
さて、本題のイトウですが中型魚までの状態は、やはり本場北海道で非常に状態は良いのですが、大型魚になると養殖イトウ特有の丸顔になっています。展示水槽は外光の入るスペースのため時間帯によって映り込みが激しく見づらい。ただし、浅い水槽で上から覗き込めるのイトウの大きさをより実感できる。
稚魚コーナーにもイトウの稚魚が展示されていました。ここは、様々なサケ科魚類の稚魚を身近に観察できるのでお勧めのコーナーです。
成魚の展示はもう少し水槽内部に工夫の欲しいところです。
でも、僕は道東釣行をすると必ず半日以上ここで魚を眺めて過ごします。
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撮影場所:
【 札幌豊平川さけ科学館 】
撮影2002年
ここは、比較的小さな施設ですが名前の通りサケに特化した展示施設です。
池にイトウが泳いでいます。
小さな展示水槽では間近に魚を観察できます。アルビノなども展示されることがあるようです。小さい水槽なので魚は頻繁に状態の良いものと交換されているのかもしれません。半地下のようなところから外池の魚を見ることができますが、養殖池の中のようです。
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撮影場所:
岐阜県 【 世界淡水魚園水族館 アクアトト 】
岐阜県各務ヶ原市にある淡水魚に特化した水族館。
新しい水族館なので飼育方法も、かなり養殖→アクアリウムへ転換しています。
旧来の淡水魚飼育では『底砂をしかない・障害物を置かない・水槽壁面をブルー、白にする』などなどでしたが、近年はアマチュアのアクアリストの水草水槽や熱帯魚水槽の飼育方法が水族館でもだいぶ定着するようになってきました。
ここのイトウ水槽にはちゃんと底砂と流木があります。施設が新しいせいかイトウの状態は良いと思います。また、その他の渓流魚についても比較的状態もよく、展示方法も他より優れています。
今回はイトウを中心に3つの施設をみてみました。
イトウは水族館の展示でも人気のある魚種ですが、せっかく見に来てくれたお客さんが『ワァー!!』って声を上げたくなるような展示を目指して欲しいものです。実際には鰭が欠損していたり、奇形だったり、状態の悪いものが多すぎです。
アメマスのアルビノです。黄金色で人工的だけど美しいですね。自然界でも発生しますが、これだけ目立つ色だと厳しい自然環境の下では生存率が極端に下がります。その他の機能的なところはまったく変わりありません。ニジマスなどのアルビノは有名ですね。ちなみにアルビノは何のために作出されるかというと、養魚場で魚の成長具合を目視しやすいように入れられています。成長に差がないので魚の仲間内では差別とかはないのかもしれません。まぁ強いものだけが先に大きくなる世界ですから、体の色は関係ないのかもしれません。とはいっても、養魚場でも目立つ色なのでタカやトンビに狙われやすいようです。
撮影場所:
【 札幌豊平川さけ科学館 】
撮影2002年
ところで、水槽の中でいろんな渓流魚を一緒に飼っていると、同種間でしか喧嘩をしない魚や、異種であっても縄張りに入ると喧嘩を仕掛ける魚がいます。渓流魚はお互いの種の違いを認識しているのでしょうか?ちょっと興味深いですね。
僕が研究者だったら真っ先に取り組みたい分野です。