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メイン タイメンギャラリー

2014年9月25日

大興安嶺・黒龍江 釣行記 II

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9月20日
朝食時に宿の老板から朝市で買ったというレノックを見せられる。
朝市では様々な魚が売られていたが、トラウト類は見当たらない。
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北極村の西側(上流側)からポイントを探しながら遡行。
川幅は400mという。対岸はロシア領。
釣果1尾目は5センチにも満たないハヤと思われる魚。
フライに15センチから20センチ程度の小魚が出るが、なかなか掛からない。
諦めて、同行のS氏にタックルを預け見物。
何投か目で15センチ程度の魚がヒット。
よく見るとアブラ鰭がある。
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グレイリング。
黒龍江での最初のトラウト釣果は小型のアムールグレイリング。
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背鰭が大きくなるのが特徴のグレイリング。
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黒龍江の岸辺の山々は大興安嶺。
白樺と唐松を中心にした森林地帯。
この時はちょうど黄金色の黄葉の真っ盛り。
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この日は2尾のアムールグレイリングだけで終わったが、チームの中では上流のポイントで大物のアタリと目撃もあり、翌日の期待が高まる。

2014年9月24日

大興安嶺・黒龍江 釣行記 I

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2014年9月18日から中国黒竜江省の大興安嶺、黒龍江(アムール川)の北極村に美鱒探訪の旅に。
釣行隊は2004年チベット釣行のメンバーから僕を含めて3人。今回は1名加わり計4名で黒龍江でのトラウトフィッシングを行う。
日本から黒竜江省のハルピンまで3時間。
伊藤博文暗殺の現場でもあるハルピン駅。
先ずは北部の大興安嶺に向かうためにハルピンに1泊し、翌19日にハルピンからモーホー(漠河)に飛行機で向かう。
約1時間半のフライトだがモーホーの空気は澄んで冷たく、山々は黄金色に黄葉して秋真っ盛り。
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モーホーの空港から黒龍江(アムール川)の河畔の村、北極村までは片側2車線の立派な高速道路で1時間(70km)。
北極村は急激なリゾート開発の進み村から町への変貌している最中といった感じ。
北極村に到着した釣行隊は先ずは黒竜江へ下見兼最初の釣りのため向かう。
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川幅は400mあるといわれている。
ポイントは絞りきれず。それでも、竿を出してみる。
もうすでに日は沈みかけている。
この日は竿を出すだけに終わった。

2007年2月25日

タイメンの顔


モンゴルのタイメンの表情も1尾ずつ異なります。
優しそうな顔もあれば凶暴そうなものまで。
  
左から<真ん中<右と大きなタイメンとなってます。

水から上げると目線が下向きになってしまいますが、水中では真横からやや上向きです。

正面からみると頭が扁平なのでかわいい顔をしています。

2007年2月16日

Huchoの分布

かなり大雑把でいいかげんなHucho属の分布図です。
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図1:
   一般的な分類では
   ■アムール川中流以西、
     エニセイ川以東の薄いブルーで色分けした部分が
     【Hucho timen】の分布域。
   ■ドナウ川水系上流のピンクの部分が
     【 Hucho Hucho 】。
   ■長江上流、瀾滄江上流の
    薄いオレンジの部分が
     【 Hucho bleekeri Kimura 】。
   ■中国、北朝鮮国境の鴨緑江付近の
    黄色の部分が
    【 Hucho ishikawai  】。
   ■ロシア沿海州とサハリン、日本の北海道の
    黄緑の部分が
    【 Hucho perryi 】。

   ※ シベリア北部はほんといいかげんです。(笑)
   ※ 参考文献は
      『freshwater Fish of Britain and Europe』、
      『漁業生物図鑑 北のさかなたち』ほか
      ネット上のフィッシングサイトの釣果情報と画像から
      malmaが勝手に判断して色を塗ってしまいました。(笑)
   
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図2:
   更に勝手な解釈で・・・
   ネット上の情報でも、他に伝え聞くところでもモンゴルのアムール川水系とセレンゲ川水系とではタイメンの雰囲気が違うのではということから作成した分布図です。
   個人的な思い入れもあってこうなりました。
   ■薄水色に塗った
     モンゴルのセレンゲ川以西エニセイ川以東が
     【 Hucho Hucho 】に限りなく近いタイメン。
     というよりほとんどHucho。
   ■緑に塗ったアムール川中流から上流域が
     【 Hucho perryi 】へ進化する過程のHucho=タイメン。
   という感じにタイメンを2つに分けて考えました。
   特に、研究者の中にはモンゴルのタイメンを【 Hucho Hucho 】と同種であると考える向きもあるようですが、アムール水系のタイメンはフッヘンと同じには見えません。エニセイ川のタイメンはNHKの番組でしか見てませんが、体型はタイメンですが黒点などはフッヘンと同じに見えました。体型については水流など生息環境で変化するのであまりあてにはならないのですが・・・。
   同様に考えると、【 Hucho ishikawai  】というのは地理的にもタイメンから更に【 Hucho perryi 】に近づいてきている種かもしれません。
   ヨーロッパと長江上流のHucho属はそれぞれ急峻な山岳地帯に取り残されて独自に進化してきた種だけど、似た環境で進化してきたので当然似たような姿形になったとも考えられます。

2007年2月15日

Huchoの黒点

タイメンとイトウは明らかに違うんだけど、その違いを表すのはとても難しい。
一番の違いは黒点がタイメンの方が少なく明瞭だが、とくに小型のタイメンではイトウとの差が少なく感じる。
モンゴルで見る実物は「あぁ!!やっぱりイトウとは違うぞ!!」
って思うんだけど・・・。
イワナの場合も、「ニッコウイワナの濃い朱色の着色斑とオショロコマの朱点とどう違うんだ?」といわれると違うということはわかっていても表現しづらい。
とりあえず【 Hucho taimen 】と【 Hucho perryi 】の頭部の画像です。
違いが伝わるでしょうか・・・?

 

注目して欲しいのは頭の形よりも、黒点の現れ方です。
上2枚が【 Hucho perryi 】です。
下2枚が【 Hucho taimen 】になります。
頭部の形状については後ほど。
まず、taimenの方が黒点がずっとまばらなのがわかると思います。次に黒点の形状がperryiより明瞭だとは思いませんか?点というよりは斑に近いと思います。
よく見ると、大きな黒点は鱗2枚~3枚組みで一つの黒点模様をつくっています。
一方のperryiは黒い鱗や一部が黒い鱗がほとんどの場合隣り合わずにランダムに配されています。

次に【 Hucho ishikawai 】はというと。

より明瞭に黒点というより黒斑が現れています。黒点はtaimenやperryiよりさらにまばらです。
数枚の黒い鱗の集合(ほとんど縦の組み合わせ)で、やや縦に細長い模様です。
ヨーロッパのドナウ川のイトウのHuchenもチョウコウイトウと同様の黒点のようですが、僕は実物を見たことがないので・・・。機会があれば見てみたいですね。

2007年2月 8日

Hucho Ishikawai 想像図

Hucho ishikawai Mori 1928

イトウ属の中での比較 ※2

 ? 下顎が長いらしい。
 ? 背中が黄褐色らしい。

 ※2
   まったくの謎の魚です。
   ネットで調べると形態を表すのは以下の一文。
   「Body streamlined; interorbital width broader; lower jaw slightly longer than upper jaw or equal; scales small, covered with all around body except abdomen; head long and flattened. Yellowish brown back.」
【 Korean Freshwater Database >>korean timen 】

   他に、吉林省農業大学学報 
「鴨緑江上流のオショロコマの食性分析および生体について」
(JOURNAL OF JILIN AGRICULTURAL UNIVERSITY 1999年 第21卷 第4期 vol.21 No.4 1999)

の中にこんな一文。

『肉食性魚類(如石川哲羅魚)和其它食昆虫魚類(如細鱗魚)几乎絶迹。』
肉食性の魚類のHucho ishikawaiと昆虫捕食魚類のレノックはほとんど(かなり確定的な意味で)跡を絶つ。

参考サイト
 【 Korean Freshwater Fishes >> Korean taimen 】
 【 Korean timen 】
 【 fishbase 】

たぶん絶滅?それとも【timen】と同じ可能性もあります。
中国、北朝鮮の国境を流れる川ですからテレビではよく見ますが、釣りは無理そうです。それと、吉林省は野生生物が完全な禁猟となっているそうで、もちろん自然の河川での釣りも禁止と聞いております。

カテゴリはわざわざ作るまでもないと思いましたので、Huchoとタイメン、チョウコウイトウにエントリーしておきました。

2007年2月 5日

Hucho timen

Hucho timen

イトウ属の中での比較
 ■ 鼻先が長く頭がより扁平。
 ■ 【perryi】黒点がやや大きめ。
 ■ 【perryi】より体側の黒点が明瞭。
 ■ 体色が暗褐色から茶褐色。
 ■ 体型がより長い。
 ■ 【perryi】脂ビレがやや大きい。

2006年3月20日

タイメン 水中

モンゴルのオノン川ではタイメンを撮影するために、わざわざ水槽を作って持って行きました。
結局、水槽に入るサイズは1尾だけしか釣れずに、それ以上の大きさばかりが釣れました。
それで、デジカメのマリンパックを使って水中撮影をしたわけですが、潜ったわけではなくて、水中にカメラだけを突っ込んで適当にシャッターを押し続けるという無謀な撮影を試みたわけです。
こんな撮影方法ができるのもデジカメの良いところで、水中から上げてすぐに撮れ具合をチェックしてダメなのは破棄、それを何度も繰り返しできますし。
 

撮影中は、タイメンは紐で繋いでいましたが全く暴れる様子もなくおとなしい状態でした。その後リリースしても、急には動かずしばらく同じ場所を泳いでいて、ゆっくりと深い淵へと戻っていきました。

 
モンゴルの川は北海道の湿原の川のように植物のタンニンの影響で黒く色がついており、さらに重い流れのため細かい砂が常に舞っています。そのため大きなタイメンの全景は撮ることができませんでした。タイメンをゆうゆう撮影するためには最低90センチ強の水槽を持っていくしかありません。
方法としてはスーツケースまたはリュックサックの内寸と同じに作って、持って行く時は中に旅行用品を詰めていく。または現地組み立てで終わったら解体して持って帰る。
いずれにしても、再び大物が狙える海外釣行には、今度は大きな水槽を持って行きます!!

2006年2月 6日

モンゴル タイメン Ⅲ

学名:Hucho taimen

 

悠々と住処に戻る姿。

2006年1月 6日

タイメン 形態 Ⅱ

学名:Hucho taimen


北海道に生息のイトウ以上に扁平な頭。
小型のものは黒点も小さくイトウとの差異は少ないように思われるが・・・

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2006年1月 5日

タイメン 形態

学名:Hucho taimen


背部にperryi(北海道からサハリン、シベリア東部のイトウ)に比べて大き目の黒点が散在し、perryiに比べて大きな脂鰭が特徴。
黒点はperryiに比べて明瞭で間隔がありsalmo(大西洋サケ)属に似るがブラウンほど大きな黒点ではなく、腹部近くまで黒点が散在する。 
特に頭部の黒点はperryiに比べて少ない。
頭部は扁平で、体色は褐色だが婚姻色は体側とくに尾部にかけてが朱色に染まる。

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