた。
草丈は30センチほど。
川石の転がる荒地にしか見られなかった。

2007年8月23日

クワガタソウ属 ヴェロニカ・ケファロイデス

Veronica cephaloides

撮影 2007年7月7日 果洛州 瑪沁県

遠目には小型のワスレナグサと勘違いしてしまいそうな花。ワスレナグサは花弁が5裂、ヴェロニカ属は4裂だということ。【 ヒマラヤ植物大図鑑 】より、長毛に覆われていることと、花弁の下側の1枚が他と比べて細いことなどからヴェロニカ・ケファロイデスと判断しましたが、右の画像の花は少し葉の形状が異なります。

とっても濃いブルーが印象的な花です。

2007年7月22日

アヤメ科 2007年 小さなアヤメ Ⅲ

 
標高3400メートル付近の草原に点在する。シャガによく似ているが草丈が低いわりに花が大きい。
撮影 : 青海省 共和県 2007年7月4日

2007年7月18日

アヤメ科 2007年 丈の大きいもの Ⅱ

この花はシャガによく似ていますが、標高の高い場所に生えているわりに、大型化します。
草丈は40~50センチ。

  

撮影場所 : 果洛蔵族自治州 達日県 上貢麻
撮影日 : 2007年 7月6日

アヤメ科 2007年 丈の大きいもの Ⅰ

  

青海省では比較的ポピュラーな花らしく、青海湖へ至る道の両側、特に河川周辺や湿原の縁などでよく見られる。ただし、地元の人々は『馬藍花』(次が違うかもしれませんが『マーラーファ』)と読んで、他の大型アヤメと区別はしていませんでした。
上の画像のアヤメは形はカキツバタに似ていますが、やや細い白い弁が3枚出ていて、特に出始めは先が尖り、上から見ると白3弁、紫3弁が星型のように見えとても美しい花です。

花期は6月上旬からで、この時期としては最後のほうでした。

正確な種名はわかりませんでしたので、ご存知の方は、ぜひコメントへお願いいたします。

2007年7月14日

メコノプシス ホリドゥラ 2007

Meconopsis horridula

何と言ってもこの花の美しさは別格です。
スカイブルー、マリンブルーが最も美しいですが、青色のバリエーションも豊富で淡い紫まで様々な変化を見せます。
全体に鋭い棘で覆われていています。低い標高に生える株は総状花序になることが多く、葉が大きく茂る分棘も疎らになります。高い標高でも株の付け根では花茎が一緒の場合もあり、地中にも茎が伸びているため外見的には1茎1花でも総状花序である場合もあります。
   

今回は花期に少し早かったのと、やはり野生の高山植物だけに昨年のような大群落とまではいきませんでしたが、数多くの小さな苗を確認できました。おそらく数年おきに気候条件などが重なった年に大きな群落で花を咲かしてくれるのかもしれません。
それでも、今年は旅行中のお天気に恵まれて、アムネマチン山塊の雪山をバックに青いケシの写真を撮ることができました。

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2007年5月23日

コリダリスの仲間  2004年

日本でコリダリスの仲間といえば、黄色い花をつけるキケマン、青い花をつけるエンゴサクが有名。
コリダリスの葉は互生するものが多いが、チベットのこの地域には輪生する葉を持つ種類がある。
しかも、針のように細かい葉で、葉だけを観察するとコリダリスの仲間とは思えないが、花は間違いなくコリダリスの特徴を持っている。
  

左のコリダリスは中央のと似ていますが、純白に茶色のアクセント。中央はクリーム色で比較的大株になります。右は左の白いのと似た感じですが真っ青なコリダリス。
どれにも共通しているのは、茎に輪生する細い葉。

撮影場所は青海省。四川省に近い長江の大支流、眠江上流の大渡河。かつては長江の正源とされた地域。
撮影時期は6月上旬。

ネットで情報を得まして、輪生する葉を持つコリダリスで近いものを見つけることができました。
【 Asian flora 】の画像から判断すると【 Corydalis cytisiflora 】が最も近いような気がします。場所も四川省松藩(九寨溝に近い街)らしいのですが、同じ眠江流域なので【 Corydalis cytisiflora 】かこの近縁の種類と考えることができそうです。

更に情報を集めています。
どなたか、わかる方いませんか~?

2007年5月21日

メコノプシス・ホリドゥラ 2006 Ⅰ

やはりなんといっても、チベットといえばこの花でしょう!!
真っ先に、皆様のご期待に沿うようにこの花をアップします。
しかも、大量の画像でたっぷりとチベットの青けしこと『メコノプシス ホリドゥラ』をお楽しみください。
  
左:中:右 標高4500メートル付近 撮影 7月12日
  
左:中: 標高4500メートル付近 撮影 7月12日 
右: 標高4300メートル付近 撮影 7月13日 
  
左: 標高4500メートル付近 撮影 7月12日
中:右 標高4700~5000メートル付近 撮影 7月13日

先ずは縦画像をアップしました。
撮影場所など詳細は後々、書き足して行きます。

メコノプシス・ホリドゥラ 2006 Ⅱ

今回の青海チベットでホリドゥラを目撃できたのは4箇所。最初の目撃箇所は峠の下りで青けしと同じ色の青空に恵まれました。峠は4500メートルを越える高さで、青けし以外にも数多くの花々で埋め尽くされていました。
次の青けし目撃箇所は、標高4500メートルのなだらかで雄大な谷のような地形で黄色い花畑の中にポツポツとちりばめてあるように咲いていました。再び、標高4700メートル強の峠に、そして今回最も青けし密度の濃かった標高4700メートル~5000メートルの高原~峠に至る地域。
どこの青けしも色が個々に違い、濃い青からスカイブルー、紫など美しい花を見せてくれていました。。
青けしは1番花がやや終わりかけのものもあったが、ほとんどがちょうど見頃で、周辺の花々もちょうど満開で天上の楽園を思わせる花畑でした。
途中の浅い川を渡河する際には、向こう岸の花畑が特にすばらしかったわけですが、高山病の症状がでていた人にとっては、三途の川の向こう岸の花畑に思えたかもしれません。