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2007年6月30日

明日出発

いよいよ明日出発です。
昨年は上海経由で1日で青海チベットの玄関”西寧”に到着できましたが、今年はチケットの手配が遅れてしまったため、北京経由。しかも大阪1泊、北京1泊となってしまいました。
青けし【 メコノプシス ホリドゥラ 】との再会は7月4日のグーラ山峠の予定です。
昨年より1週間早いので開花しているか心配ですが、昨年の青けしの中でも1番花が終わっているものもあったので、おそらく大丈夫でしょう・・・。

留守中はコメントがあってもブログに反映されません。
帰宅後に更新作業を行いますので、ヨロシクお願いします。

それでは行ってまいります。

2007年6月 4日

サウスレア(トウヒレン)の仲間

2006青海チベット

キク科サウスレア
Saussurea
 
一見するとグロテスクな植物に見えるが、よく観察するとフキノトウにも似ている。フキノトウと同じキク科だが、フキのように葉が別に生えているわけではない。チベットでも4300m以上の高地の荒地を好むようだ。
下の画像は花をつける前。

トチナイソウの仲間

2006青海チベット
サクラソウ科 Androsace
日本ではごく一部の山にしか産しないトチナイソウの仲間。
チベットに限らず大陸にはこの仲間が沢山、しかも大きな群落をつくって咲く姿も見られる。
この仲間の多くは同じ茎につける花なのに中央部がピンク、オレンジ、黄色などとバリエーションがあるものが多い。標高が高い場所や苛酷な環境化に咲く株は密生し茎が短いものが多い。ほとんど茎がなく地面から直接花が咲いているように見えるものもある。
 

 

撮影:2006年7月12日-13日
    青海チベット 温泉-花石峡-大武鎮のいたるところ。

トチナイソウは岩手県早池峰山にも見られるが数は少ない。
モンゴルでは草原に咲く。

2007年6月 2日

2007青海チベット旅程&マップ

いよいよ青海チベットフラワーツアーまで1ヶ月です。
マップができたので公開します。
旅程も多少(日本から西寧までが)変更になりました。

昨年との大きな違いは、花石峡から先に進んで、黄河源流方面か玉樹手前の黄河流域と長江流域の分水嶺となるバヤンカラ峠のどちらかに向います。
ちなみに4年前は南の達日を経由して班馬という町まで行きました。こちらも満掌峠を越えると黄河流域から長江流域に入ります。

7月1日 花巻発-大阪伊丹空港

7月2日  午前 関西空港-北京空港
      北京泊

7月3日 朝 北京-西寧 昼到着
      塔尓(タール)寺見学。
      拉背山口(標高3780)経由-青海湖。
      青海湖草原賓館泊

7月4日 朝、青海湖発 共和県経由。 昼 河卡鎮。 
      ※1 河卡山口(標高3980)花の群落。
      ※2 卾拉山口(標高4300)メコノプシス ホリドゥラ群落。
      花石峡
      瑪多泊

7月5日 朝、瑪多発。
      黄河源流の鄂陵湖(またはバヤンカラ峠)まで行き
      瑪多
      花石峡まで戻り泊

7月6日  花石峡鎮発、
       以降高山植物群。
      ※3 沁馬雪山峠付近、ホリドゥラなど高山植物帯。
      ※4 尼照瑪山山口手前20km付近より、高山植物高密度地帯。
         ホリドゥラ至る所にあり。
         尼照瑪山山口下山数kmより黄色いけし(メコノプシスインテグリフォリア)
         大群落あり。
      夕方、大武鎮 果洛賓館泊

7月7日 朝、果洛賓館発、アムネマチン展望へ出発。
      ※5 雪山手前数キロまで行く。
      赤いけし(メコノプシスプニケア)草原に点在。花密度濃い。
      夕方早めに、大武鎮 果洛賓館泊。

7月8日 早朝、果洛賓館発。
      朝食後、貴徳へ向う。
      ※6 大武鎮-拉加鎮間の峠に薄紫のケシ
          (メコノプシスクィントゥプリネルヴィア)点在。
         プニケアなども散在。
      沢沿いなど、ホリドゥラの低山タイプが点在。
      貴南県の砂漠を展望。
      夕方、青い黄河で有名な貴徳。
      夕方西寧着泊。

7月9日 午前中
      西寧市内ショッピング。
       昼の便で北京へ。
      北京泊

7月10日 北京観光
      北京泊

7月11日 朝 北京-関西空港
      夕 関西-花巻空港

ゆっくりしてたら、上海便がとれなくなってしまい、急遽北京経由になりました。
西寧までは上海より北京からのほうが多少安いのですが、便数が少なく当日西寧入りの便は取れませんでした。帰りも同じだったので、北京まで来たならもったいないので観光を1日入れました。

メコノプシス・インテグリフォリア

2006青海チベット
 メコノプシス インテグリフォリア
 Meconopsis integrifolia
 メコノプシス属の中では比較的大型のインテグリフォリアは遠くからでも目立つ真黄色の花をつける。
 草丈は50センチ程。大きな花を複数つける。葉は細かな毛で覆われている。
 標高は4300メートル~3200メートル前後に多く、場所によっては大群落を作るが、ほとんどの場合やや草丈の高い草原に点在する。
 

メコノプシス・クィントゥプリネルヴィア

ケシ科 Meconopsis quintuplinervia
深紅のケシのプニケアと同じような場所に生える。
大きさや特徴はプニケアによく似ているが、少しだけ花弁が短く、ひじょうに優しい感じの紫色の花弁。
  

メコノプシス・プニケア

ケシ科 Meconopsis punicea
メコノプシス属の中で唯一、深紅の花をつける。
しかも、花弁は長く垂れ下がる独特の姿と、周りに不釣合いなほどの赤が印象深い。
ホリドゥラなどよりは低い標高の4000メートル~3000メートルくらいまでの草原や低木でよく見られる。
 

 

ペディクラリスの仲間 Ⅰ

2006青海チベット
 ペディクラリス(ゴマノハグサ科シオガマ)の仲間
 Pedicularis

先にもちょっと変わったシオガマギクの仲間を紹介しましたが、チベットには様々なシオガマギクの仲間が咲いています。もちろん、標高や環境の違いによっても変化するのでしょうが、日本に咲いているものとよく似ていたり、違っていたり。正確な種類はわかりませんが、見ていると飽きない花の一つです。
 
 

標高4,800メートル付近の河原の荒地に様々な種類の花と一緒に埋め尽くすように咲いています。
日本のネムロシオガマによく似た花です。

  

左:標高4800メートル付近。
中央:標高3700メートル付近。
右:標高3200メートル付近。