美鱒探訪
ipod_468-60.gif

メイン Salvelinusギャラリー

2008年1月31日

イワナの顔と魚の顔


サケ科魚類に限らず魚の正面の顔ってどこか愛嬌のあるような気がします。
  
ここまではオショロコマの顔。

  
この3枚はエゾイワナ。養殖モノですが精悍な顔つきです。
ちなみに養殖モノといっても鰭の欠損のない良好な岩魚です。

その他の魚の顔は 続きをご覧下さい。

続きを読む "イワナの顔と魚の顔" »

2007年12月16日

オショロコマ群泳

このブログになってから2年で2万アクセスいただきました。
ありがとうございました。
                    2007年12月16日
                    管理人 malma
 

オショロコマに限らず、イワナの仲間は1尾ずつその体色や性格などの特徴がちがいます。ヤマメなどは個体ごとに見分けるのが大変ですが、オショロコマは一尾ずつ名前をつけられるほどに見分けることができます。ですから、餌の時などに食べに来ないとすぐにわかります。

2007年12月12日

ブルックトラウト


いま水槽に入っている中で一番美しいいブルックトラウト。
 
普段はクレソンの中に潜んでいるので、体はやや金色掛かった黄褐色ですが、腹は朱色になっています。ブルック特有の瑠璃色に縁取られた朱点も美しく、背鰭の模様もハッキリしています。
大きさは15センチ程度ですが、顔つきも体色も立派なブルックです。

2007年11月 4日

産卵期

池では産卵のために集まってきたブルックが激しい喧嘩をしています。
 
大きさは35センチ~40センチ前後。近くの湧き口の穴の中にメスの大きなのが産卵床を掘っています。
 

どちらも大きさも強さも同じくらいなので、かなり激しい喧嘩となりました。
紅葉は終わっていますが、魚体は美しい婚姻色で朱色に染まっています。

長らく更新が止まっていましたが、そろそろ再開できそうです。

2007年8月16日

真夏の水槽

カメラも修理から戻ってきたし、昨日は池の掃除でちょうどいいブルックがいたので、少し水槽メンバーの交代をしました。
新しいブルックは15センチ程度です。
相変わらず美しい魚体です。

岩魚もいいですね。色の濃く源流ぽい岩魚に育っています。
これは、きれいなのでこのまま水槽に入れてます。

オショロコマはさすがに水槽飼育3年になってしまったので、そろそろ入れ替えたいのですが、池にもストックしてないので、9月の北海道釣行のときに確保する予定。

今回、ブルックが水槽に入って、虹鱒と山女を池に移しました。

イトウたちは大きさに差が出てきました。
けんかが絶えないので、そろそろ別水槽に移すか、池での飼育の切り替えようと思います。

2007年3月11日

イワナ


イワナの体型とか顔はものすごく個性があります。同じ川の出身でも顔貌が違うように育つときもあれば、異なる川出身でも同じ模様に育つ時もあります。
イワナに限らずヤマメなどでも同様なのですが、水槽内で同じ環境にもかかわらず、1尾ずつ異なる外見に育っていく様子は毎日見ていても飽きません。

ちょっと肥満気味のイワナですが、性格もおとなしく鰭の欠けも傷もないきれいなイワナです。

↑のイワナは少し黒ずんできました。黒いボディーの中に顔の付近が鈍い金色の輝きがあって美しいです。

最初の画像のイワナとは同じ川の出身ですが、顔の形が最初のが丸いのに対して、最後の写真のイワナは頭が扁平になっています。真ん中の写真の手前のイワナの陰に隠れているのが↑のイワナです。

2007年1月20日

日本のイワナ

今回はイワナの外見の違いについて画像を交えて紹介します。
前に背鰭の特徴もイワナを見分ける上で重要なポイント【 オショロコマとイワナの違い 】と書きましたが、今回はもう少し詳しくみていきたいと思います。

先ずはおさらい。
 
 

上の5つの背鰭の持ち主はわかるでしょうか?
上の2つがオショロコマ(左:ミヤベイワナ銀毛 右:ミヤベイワナ河川型)
中段の左がエゾイワナとニッコウイワナの中間型
中段の右がブルックトラウト
下の左がヤマトイワナです。

【 オショロコマとイワナの違い 】では「背鰭の虫食い斑がそれぞれの種で微妙に異なっていますよ」って書きました。
今回は非常に難しいオショロコマを除く日本のイワナ同士の違いについて、最初にエゾイワナとヤマトイワナで見ていきましょう。

この画像には左にヤマトイワナ、右にエゾイワナ(ニッコウイワナ系)がそれぞれ1尾づつ写っています。
遠目にエゾイワナの白斑がはっきりと見えるのが分かると思います。
概ねエゾイワナは白斑の明瞭なものが多く、特に体側は虫食い斑というより、かなり円形に近い白斑が多いのが特徴です。
 
左がエゾイワナ(ニッコウイワナ系)と右がヤマトイワナ。
ヤマトイワナのほうをみると、白斑や虫食い斑は不明瞭なのがわかります。

とくに頭部の模様が不明瞭です。また、パーマークが薄っすら確認できます。

さて比較的はっきりとその差が分かるのは、オショロコマ、エゾイワナ、ヤマトイワナなのですが、一番厄介なのがニッコウイワナの存在です。もともとエゾイワナとの境界線がハッキリしていない上に、放流事業もあり今現在で分布境界線を引くことは困難です。この2つの種は同じものと考える人もいます。
とりあえず、一般的な見分け方(多くの書籍や釣り人のいうところの見分け方)でその違いを見ていきましょう。

先ずは典型的なエゾイワナ(アメマス)です。
 
これは、北海道西別川で大きさは20センチ程度です。

 
これはエゾイワナとニッコウイワナの中間型(たぶんニッコウイワナに近い)と思われる個体です。
ニッコウイワナはエゾイワナに比べて白斑が小さく、体側中央部の大き目の白斑と背部の虫食い斑とその間くらいにやや小さめの白斑が散在すると言われています。また、エゾイワナ(アメマス)に着色斑が現れることはほとんど無いと云われています。しかし、ニッコウイワナにはもう少しハッキリした着色斑はあってもいいはずです。それに、僕の育て方ならもっと腹部が赤くなるはずですが橙色止まりなのはニッコウイワナではない可能性もあります。
 
これも、エゾイワナ(アメマス)とニッコウイワナの特徴を併せ持っています。エゾイワナにはこれほど明瞭な着色斑は現れることはほとんどないためです。しかし、腹部は白いままです。白斑の現れ方もアメマスに近ようです。

上の2つの例のイワナはどちらも標高1000メートル付近で、近年放流のない場所で採種した個体です。
昔の山猟師が背負って源頭放流した末裔のイワナたちなので、最近の下流の放流で混ざってしまったイワナ達とは違い、本来のその川にいたイワナのはずです。ちなみに、直線で20キロ程度しか離れていませんが、分水嶺を越えてそれぞれ太平洋側(上2枚)、日本海側(下2枚)のイワナです。

さて、外見での違いを書いてみましたが、実を言うと僕はあまりエゾイワナ、ニッコウイワナ、ヤマトイワナ・・・というわけ方はこだわっていません。というのも、白斑は【 オショロコマミヤベイワナについて 】で触れたように、生育環境でも大きさや形、個数が変化するので白斑の数や形状で分類するわけにはいないはずですし、着色斑ももちろん同じです。
でも、釣り人としては××川で釣った○○イワナは「大きかった!!」とか「きれいだった!!」って言いたいんですよね。まぁ、ブランドと同じかもしれませんね。「岐阜県まで何釣りに行ったの?」って聞かれて「イワナ」って答えるより「ヤマトイワナ」って言ったほうが聞こえはいいですよね。

2007年1月19日

エゾイワナ(アメマス) アルビノ

Salvelinus leucomaenis
 

アメマスのアルビノです。黄金色で人工的だけど美しいですね。自然界でも発生しますが、これだけ目立つ色だと厳しい自然環境の下では生存率が極端に下がります。その他の機能的なところはまったく変わりありません。ニジマスなどのアルビノは有名ですね。ちなみにアルビノは何のために作出されるかというと、養魚場で魚の成長具合を目視しやすいように入れられています。成長に差がないので魚の仲間内では差別とかはないのかもしれません。まぁ強いものだけが先に大きくなる世界ですから、体の色は関係ないのかもしれません。とはいっても、養魚場でも目立つ色なのでタカやトンビに狙われやすいようです。

撮影場所:
【 札幌豊平川さけ科学館 】
撮影2002年

ところで、水槽の中でいろんな渓流魚を一緒に飼っていると、同種間でしか喧嘩をしない魚や、異種であっても縄張りに入ると喧嘩を仕掛ける魚がいます。渓流魚はお互いの種の違いを認識しているのでしょうか?ちょっと興味深いですね。
僕が研究者だったら真っ先に取り組みたい分野です。

2007年1月17日

レイクトラウト

Salvelinus namaycush

特徴:
  腹部を除き全体にやや薄い緑褐色で、頭部から尾、背中から腹部、各鰭に至るまで白斑に覆われている。
  大型化し1メートルを超えることもある。
  体型は【イトウ属のタイメン】のように細長く頭部は扁平。

生態:
  原産地でもやや深い湖を生息域として、強い魚食性がある。

分布:
  アラスカ、カナダを中心とする北米地域が原産だが、世界各地に移植放流されて現在に至る。
  国内では、天然水域では中禅寺湖に生息し、水族館、研究施設など限られた場所でしか見ることができない。

 撮影:
  標津町 標津サーモンパーク 【標津サーモン科学館

2007年1月11日

オショロコマ スモルト化

オショロコマの3ヶ月間のスモルト化です。
 
撮影日 2004年1月26日
 年明けから白点虫発生で給餌制限と断続的にメチレンブルーによる薬浴開始。
 腹部の朱色が減り、背鰭の先端が黒ずみ始める。
 
撮影日 2004年2月9日
 体側の朱点の色が急激に薄くなる。
 背鰭の先、尾鰭の先が黒くなる。
 腹部は銀色となる。
 
撮影日 2004年3月13日
 オショロコマ特有の朱色は完全に失われる。
 背中から体側にかけ美しいブルー、腹部は白銀となる。
 この間さらに2尾がスモルト化の傾向をみせる。

撮影日 2004年4月18日
 1尾を除き陸封型オショロコマに戻り始める。

 

2006年10月29日

イワナの水槽飼育 Ⅰ

イワナ
 エゾイワナ(アメマス)
 Salvelinus leucomaenis

 ニッコウイワナ
 Salvelinus leucomaenis f. pluvinus

 ヤマトイワナ
 Salvelinus leucomaenis f. japonicus

 イワナの水槽飼育について解説します。
 今回解説するのイワナ属は日本に生息する、オショロコマと外来種のブルックなどを除く、エゾイワナ、ニッコウイワナ、ヤマトイワナについてです。

 種について・・・
 今回解説するこの3種は極めてよく似た形質を持っているので、水槽飼育についても大きな違いはありません。これらの3種は外見の違いは大きいですが(※1)極めて似た外見のイワナが飛地のように生息していたり、河川毎に外見の特徴が異なっていたりしていますが、分類上は一括りのイワナとしても差し支えない範囲と考えられます。特に体の色や模様については、河川環境や主食としている餌の種類によって変化がありますので、水槽飼育でもこの変化を楽しむことが出来ます。

 飼育の最適個体について・・・
 養殖岩魚は胸鰭の欠損が多く、完全に欠損してしまっていては回復はまずないと考えられます。欠損の形にもよりますが、部分的な欠損は時間がかかっても回復可能。またエラ蓋などの欠損している個体が多く白点虫などの病気も多い。欠損部分が大きいと、水槽に入れてから水カビ病などが発生しやすい。養殖魚は安定した水質で飼育している場合が多く、水質変化や水温変化に弱い傾向がある。
 養殖岩魚を飼育する利点は、餌付けが容易であり、はじめから配合飼料など安価な餌を食べてくれることや、簡単に入手可能、魚体への負担が少なく購入、輸送が可能な点など。また、個体群にもよるが、養殖は集団で飼育しているので、水槽飼育でも縄張り意識が低く複数飼育にも慣れ易い点もあげられる。
 天然魚は下流域のイワナは寄生虫の感染が多く注意が必要。ただし、クーラーの性能が不十分な場合などは下流域のイワナのほうが水温変化や水質変化に強い分向いている。上流域のイワナは丈夫なものが多いが、水温変化に弱く、高水温にも弱い傾向がある。
 天然イワナの飼育の利点は、容姿が美しいこと、水質や水温変化に強いことなど。ただし、天然イワナには縄張り意識の強い固体が多く複数飼育や大きさの異なる個体の飼育は危険。
 水槽飼育をする場合の個体選びで、養殖魚、天然魚共に一長一短があるのですが、もし近くに岩魚の養殖場があって、状態のよいイワナが飼育されているようならば最初は養殖魚から飼育するのがお勧め。天然河川や湖沼の管理釣り場で放流から時間の経過した個体を飼育するもの一つの方法です。
 また、天然魚の小型個体は都道府県によって大きさの制限があります。水槽飼育をする場合は10センチから20センチ以下が最も餌付けがしやすく飼育が簡単なのですが、このサイズでは規制対象になっている場合もあり捕獲できない場合があります。
  

水槽のセッティング・・・
 イワナは水槽飼育下でも40センチ以上に成長させることが可能な種類なので、90センチ水槽以上がお勧め。60センチ水槽や75センチ水槽でも可能ですが、大きな個体を美しく育てることはできません。
 飼育密度は飼育するイワナの性格にもよりますが、出来るだけ同じ大きさでそろえて、90センチ水槽で魚体が20センチなら5尾以下、できれば3尾以下。水槽内の岩や流木など隠れ家になるデコレーションが多ければ5尾でも可能。何のデコレーションもない状態では、弱いものいじめが起きる可能性があります。場合によって養魚場のように過密飼育(20尾以上)で縄張りの解消が見られることもありますが、水質の悪化など様々な問題が起きるので勧められません。
 底砂は大型個体の単独飼育なら必要ありませんが、複数飼育の場合、水槽内のデコレーションの転倒を防いだり、水質浄化を助けるために敷き詰めたほうがよい結果をだします。また、夏場の急な水温上昇を防ぐ効果もあります。 
                  つづく?

 餌について・・・・・>餌について
 底砂について・・・・・>底砂について
 水槽のクーラーについて・・・・・>オショロコマの水槽飼育
 オショロコマの水槽飼育について・・・・・>オショロコマの水槽飼育 オショロコマの水槽飼育Ⅱ

続きを読む "イワナの水槽飼育 Ⅰ" »

2006年8月 3日

オショロコマの水槽飼育 Ⅰ

オショロコマ
Salvelinus malma

渓流魚の水槽飼育の入門に最適な魚種。
もちろん、冷水での飼育が前提だが、病気にも強く、餌付け、複数飼育など他の渓流魚と比べて水槽飼育に適している。
天然魚でも数日で餌付けが可能で、水槽の照明や人影にも慣れてくれるので、給仕の際には物音で水面に寄ってくるようになる。成熟したオスは多少気が荒いが、よほどの大物成長しない限り共食いなどの心配は少ない。
病気でもっとも多いのは白点虫だが、ヤマメなどに比べて治りがよい。
最適水温は10~15℃で水槽飼育なら15度で±1℃の範囲で飼育するとよい。18℃くらいでも飼育可能だが体色が悪くなり、病気や餌の食いが悪くなるので注意が必要。冬場10℃以下でも飼育可能だが、体色が黒っぽくなり成熟する個体もあらわれるため、お勧めできない。成熟個体は産卵のため底砂を掘り返したり、縄張り争いで気が荒くなったり、ホルモンバランスが崩れて病気の発生率が高くなるので、成熟させないことが長期飼育のコツ。照明時間を長めに年中一定時間にするなども長期飼育に効果的。
 
小型(17センチ)のオショロコマ。
水槽飼育では15センチから30センチぐらいまで成長させることが可能。

餌はクリル(乾燥オキアミ)を中心に、マス用の配合飼料やブドウムシなど釣りで余った餌を与えるとよい。特に餌付けの際はブドウムシやクリルがお勧め。クリルは塩分、ヒゲなどが除去された熱帯魚用のものが多少高いが栄養バランスもよくお勧め。安いクリルはヒゲが残っていて手を怪我したり、魚が吐き出すなどするのでよくない。イクラ、ミミズなどは水質の悪化が早いので注意が必要。

2006年5月18日

ブルック

DSC05299.jpg
外来魚だけどとても美しい魚。
朱点の周りが瑠璃色に縁取られています。
スプリングクリークの宝石です。
でも、ブラウンのようにあちこちで増えて欲しくないですね。
トラウトマニアとしては、宝石も至る所に転がっているならただの石ころだし、なにより在来種に悪影響を及ぼす可能性が高いので、今まで通りひっそりと在来種と共存していてほしい魚の一つです。

続きを読む "ブルック" »

2006年4月 2日

人によっては


外来魚なので嫌いな人もいるかもしれませんが、個人的にはとてもきれいな模様だと思っています。自然はときどき不思議な色彩や模様を作り出し感動と驚きを与えてくれるのですが、この魚もその一つだと思うのです。
                 ブルックの体側模様

2006年3月27日

八幡平のイワナの姿

 

右が岩手県側高所で多く見られるタイプ。
左が秋田県側高所で多く見られるタイプ。
採取標高はどちらも970メートル付近。

岩手県、秋田県とも低い標高の河川では放流事業が盛んで、河川ごとの岩魚の個性は失われつつある。
高所でも放流されているが、多くは山猟師や釣り人が昔から繰り返してきた源頭放流(釣りながら下で釣った魚を少しずつ滝の上に放流していく)であり、同一河川の個体群の放流。そのため、比較的イワナの河川ごとの個性がみられ面白い。
この岩魚の河川ごとの個性は、単に遺伝的なものだけでなく、河川の環境の違いや、餌の違い、滝などで他の個体群との交流がない中で、系統群としてイワナの外見を大きく変えていく。
これが、地域全体の広がりとなることで、最近よく言われる河川の名を冠した×××イワナや○○○イワナなどと云われ、さらに大きな地方や分水嶺などの区分による、ニッコウイワナ、エゾイワナ、ヤマトイワナ、ゴギ、キリクチなどといったグループに分けることがある。

2006年3月 6日

オショロコマ

オショロコマの雄の正面です。
ちょっとぶれてますが、顎が尖っているのがわかると思います。

2006年3月 1日

アマゴの朱点とオショロコマの朱点

 

ちょっと古い画像ですが、この魚も美しいですよね。
このアマゴの朱点とオショロコマの朱点の現れかたは微妙に違います。
画像のようにアマゴが点としてポツポツ現れるの対して、オショロコマのほうは円形の形のはっきりした細かな丸点が現れます。

2006年2月21日

オショロコマ ミヤベイワナについて

個人的にもっとも好きなオショロコマがいるのは道南の鳥崎川。もちろん、ここのオショロコマは移入種で天然分布の南限はもう少し北の狩場山(千走川・・・ただし保護水面で禁漁)、釣りができるのは羊蹄山麓の真狩。
鳥崎のオショロコマは出自は特殊で、天然記念物で知られる道内然別湖のミヤベイワナが放流されたもの。
然別の最近では期間を決めてライセンス制の釣りが解禁になることもありますが、天然記念物ということで原則禁漁。
考えようによっては、唯一ミヤベイワナが釣ることができる川なのです。
現在水槽に入っているオショロコマにもこの鳥崎産ミヤベイワナがいます。

典型的なミヤベイワナタイプですが、長く水槽で飼育してわかったことは、オショロコマのパーマークや虫食い斑、朱点の表れ方は成長によって変化するということです。
ミヤベイワナの外見上の特徴としては、白斑が大きめ、朱点も大きめ、パーマークが細く縦長でブナ斑に似ているなどですが・・・

これもミヤベイワナのはずですが、普通のオショロコマの外見です。ミヤベイワナのいる北海道然別湖の流入河川にもミヤベイワナの河川残留型としてオショロコマが生息していますが、ここのオショロコマも外見上他の知床や日高に生息しているオショロコマと大きな差がありません。
実は同じ傾向がオショロコマの降海型にも見られます。
 
左が降海型のオショロコマで右が河川残留型。
河川は知床半島。
右のオショロコマは典型的な河川残留型で、写真の撮り方のせいで薄く写ってしまっていますが、もう少し濃い目の色です。
降海型オショロコマは白銀色のため画像ではわかりづらいと思いますが、ちゃんと綺麗なピンクの朱点がちりばめられているのでアメマスではなくてオショロコマです。白斑も解りづらいですがシッポのほうにアメマスのような丸い大きな白斑が見られます。これを狭い生簀で飼育すると・・・

白斑は大きめですが、色はオショロコマと同じです。着色斑もピンクから朱に、パーマークも水中では見られます。
この川のオショロコマは海から200メートルくらいで大きな砂防ダムで断絶されてしまっています。
つまり、同じ遺伝情報を持つオショロコマでも海や湖、異なった河川で生息していると外見も大きく変化していってしまうということです。
まとめ・・・↓↓↓追記へどうぞ!!

続きを読む "オショロコマ ミヤベイワナについて" »

2006年2月15日

ヤマメの目と岩魚の目

原点に立ち返り国内サケ科をUP!!

違いがわかるでしょうか?
ヤマメには黒目の周りに黒い斑紋が散在し縁取っています。
散在といっても、大きく3つの黒い斑点。画像のようにちょっと不揃いなのもいます。
画像では瞳の上が一つ、左が少し切れ掛かっていて、右の斑紋が二つに分かれています。
もっとも美しい(僕にとってですが)ヤマメは、瞳の周りに綺麗に三等分された斑紋を持つヤマメです。
ちなみに岩魚にはありません。
ニジマスにはヤマメのように整ってはいませんが同様の斑紋があります。

2006年2月13日

養殖岩魚 撮影水槽2世

 

撮影用水槽はモンゴル釣行時に1代目を作ったけど、あまりの重さにモンゴルに次に来る時、または使いたい人のためにということで置いてきました。
現在、2代目の撮影用水槽です。これも、大きさや設計が同じで重さも同じ。源流釣行時には重すぎて持っていけません。今思うとよくモンゴルまで持って行ったなぁーとわれながら感心です。
それでも、使い慣れていなくて水滴や結露の対策を怠っていたために、あまりいい画像が撮れませんでした。最近では、水泳用の曇り止めが有効だとわかり、次からはコレを利用して撮影したいと思います。
それと、魚病対策のために消毒と天日干しは欠かせません。