A snowball

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いつも朝はBSの海外ニュースを見ています。

どうも国内ニュースは面白くない。政治家はきれいな言葉を並べるばかりで何をするのかしないのかはっきりわからないし・・・。法律も施政も専門家がいなければ理解できない状態の国家では、国民と政治がまったく接点が無いのは当然のことで、かなり末期症状。そのことはまぁ追って書くとして・・・。

海外ニュースを見ていると、それだけでも時々有識者ぶってる人間が云う、「海外では」とか「世界では」とか「海外競争力」とかが一面的な部分でしかないことがうかがい知ることができて面白い。

お気に入りはABC、カタール アルジャジーラ、スペインTVE。スペインTVEは単に時々出る女性のキャスターが好みなだけだけど、内容はスペインはバスクなど地方自治権の問題が山積してるので毎度地方と中央の政局話とテロの話題。フランスF2やドイツZDFがニュース的には多彩で面白い。中国は良いニュースも悪いニュースもキャスターが胸を張って伝えているところがとても面白い。内容で表情があんまり変わらないで「メラミンがこんなにいっぱい出てきたぞー!!」てな感じ。もちろんNHKが多少編集でニュース項目を抜粋してるのでしょうが・・・。

今日は朝ABCのワールドニュース「今週の人」をみてたら、大金持ちのウォーレン バフッェト Warren Buffett 氏が紹介されてました。大金持ちのの投資家ですが、短期の株の売り買いで利益を上げるのではなく、企業の本質を見定めて株の長期保有で安定した経営環境を作り利益を上げさせて自身も配当利益を得ている、近年注目されている人物です。最新の金融工学のサブプライムとかで意気消沈のアメリカ経済の中で、このような堅実というか本来あるべき株式投資のスタイルに注目が集まっているのでしょう。

彼の言葉として最後にキャスターが紹介したのが「人生は雪だるま(雪球)、多少湿った雪と坂があるだけでいい」。

そうなんですよね。株式にしろ、先物、FXにしろ少しでも先ずは投資しなきゃお金を増やせない。

でも、ものづくりで食べている人間からは、なんでお金を持っていて投資しているだけの人たちだけが多くのお金を手にして、現物や実際に人々が受けるサービスを生み出している人たちは利益をだすことが困難なのか・・・とても悲しい気持ちになります。

利益は投資家のもの。

いまの風潮をみているとそんな気がしてきます。

日本の企業ですらまるで人、モノ、技術をネットの株の投資のように簡単に損得勘定だけで電子上の出来事のように撤退や事業の譲渡、買収をしている。

企業のものづくりやサービスを生み出す力が長期的に見てどんどん失われているような気がします。

企業だけではなく、最近は地方自治体も短期的な損得勘定だけで地域の資産を安易に安売りしたり、事業廃止をしたりしています。長期の展望と住民の経済事情も総合的に判断した損益計算をしない、数字と感情だけに支配された状態といってもいいでしょう。

情報技術の発展が、大事なことまで簡単に短期に決してしまっているような気がします。

私はスローライフではなくてスローエコノミー「長期の投資を中心とした経済」とスローガバメント「長期の人々の暮らしの安定を最重要にする地に足のついた政府」の必要があると思うのですが・・・。

 

まぁ、いまは坂を転がり落ちる負債雪だるまの地方自治。

落ち着いて考える長期の施策なんか住民も政治家も無視する御時世。

最近は負債雪だるまをいくつかまとめて雪山にしてどうにかしようという考えている人たちがあまりに多いのでした。

負債を抱えた自治体向けローンでも作ったら大儲けできるかな(笑)

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このページは、malmaが2008年10月 4日 22:40に書いたブログ記事です。

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