護美箱

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ゴミ箱は護美箱であり護身箱でもあるのですが・・・。

毎回北海道旅行をして一部の自治体のゴミ箱撤去の動きが増えていることに大変困っています。

正直、大都市圏の自治体なら家庭ごみの多さなどから大変だろうなーと思う面もあるのですが、北海道は全道的に観光振興に力を入れていて、複数の自治体に跨って旅行することが多い地でもあり、購買地、消費地、ゴミ処理地が自治体を跨ぐことは当然といえば当然。にもかかわらず、一部の自治体がゴミ箱を撤去し始めると、関連する周りの自治体が大きな迷惑を被るのです。

事前にゴミ箱がないと知っていれば、手前の自治体では物を買わなくなりますし、ゴミ箱の無い自治体で購入したものを、次のゴミ箱のある自治体へ持ち越してしまいます。

一見、ゴミを持ち帰りましょう、ごみ収集の行政サービスは住民のみという考えは、当然のように思えても、長期の旅行者や周り自治体のことを考えない身勝手な行為なのです。

多くの自治体が滞在型観光を目指してたりするわけですが、滞在型を謳うならば尚のこと、分別ゴミのゴミ箱を観光客にもわかりやすく且つ利用しやすいよう設置しなければなりません。

また、国も自治体も資源リサイクルを進めるためにゴミは資源だと言ってはいるけど、現実としてはこのようにゴミは厄介者でできれば受け入れたくないという意識が強いのだともいえます。

もちろんゴミ箱だけではありません。様々な行政サービスを観光客や旅行者が利用できる体制が、立派な観光施設を作るよりずっと有効な場合もあるのです。

たとえば、市町村の歴史民族資料館や図書館、プール、公民館はもちろん、民間も含めて病院の位置や診療内容、時間なども判りやすく利用しやすいようにすることが、滞在型観光を実現する上でもっとも重要なことなのです。その中でゴミの受け入れというのも重要な行政サービスなのです。それらが、うまく機能し、観光客も利用するようになれば自ずと滞在時間が増え、消費量も増し、地元が潤い、その分の税収も得られるのです。

たしかに、旅行者や観光客の持ち込むゴミの中には他の自治体で購入したものも多く含まれますが、それは旅行社が移動する特性上仕方が無いことで、逆に、自分の自治体で購入したものが次の自治体でゴミとして出されることもあるのです。ですから、自分のところで買ったもののゴミしか受け入れないというのは身勝手というほかありません。

とても簡単なことなのです。観光客に少しでも地元のものを買ってもらい、少しでも長く滞在してもらいたいと思うなら、きちんと行政サービスも受けられるようにすれば良いのです。居心地がよければ人はそこに留まりたいと思うものなのです。

しかし、本当の旅行者の利便性を重視し、観光振興を図りたいと考えているなら、ゴミ箱など撤去し観光客の利便を考えない自治体は都道府県などで観光パンフなどのページを削減し、逆に観光客にも行政サービスを同じように展開している自治体にその分のページを配分することも観光立県を勧めるために必要だと改めて感じました。

 

とりあえず、北海道日高町と京極町では今後は買い物をしないことにしました。

(その場で食べたりする分だけならいいけど、飲料など持ち越してしまう分は他の自治体にわるいのでそのような自治体での買い物を控えることをお勧めします。)

他にもゴミ箱撤去を進めている自治体では買い物をしないことをお勧めします。

でも、今回名指しした日高町と京極町は僕の移動ルート上もっとも重要でいつも泊まる所だけにゴミ箱が無いということは毎度ここで手痛い打撃を被るのです。車の中がペットボトルや弁当の空でゴミ箱状態になってしまいます。今回はそういうことで日高町では何も買わないで通過して札幌まで、札幌で食料を買って京極町では車中で寝るだけにして、長万部で買い物とゴミを棄てるようにしました。

 

でも、そんな中、いつも偉いなー!!凄いなー!!感謝だなー!!と思っているのが大曲の花火大会。

あれだけの観客の出すゴミを全て持ち帰らせずに、大曲で処理していること。

これには頭が下がります。ですから、せめて観光客のできることは大曲へは物を持って行かないで、全部現地で購入してあげましょう!!

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このページは、malmaが2008年9月 7日 21:55に書いたブログ記事です。

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