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メイン ベニサケ・ヒメマスギャラリー

2010年12月15日

ヒメマス&クニマス

今日のニュースで国鱒が発見されたという。
西湖と本栖湖にはクニマスの放流記録が残っているが、今までも何度かクニマスではないかという個体が見つかっては、ヒメマスかその亜種とされてきた。
もともとクニマスの特徴はヒメマスに良く似ていて、なかなか判別が難しいとされてきた。
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単純に黒っぽいヒメマスということであれば上の写真のヒメマスも成熟個体にしては十分黒っぽいのだけど・・・。
この写真のヒメマスは十和田湖産。
十和田湖でも時折、こんな黒ずんだまま成熟し、通常のヒメマスより一回り小さなものがよく遡上する。
クニマスの姿というのはこんな感じと思い浮かべればよいのだろうか?
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黒点の現れ方も、個体ごとに違うし、通常の成熟したオスのヒメマスほどせっぱりにならないという点でもクニマスとの共通点は多い。
このタイプのヒメマスをたくさん買ったときには、ずいぶんクニマスの特徴と一致するけどなぁ・・?と思ったけど、ちょうどこのヒメマスを購入したときに、クニマスの専門家の先生と会って、いろいろ話を聞いて、ヒメマスの個体差だということを教えてもらった。
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通常、ヒメマスの成熟個体というと、この写真のように赤いボディーと緑の頭部が美しい姿。
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成熟すると降海型のベニザケの成熟した婚姻色に近い色になり、とても美しい鱒となります。

いずれにしても、今回発見された国鱒がヒメマスの亜種ではなくて純血種であれば、田沢湖の完全復活の大きな足がかりとなる、素晴らしい出来事だと思いました。
さかなクンの大活躍でした。

ただ、僕はまだ少しだけ疑心暗鬼。
できれば稚魚や幼魚の捕獲があるといいのだけど・・・。
幼魚時に頭部に一対の黒斑があるという。
ヒメマスや他のサケマスと大きく異なる特徴なはずだけど・・・。

2006年8月15日

ヒメマス Ⅱ

 
美しい紅色へと染まり始めたヒメマス。
この画像のヒメマスは養殖魚だが、ひじょうに美しい婚姻色をみせる。
ベニサケと同種であり、頭部は緑褐色で体全体が紅色になる。カラフトマスのようにオスは背が高くせりあがり、鼻先が鉤状になる。
 

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2006年4月 5日

十和田湖のヒメマス


十和田湖名産といえばヒメマスですが、もともと十和田湖には魚はいませんでした。古くから付近に鉱山があったので山師やマタギの出入りがあったようですが、祟りを恐れて魚を放流するものはいなかったといわれています。十和田湖に魚がいなかった理由は、火山活動によるカルデラ湖で比較的新しい湖で、湖の出口は奥入瀬川となって海に通じるのですが、途中に銚子大滝という滝があり魚の遡上を拒んでいたためです。また、透明度が高いことからもわかるように貧栄養湖で魚の生息には適していませんでした。
1903年に和井内貞行が支笏湖産のヒメマスを放流しこれが定着しました。和井内貞行が放流したのはヒメマスだけではなく岩魚や鯉も十和田湖に放流し、当初は鯉も順調に育っていたようです。
現在では、サクラマス、ヒメマス、コイ、ギンブナの4種が放流され。このほか、ワカサギ、イワナ、ドジョウ、イトヨ、イバラトミヨ、ヌマチチブ、ウキゴリ、ジュズカケハゼが捕獲されています。
その他、過去に様々な種類の魚が放流されてきましたが、定着することができなかったようです。

2006年1月28日

ベニサケ ヒメマス

学名:Oncorhynchus nerka nerka


ヒメマスはベニザケの陸封型(湖沼型)。
ヒメマスはサケと違って淡水もで一生を終えることもできるが、イワナやヤマメのように河川で一生をすごすことはできない。
清く済んだ冷たい水を湛える湖沼と産卵に適した湧水地が必要。

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