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2007年1月31日

サクラマス関連

最も南に生息するヤマメであるタイワン(台湾)マスに関して詳しく解説しているサイトがあります。
以前からリンクは貼っていましたが、非常に詳細な情報をアップしていましたので、ここで改めて紹介します。

【 サクラマスのいろいろ 】

サクラマスの関連した様々な資料について詳しく知ることができるサイトです。
サクラマス関連の資料を探している方にも参考になる部分が多いと思います。
お勧めサイトです。ぜひ訪れてみてください。

しかし、台湾にヤマメが生息しているなんてロマンですね。
こうなると、中国側のどこかの山奥に生息してたっておかしくないんじゃないかな?
学者は否定するけど誰もがいないこと前提で調べに行ってないし。
でも、中国って古代から不老不死を求める皇帝の命令でどんな山奥の動植物も調べつくされている感があるので、中国の学者の言うことはもっともなのかなぁ・・・。

2007年1月30日

サクラマス 特集 Ⅱ

サクラマス産卵の時のキャプチャー画像が見つかりました。

先ずは上から→方向にメスが産卵床を掘る様子です。オスが常に傍らで付き添って、時々産卵を促すように体を震わせながら密着させてメスに振動を与えます。

 

  
メスは産卵床が満足のいく深さや大きさになると産卵します。
オスもすかさず放精し卵は受精します。

人工授精と違い受精率は極端に下がります。
さらに、自然の中ではウグイやカジカ、イワナなどに次々食べられてしまいますので、メスはすぐに埋め戻します。このときにも卵が舞い上がって流されてしまうものも沢山あります。もちろん、そうならないために深く産卵床を掘るのですが。。。
また養殖の場合は卵は消毒されますが自然ではそのままなので病気になったり、死んでしまったり。
ですから天然繁殖のヤマメは産み落とされた卵の時から強運でなければ生き残れないのかもしれませんね。
水槽産卵の時も発眼率は50%以下、その後の孵化率も極度に悪かったです。でも、生まれた稚魚は丈夫そのものでした。

来月は

2月はテーマを決めてブログを書きます。
現在、情報収集その他お楽しみ計画が着々と進行中。
テーマに関連したリンク大量貼り付け準備中!!
お楽しみください!!

お楽しみ計画は水槽に新メンバーを入れる予定です。
これに併せて、入れたばっかりのニジマスには外の生簀に戻し、イワナも同じく池のほうに移ってもらって、その分の空きに現在90センチ水槽に入っているオショロコマを2m水槽に入れます。90センチ水槽を新メンバー用に空けて到着に備えます。
今回はちょっと気合を入れます。

2月のテーマ ヒントは!!

2007年1月29日

サケマス関連ドメインリンク

検索サイトで検索しても僕の狭いボキャでは、いつも同じサイトにしか行き当たらないので、直接サケマスに関連するドメインを入力して当たった所をリストアップしました。

salmo 【 なし 】
     ドメインは取得済みが多いのですが、サケマス関連はありませんでした。

salmon 【 salmon.co.jp 】
     『魚がし 北田』 築地の北田水産のホームページ。

     【 salmon.jp 】
     これは当たりだったです。( ゚д゚)ビンゴー
     北海道標津町忠類川サーモンフィッシングのホームページ。
     
salvelinus 【salvelinus.com
       たぶんスペインの釣りサイトだと思います。
       うろ覚えなんですが『salvelinus』ってラテン語で『小さな鮭』だったような?
       ご存知の方教えてください。 

yamame 【 yamame.com
      これも( ゚д゚)ビンゴー。
      フライフィッシングのサイトです。

      【 yamame.co.jp
      宮崎県西臼杵郡五ケ瀬町の『やまめの里』のホームページ。
      養魚場のようです。

      【 yamame.jp
      釣り関連のようですがコンテンツは作成中のようです。

iwana 【 iwana.jp
     『特定非営利活動法人(NPO法人) 
      信州いわなの学校』のホームページ。

     ちなみに、ムッ!!
     ときたのが【iwana.com】。
     Price (USD): $24,500.00だとよ!!

amago 【 amago.co.jp  】
     長野県の下伊那郡の『有限会社 巴屋商店』のホームページ。
     アマゴの甘露煮など、アマゴ加工食品のお店です。

    【 amago.jp
     福井県勝山市の『あまごの宿 お食事・旅館』ホームページ。

trout 【 trout.jp 】
     岐阜県を中心に釣行記が綴られているブログサイト。
   
たま~に、こんな感じでネットサーフィンも良いかもしれません。

水槽仲間 大畑様 梅花藻水槽 イトウ

以前、【梅花藻水槽】の画像を投稿してくださいました大畑様より梅花藻水槽のその後とイトウの画像が届きました。
 
画像のイトウは一年半の飼育だそうで非常に良い状態で飼われています。
梅花藻水槽で流水もあるので今後もかなり良い状態で成長するのではないでしょうか。

イトウに関して流水といえば、様々なサイトで釣り上げられたイトウの画像をダウンロードして連続して観察すると、流れの速い河川のイトウは体高があるものが多いような気がします。具体的には国内は道東の斜里川と道南の尻別川のイトウ。国外はモンゴルの中部のタイメン。中国の長江イトウ。ヨーロッパのhuchen。これらに対して、北海道道北、サハリンのイトウ、シベリアのタイメンなどが細長く、背の形状が直線的な気がします。
遺伝的なことなのか、生息環境の影響なのかはわかりませんが、どちらのイトウも王者に相応しい姿形です。

2007年1月27日

クレソン


スプリングクリークでよく見かけるクレソン(オランダガラシ)は水槽内でもよく繁茂する。
今日はこのクレソンの茂みにワサビの根を挿してみた。さて、葉が出てきてくれるだろうか・・・。

ちなみにこのクレソン、今は日本各地の清冽な泉や清流で目にするけど帰化植物なんです。
最近の外来種排斥で刈り取られる運命にあるのだろうか・・・。
クレソンの茂みが在来魚種の稚魚たちのとてもよい住処となっていることを考えると、護岸工事や変な魚礁、魚道よりよっぽどマシだと思うのだけど・・・。

グレイリング

Thymallus

動きが素早くなかなか背中の大きな鰭を広げてくれない。
水槽も暗かったので不明瞭な画像ですが、背鰭の美しさは少しは伝わるかな?

撮影: 【 千歳サケのふるさと館 】

オショロコマの森

【 オショロコマの森 】
■ 知床のオショロコマのアルバム。
■ 知床のオショロコマを撮影した写真集の一部を公開しています。

【 オショロコマの森 】
■ 知床のオショロコマの写真集についての紹介。

【 オショロコマの森 】

■ 北海道のオショロコマを紹介するホームページ

【 オショロコマの森ブログ 】

■ オショロコマなど北海道のトラウトに関するブログ。

2007年1月26日

Science to Fish2006

【 Science to Fish2006 】

■ 『サケ・マス魚類のわかる本』などの著者で有名な奥山文弥さんのホームページ。
■ 釣りを様々な角度から捉えて紹介しています。

奥山文弥のフライフィッシング

【 奥山文弥のフライフィッシング 

■ 『サケ・マス魚類のわかる本』などの著者で有名な奥山文弥さんのブログ。
■ 釣りを通して様々な話題に溢れています。

東京海洋大学フィッシング・カレッジ

当ブログでもリンクを貼っていますが、『サケ・マス魚類のわかる本』などで有名な奥山文弥先生からメールにて以下のご案内がありました。

2月のテーマは
「都市近郊の河川環境とコイの生態」です。

講義 2月13日(火)午後6時半より海洋大リエゾンセンターセミナー 
           室にて。
実習 2月18日(日)多摩川あるいは浅川にて

 講師はマルキュー株式会社の主任研究部員、澤田典大様にお願いしています。奥山も、多摩川や支流の浅川の環境と釣りについてお話いたします。

これから寒さが増してくるかもしれませんが、大学に来てみんなで魚と環境について学びましょう。
まもなく年間スケジュールもお送りできると思います。
今年もよろしくお願いいたします。

詳しくはこちら
【 海事・水産振興会-事務局ブログ 】

地方ですとこういったイベント事に参加できないのが残念ですが・・・。
興味のある方はぜひ参加してみてはどうでしょう。

おかしい???

昨日のエントリーからどうもおかしい。急にCGIの動きが遅くなったと思ったらプラグインの『MTcollect』のエラーがでてるし。いろいろ試したけど解決できなかったので、メンテと調べついでにMovableTYPEを3.3から3.34へバージョンアップしました。
バージョンアップ後はサクサク動くので可決したかと思ったら、相変わらず『MTcollect』はエラーがでています。いったいなんなんでしょう???

やっぱりこういうときにブログそのものがレンタルのところのほうが断然楽でいいですね。
最初は自分でやっていろいろ試すのに使おうと思ったけど、だんだん面倒くさくなってテンプレートも変更してないし・・・。

2007年1月25日

サクラマス特集

Oncorhynchus masou
以前にも紹介しましたが、今回は画像も少し足して紹介します。

サクラマスのペア。

オスのサイズは50センチ前後といったところでしょうか。
成熟個体を購入して水槽内産卵に挑戦。

 
オスのサクラマス。
サクラマスの名にふさわしい素晴しい婚姻色がでています。

 
オスに対してメスは地味ですが、丸みを帯びて顔も優しい感じがします。


メスは産卵床を掘り、時々尻鰭で産卵床の深さを測ります。そのときにオスは体を震わせて産卵を促すのですが、なかなかメスは産卵床の深さに満足しません。

sakura1.jpg
やがて、メスは産卵しオスが放精するのですが、本当に一瞬の出来事です。しかも、その一瞬の出来事のすぐ後にメスは休む間もなく産卵床を埋め戻します。
QuickTime サクラマス産卵シーン 注意:11MBもあります。
 ビデオ中のエンドロールのURLは旧URLです。
 サクラマス産卵シーン ビデオ


散らかる自室の一部が写ってる・・・。このビデオはHDDレコーダに直結して録画していたのですが、やはり実際に目にしてみたかったので、数時間おきに起きて観察していました。
やっぱり、実際目にしてみると感動しますね。

2007年1月24日

1周年

すっかり忘れてましたが、今月はこのブログ開始1周年だったようです。
旧ブログ『美鱒探訪』のバージョンアップの手違いでデータ消失、復旧が困難だったため引越しついでにドメインも取得、ホームページ部分の『Beautiful Trout Explorer』も削除してしまいました。
もったいないのは、以前の画像掲示板へ投稿してくださった方々の画像を紹介できなくなってしまったこと、旧ページでリンクしていた方全てに引越しの連絡が済んでいなかったこと・・・。

嬉しいこというと昨年から水槽の魚が全て生きているということ。水槽メンバーは昨年の魚+頂き物のアマゴが入って、最近ニジマスも投入したことぐらい。

これからもどうぞヨロシクお願いいたします。

魚が欲しい・・・。

この時期になると、なんでもいいから新しい魚を水槽に入れたくなってきてしまいます。
アルビノやコバルトや交配種でもいいや。。。
いっそのことショップで売ってるオイカワとかタナゴなど日淡でもいいか。。。
とはいっても、さすがに人工的に作られた品種は個人的な好みに合わないので、オイカワとかテツギョでも飼ってみようかとも思うこの頃です。
人工的に作られた品種は好みに合わないと書いたけど、実際目にしたり飼い始めたらたぶん虜になるかも。コバルトマスは小学生の時に近くの水産施設で見たことがあるけど、ものすごい綺麗でびっくりしたのを覚えています。つい数年前忍野で見たときは天気も悪かったせいかそれほどでもなかったけど・・・。
 
忍野で雨の中撮ったけど、1尾でみるとそれほどでもないけど、左の写真に通常のニジマスが写っています。くらべるとその違いが分かると思います。
僕が小学生の時に見たのはもっと青かったような・・・。

コバルトマスといえば最近の異種交配とともに、良くも悪くもいろいろ言われていますが、金魚のように鑑賞目的で作られたわけではないんですよ。
どちらも最近問題になっている外来魚対策で生殖機能を持たないようにさせるのが目的で現在は開発されています。天然水域に逃げられても増えることがないようにするのが目的のようです。その前までは生殖機能を持たせない(成熟できない)ことで脂質の富んだ肉質をもつ優良品種開発のために行われていました。さすがにコバルトマスは食用としては流通してないようですが、3倍体などは食用として流通しています。
食べるためとか釣られるためだけに作られた魚たちですが、そういった魚たちでも観賞魚として人目に触れる機会があっても良いのではと思うのですが。。。なにせ人の口に入るものですからね。
でも、最近の人は材料の素の姿で目にしてないものを平気で食するので関係ないか。そのくせ消費期限をを気にしたりして。

結論として何が言いたかったのかって?
それは青空の虹をイメージしちゃったんでコバルトマスが急に欲しくなっただけでした。

2007年1月23日

北海道のサケ科魚類展示施設といえば!!

千歳サケのふるさと館ですね。 施設が立派というだけでなく、様々なイベントや企画展も催しています。 ここにの水槽はとても立派でいいのですが、若干水槽内が暗いです。ということで館内の写真はほとんど無いです。 でも、千歳川の川の中を観察できる水中観察室の画像がありました。 写っているのはサケではありませんが・・・。 婚姻色と追星が特徴のオスのウグイです。 この観察室の窓からは千歳川の川の中を泳ぐ様々な魚を観察できます。 もちろんシーズンにはサケの遡上なんかも見られるそうです。

標津サーモン科学館

【 標津サーモン科学館 】

■ 北海道標津町にあるサケ科魚類展示施設
■ サケ・マスの遡上する水路で横から遡上の様子を観察できる
■ イトウなど様々な北海道の生息するサケ・マスの仲間が飼育展示してある。

千歳サケのふるさと館

【 千歳サケのふるさと館 】

■ 北海道千歳市を流れる千歳川河畔にあるサケ科魚類展示施設。
■ 千歳川の川の中を観察できる。

2007年1月21日

水族館にみるイトウ

Hucho perryi
  
撮影:   標津町 標津サーモンパーク 【標津サーモン科学館
  ここの、水族館の特徴はその名の通りサーモン、サケ科魚類に特化している点です。   展示しているサケ科魚類の種類は国内トップクラスに入ります。   展示施設も立派で、サケ遡上が見ることができる水路水槽や大型の海水水槽などは見ごたえがあります。アトリウムのようなガラス張りの展示スペースには階段状に水槽があり、上流から下流をイメージさせ明るい屋外のような感覚で魚を見ることができます。   ただし、せっかくの自然感覚溢れるスペースにもかかわらず、水槽内部や飼育方法は養殖魚と同じような感じで、実際に養殖魚のような魚が多いところが気に掛かります。

 さて、本題のイトウですが中型魚までの状態は、やはり本場北海道で非常に状態は良いのですが、大型魚になると養殖イトウ特有の丸顔になっています。展示水槽は外光の入るスペースのため時間帯によって映り込みが激しく見づらい。ただし、浅い水槽で上から覗き込めるのイトウの大きさをより実感できる。
 稚魚コーナーにもイトウの稚魚が展示されていました。ここは、様々なサケ科魚類の稚魚を身近に観察できるのでお勧めのコーナーです。
 成魚の展示はもう少し水槽内部に工夫の欲しいところです。
 でも、僕は道東釣行をすると必ず半日以上ここで魚を眺めて過ごします。


撮影場所:
【 札幌豊平川さけ科学館 】
撮影2002年
 ここは、比較的小さな施設ですが名前の通りサケに特化した展示施設です。
 池にイトウが泳いでいます。
 小さな展示水槽では間近に魚を観察できます。アルビノなども展示されることがあるようです。小さい水槽なので魚は頻繁に状態の良いものと交換されているのかもしれません。半地下のようなところから外池の魚を見ることができますが、養殖池の中のようです。

 
撮影場所:
 岐阜県 【 世界淡水魚園水族館 アクアトト 】 
 岐阜県各務ヶ原市にある淡水魚に特化した水族館。
 新しい水族館なので飼育方法も、かなり養殖→アクアリウムへ転換しています。
 旧来の淡水魚飼育では『底砂をしかない・障害物を置かない・水槽壁面をブルー、白にする』などなどでしたが、近年はアマチュアのアクアリストの水草水槽や熱帯魚水槽の飼育方法が水族館でもだいぶ定着するようになってきました。
 ここのイトウ水槽にはちゃんと底砂と流木があります。施設が新しいせいかイトウの状態は良いと思います。また、その他の渓流魚についても比較的状態もよく、展示方法も他より優れています。

今回はイトウを中心に3つの施設をみてみました。
イトウは水族館の展示でも人気のある魚種ですが、せっかく見に来てくれたお客さんが『ワァー!!』って声を上げたくなるような展示を目指して欲しいものです。実際には鰭が欠損していたり、奇形だったり、状態の悪いものが多すぎです。

2007年1月20日

日本のイワナ

今回はイワナの外見の違いについて画像を交えて紹介します。
前に背鰭の特徴もイワナを見分ける上で重要なポイント【 オショロコマとイワナの違い 】と書きましたが、今回はもう少し詳しくみていきたいと思います。

先ずはおさらい。
 
 

上の5つの背鰭の持ち主はわかるでしょうか?
上の2つがオショロコマ(左:ミヤベイワナ銀毛 右:ミヤベイワナ河川型)
中段の左がエゾイワナとニッコウイワナの中間型
中段の右がブルックトラウト
下の左がヤマトイワナです。

【 オショロコマとイワナの違い 】では「背鰭の虫食い斑がそれぞれの種で微妙に異なっていますよ」って書きました。
今回は非常に難しいオショロコマを除く日本のイワナ同士の違いについて、最初にエゾイワナとヤマトイワナで見ていきましょう。

この画像には左にヤマトイワナ、右にエゾイワナ(ニッコウイワナ系)がそれぞれ1尾づつ写っています。
遠目にエゾイワナの白斑がはっきりと見えるのが分かると思います。
概ねエゾイワナは白斑の明瞭なものが多く、特に体側は虫食い斑というより、かなり円形に近い白斑が多いのが特徴です。
 
左がエゾイワナ(ニッコウイワナ系)と右がヤマトイワナ。
ヤマトイワナのほうをみると、白斑や虫食い斑は不明瞭なのがわかります。

とくに頭部の模様が不明瞭です。また、パーマークが薄っすら確認できます。

さて比較的はっきりとその差が分かるのは、オショロコマ、エゾイワナ、ヤマトイワナなのですが、一番厄介なのがニッコウイワナの存在です。もともとエゾイワナとの境界線がハッキリしていない上に、放流事業もあり今現在で分布境界線を引くことは困難です。この2つの種は同じものと考える人もいます。
とりあえず、一般的な見分け方(多くの書籍や釣り人のいうところの見分け方)でその違いを見ていきましょう。

先ずは典型的なエゾイワナ(アメマス)です。
 
これは、北海道西別川で大きさは20センチ程度です。

 
これはエゾイワナとニッコウイワナの中間型(たぶんニッコウイワナに近い)と思われる個体です。
ニッコウイワナはエゾイワナに比べて白斑が小さく、体側中央部の大き目の白斑と背部の虫食い斑とその間くらいにやや小さめの白斑が散在すると言われています。また、エゾイワナ(アメマス)に着色斑が現れることはほとんど無いと云われています。しかし、ニッコウイワナにはもう少しハッキリした着色斑はあってもいいはずです。それに、僕の育て方ならもっと腹部が赤くなるはずですが橙色止まりなのはニッコウイワナではない可能性もあります。
 
これも、エゾイワナ(アメマス)とニッコウイワナの特徴を併せ持っています。エゾイワナにはこれほど明瞭な着色斑は現れることはほとんどないためです。しかし、腹部は白いままです。白斑の現れ方もアメマスに近ようです。

上の2つの例のイワナはどちらも標高1000メートル付近で、近年放流のない場所で採種した個体です。
昔の山猟師が背負って源頭放流した末裔のイワナたちなので、最近の下流の放流で混ざってしまったイワナ達とは違い、本来のその川にいたイワナのはずです。ちなみに、直線で20キロ程度しか離れていませんが、分水嶺を越えてそれぞれ太平洋側(上2枚)、日本海側(下2枚)のイワナです。

さて、外見での違いを書いてみましたが、実を言うと僕はあまりエゾイワナ、ニッコウイワナ、ヤマトイワナ・・・というわけ方はこだわっていません。というのも、白斑は【 オショロコマミヤベイワナについて 】で触れたように、生育環境でも大きさや形、個数が変化するので白斑の数や形状で分類するわけにはいないはずですし、着色斑ももちろん同じです。
でも、釣り人としては××川で釣った○○イワナは「大きかった!!」とか「きれいだった!!」って言いたいんですよね。まぁ、ブランドと同じかもしれませんね。「岐阜県まで何釣りに行ったの?」って聞かれて「イワナ」って答えるより「ヤマトイワナ」って言ったほうが聞こえはいいですよね。

2007年1月19日

札幌豊平川さけ科学館

【 札幌豊平川さけ科学館 】

■ 札幌市内を流れる豊平川河畔(真駒内公園)にある魚類展示施設。
■ 飼育展示室(水槽図鑑)はブルー背景の小さめの水槽で魚の特徴が間近で詳細に観察できる。
■ 周りの公園と合わせて落ち着いた雰囲気でゆっくりとできる施設。 

エゾイワナ(アメマス) アルビノ

Salvelinus leucomaenis
 

アメマスのアルビノです。黄金色で人工的だけど美しいですね。自然界でも発生しますが、これだけ目立つ色だと厳しい自然環境の下では生存率が極端に下がります。その他の機能的なところはまったく変わりありません。ニジマスなどのアルビノは有名ですね。ちなみにアルビノは何のために作出されるかというと、養魚場で魚の成長具合を目視しやすいように入れられています。成長に差がないので魚の仲間内では差別とかはないのかもしれません。まぁ強いものだけが先に大きくなる世界ですから、体の色は関係ないのかもしれません。とはいっても、養魚場でも目立つ色なのでタカやトンビに狙われやすいようです。

撮影場所:
【 札幌豊平川さけ科学館 】
撮影2002年

ところで、水槽の中でいろんな渓流魚を一緒に飼っていると、同種間でしか喧嘩をしない魚や、異種であっても縄張りに入ると喧嘩を仕掛ける魚がいます。渓流魚はお互いの種の違いを認識しているのでしょうか?ちょっと興味深いですね。
僕が研究者だったら真っ先に取り組みたい分野です。

2007年1月18日

釣り仲間 更井様 南米


海外釣行時にお世話になっている【 フリーライドアングラーズ 】の更井様からの画像です。

 

南米はアコンカグアに行かれたそうで、
「少し予定より早くおりたのでパタゴニアにフライフィッシングにいきました。
綺麗なブラウントラウトが相手してくれました。」
とメールを頂きました。

海外釣行をご検討の方は、ぜひアクセスしてみてください。
トラウト以外でも世界中の魚を追い求める釣行を企画されています。


パタゴニアは管理人:malmaも行ったことがありますが、釣りはしてきませんでした。
とっても美しい川や湖があって、魚市場には大きなアトランティックサーモンがあったのを覚えています。

サイトの見方

★左サイドメニューにカレンダーと全てのカテゴリーから該当するエントリーを見ることができます。

★タイトル下のバナーメニューにもカテゴリーへのリンクがあります。
 メインページではなぜかチカチカするので使いづらいですが、各エントリーのページでは使いやすいと思います。

★右サイドメニューは最新の投稿画像が表示されていますが、追記などに投稿した分の画像が表示されていません。

★エントリーで背景色があるものは・・・

水族館=薄い青紫

投稿者=薄い緑

 となっています。
 背景色はIE以外では表示されていない場合もあります。
 
☆当サイトの画像については、許可なく使用しないこと、また直リンクはしないこと。

☆リンクについて
 リンクは歓迎です。当サイトの内容と関連するサイトであれば相互にリンクを貼りますので【プロフィール】のコメント欄を利用してお知らせください。

水槽仲間 大畑様 梅花藻水槽

 
バイカモを購入して水槽に植栽された大畑様からメールで画像を頂きました。

水槽環境
 水槽サイズ 120x45x45
 濾過槽 60x30x30
      塩ビ管を加工したオリジナルの濾過槽を設置しています。
 水温は13度設定です。

 

飼育魚紹介
 
アメマス、オショロコマ


2007年1月17日

本格的に

今までは自分が飼っている魚や釣った魚の画像が中心でしたが、本格的に『美鱒探訪』として世界中のトラウト画像を収蔵、公開を始めようと思います。
とりあえず、自分の魚と水族館の魚、投稿者の魚とすぐわかるように背景色を変えました。

水族館=薄い青紫

投稿者=薄い緑
見た目ではっきりわかるようにしたのと、近いうちにカテゴリーに『水族館』と『投稿』を足す予定です。 皆さんからの投稿をお待ちしていま~す!! 投稿先は掲示板でもいいですし、いちど【 プロフィール 】のほうに画像投稿について連絡を下さい。こちらから投稿用メールアドレスをお知らせします。

尚、今まで通り白い背景は管理人:malmaの飼育魚や釣って撮影した画像になります。

レイクトラウト

Salvelinus namaycush

特徴:
  腹部を除き全体にやや薄い緑褐色で、頭部から尾、背中から腹部、各鰭に至るまで白斑に覆われている。
  大型化し1メートルを超えることもある。
  体型は【イトウ属のタイメン】のように細長く頭部は扁平。

生態:
  原産地でもやや深い湖を生息域として、強い魚食性がある。

分布:
  アラスカ、カナダを中心とする北米地域が原産だが、世界各地に移植放流されて現在に至る。
  国内では、天然水域では中禅寺湖に生息し、水族館、研究施設など限られた場所でしか見ることができない。

 撮影:
  標津町 標津サーモンパーク 【標津サーモン科学館

2007年1月15日

バイカモ特集

 
今現在の水槽内のバイカモの状態。
本数がだいぶ減ってしまいました。原因は藻の発生と魚が給餌の際に間違って銜えて抜いてしまうのためで、下の画像のようにバイカモの茂るスピードのほうが速いときは水槽いっぱいに茂るようになります。
 
バイカモに限らず、水草全般にいえるのは水槽に植えて数日から数ヶ月間の成長スピードが意外に早い場合、2つのことが考えられます。一つは水槽環境が水草の生育に非常良く合っている場合。もう一つは、水草が水槽内の環境に合わせようと新しい葉を一生懸命伸ばしている場合。前者の場合はいいのですが、後者の場合は水草の葉が水槽環境に合った新しい葉に代わった段階で成長スピードが急に落ちることがあるということ。意外にこのような場合が多い。(熱帯魚用の水草の場合は特に水上葉で販売されている場合が多く、水槽に植えてから新しい水中葉に代わる。)水草の成長スピードが落ちると、そのぶん藻が付着する部分が増え、藻が増えてくると更に水草の生育が悪化する悪循環になる場合が多いようです。熱帯魚水槽の場合は藻を食べるエビなどを水槽内で飼育すると効果が得られるが、渓流魚水槽では難しいのです。

水槽内に植える場合は根が付いているものは画像のように株ごと底砂に植え込んで石などで重石をする。根が少ないものや1本づつになっているものは、茎を横にして、茎の葉が茂る部分を中心に石などで重石をする。バイカモの根は茎から葉が茂る節の部分から延びるので、長いバイカモなどは茎の何箇所かに重石をすると、そこから根と枝分かれした茎が伸び始めるので試してみてください。


流水については、一定の流れがあったほうがよいが、藻の発生が酷いようなら流水は休止してバイカモが根付いてから再開するとよい。また、水槽は浅いほうが効果的。

 

 
水槽内で画像(西別川)のバイカモを再現するのが最終目標ですが、なかなか上手くはいきません。
年中変わることない力強い流水が茎の太く長いバイカモを育てています。種類によっては2メートルほどになります。
バイカモの1本1本は葉と葉の間隔が長く見た目はあまりよくない水草ですが、何本もの茎が集まり流水で横倒しの状態でいることで互いの葉が日光を浴びることができるようになっています。それが緑の毛皮のようになびいて見えているわけです。

ですから、手でちょっと掻き分けてみると、中のほうは白っぽい茎や根だけで葉がほとんどありませんし、株の後のほう(川下)の葉の下では川底の砂が吹き溜まりのようになって積もっている場合があります。葉のなびいている先のほうは洗掘されて深くなっていて葉先が優しくたなびきます。
 

また、河川でのバイカモの根は一株ごとに複雑に絡み合ってしっかりと川底に根付いています。水槽では株が大きくなると茎の中に空気を含んでいるので浮きやすくなってしまいます。

2007年1月12日

銀色ボディー

昨日に引き続き古い画像ですが、アマゴの銀毛化です。
オショロコマの銀毛とちがいデリケートで弱いのが困りモノ。
銀毛化したトラウトたちはメタリックな独特の美しさがあるのですが、僕としては河川残留型の色彩が好みです。みなさんは?

アマゴ スモルト化

   

【 オショロコマのスモルト化 】ほどではないが、銀毛化の進行したアマゴ。
完全なスモルト化となると、背鰭の先が黒くなり眼球の黒斑がなくなり通称「シラメ」状態となる。
気が弱く餌を上手く採ることのできないアマゴだった。スモルト化したアマゴやヤマメは画像をみてもわかるとおり鱗がはがれやすく、他魚がつつくだけで鱗がはがれてしまうデリケートな体となってしまう。
そのため、水槽内での長期飼育は難しい。
撮影はおそらく2002年だと思われる。

河川残留型のアマゴ。

2007年1月11日

古い画像

旧ページというか、『泉の中の魚たち』のメインページにも「更新してないよー」ってなこと書いたら、こちらのアクセス数が少し上がりました。やっぱり、そうだったのか。。。
思い切って閉鎖してしまえはいいんだろうけど、貧乏性で。(笑)

向こうは更新してないので、そのうちに閉鎖ということになるだろうし、『泉の中の魚たち』と今の『美鱒探訪』の間に既に閉鎖した『旧美鱒探訪』で使用していた画像が沢山あります。
全てというわけにはいきませんが、幾つかピックアップしていきたいと思います。

とりあえず、今回は【オショロコマのスモルト化】ということで、3ヶ月間の変化を載せてみました。
実はこの期間はショップから入れた魚によって白点虫が猛威をふるって、魚の状態がよくないのでほとんど撮影してませんでした。それでも、オショロコマのスモルトがとても美しかったので、白点虫寄生の少ない1尾だけを撮影対象に写していました。このときスモルト化したのは計3尾。

今考えてみるとすごいのは、2004年のこのとき水槽に入っているオショロコマは1尾だけ死んで、他は現在も元気で生きているということ。今が2007年ですし、水槽に投入したのが2003年、そのときには17センチ~22センチはあったので、齢は約6年以上。

ちなみに、ヤマメやアマゴも水槽内でスモルト化することが時々ありますが、餌をちゃんと食べない警戒心の強いのや、弱くて餌を食べられないものから先にスモルト化することが多いです。でも、水槽飼育としてはスモルト化させずに飼育するほうが魚にとって負担の少ない飼育方法です。スモルト化した魚は極端に弱いですからね。

オショロコマ スモルト化

オショロコマの3ヶ月間のスモルト化です。
 
撮影日 2004年1月26日
 年明けから白点虫発生で給餌制限と断続的にメチレンブルーによる薬浴開始。
 腹部の朱色が減り、背鰭の先端が黒ずみ始める。
 
撮影日 2004年2月9日
 体側の朱点の色が急激に薄くなる。
 背鰭の先、尾鰭の先が黒くなる。
 腹部は銀色となる。
 
撮影日 2004年3月13日
 オショロコマ特有の朱色は完全に失われる。
 背中から体側にかけ美しいブルー、腹部は白銀となる。
 この間さらに2尾がスモルト化の傾向をみせる。

撮影日 2004年4月18日
 1尾を除き陸封型オショロコマに戻り始める。

 

2007年1月 9日

ニジマスの飼育方法

 

レインボートラウト(ニジマス)の水槽飼育は簡単なように見えて意外に難しい。
ニジマスがトラウトの水槽飼育の入門魚とされる謂われは、単純に高い水温でも飼育可能だということだけ。そのほかは基本的にイワナやヤマメの飼育との大きな差はない。よく、病気への強さや、大量飼育のし易さなどいわれるが、これは養魚場でのことで狭い水槽環境ではどの渓流魚を飼育する場合でも細心の注意が必要なことに変わりはない。
それでも、養魚場育ちが多いので、ヤマメなどと比べると縄張り意識が薄く喧嘩が少ない。

ニジマスを飼う場合、せっかくなので虹(レインボー)色を鮮やかに出現させることをお勧めしたい。
そのためには、過度の給餌を避ける必要がある。ニジマスは食欲が旺盛でついつい餌を多めに与えてしまいがち。給餌量が多いと脂肪分で体色がくすむ傾向にある。エビやオキアミなどが配合された飼料や乾燥オキアミなど脂肪分の少ない餌を中心に与えると効果がある。また、渓流魚全般に色揚をする場合、水温を低く抑え、照明を明るく、環境色を暗くするとより効果が上がる。活餌も多少の効果があるが、水質を悪化させやすいので注意が必要。

飼育には、釣堀や養魚場からできるだけ小型の鰭の欠損のない個体を入手するのがいい。
最初は白点虫などを予防するため、薬浴をすることを勧める。
養魚場や釣堀など広くて流水のある場所では、ほとんどの白点虫は洗い流されて気が付かない場合が多い。水槽に入れたとたんに大量発生することがある。生餌で金魚などを使う場合は更に注意が必要。ショップの魚も感染している場合が多いので、この点からも活餌は使わないほうが良い。


画像 : 養殖魚背鰭欠損

もし、白点虫が発生したら、根気よく薬浴するしか方法はない。イワナなどは水槽環境がよければ白点虫に対して抵抗力を持ってくるようになるが、ヤマメやニジマスなどでは自然治癒は非常に難しい。本来は魚が死ぬような寄生虫病ではないが、強い流水のない狭い水槽環境では白点虫がなかなか減少しない。また、魚の眼球に深く寄生すると失明するので、白点虫を見つけたらとにかく薬浴するべき。

2007年1月 8日

水槽掃除前

 

クレソンのトリミングは前回済ませているので、今回は水槽面のコケとりと糞や溜まった泥の掃除。
 

まだ少し、水中が落ち着いていないのでゴミが写っていますが、水槽面がきれいになりました。
オショロコマの朱色が緑によく映えます。

年明け早々

こんなことではいけない!!
堅い記事ばっかりだー!!
しかも、右の画像が新年のお祝い画像のままだし。
ということで、これから水槽掃除をします。
夜遅くには、何枚か画像をUPします。

イトウ絶滅!?

6日のネットのニュースや新聞などでイトウについての記事が載りました。
記事の内容は【幻の魚イトウ、絶滅寸前 専門家グループが調査
】共同通信をご覧下さい。
この中で、若干気になる点がありました。
それは、個体数の算定方法など、文章中にはいくつも???があるように感じられます。

一番は「サハリン2」!!なんとなく国際政治の駆け引きの臭いがプンプンしますね。
今年の釣行先の候補地のサハリンなので、【 グーグルアース 】で衛星画像をチェックしてますが、明らかに「サハリン2」のガスパイプラインで伐採している部分より、それ以外の伐採地域のほうが圧倒的に広いことがわかります。
総面積では確かにパイプライン敷設の伐採面積が上回るかもしれませんが、パイプラインはほぼ直線なので、河川に与える影響は限定的なはず。それよりも、通常の木材伐採地域での土砂崩れなどが目立っています。一部では禿山になってる場所も。それと、古い油田の存在も気になります。

次に個体数の算定方法とそれから導き出される絶滅の危機!!という部分の疑問。
これは、サケ漁に混獲されるイトウの数から予想しているわけですが、その基準となった混獲数が問題です。30-40年前は海洋へ降海しているイトウを混獲している数が多かったというわけでしょうが、その時点で親魚となるイトウを混獲で乱獲していた可能性もあって、その混獲自体が個体数激減の理由になった可能性もあるということ。しかも、海洋での混獲で降海型の特性をもつ系統群が減って、河川の陸封型がその分存続している可能性もあります。たとえば、サツキマスが激減したからといって、アマゴが絶滅するとは安易に結論付けられないわけです。もちろん、降海型に依存しているサクラマスとヤマメのような関係では降海型の減少は致命的なのですが・・・。いずれにしても、イトウの生態自体が完全に解明されているわけではないので、安易に種としての絶滅を口にするのはどうかと思うわけです。

で!!。今回の記事の中のイトウとは『hucho peryyi』のことで、その他のイトウについてはどうかというと。。。
イトウの生息範囲はサケ科魚類の中でも広大なほうで、とくにシベリア一帯に生息してる「taimen」は一番の生息範囲をもっています。今回の『hucho peryyi』は北海道に生息していることでも御馴染みの種類ですが、実は、『taimen』との正確な分布境界線ってわかっていないんです。
さらに、taimen自体の定義がどうもあやふや。
このシベリアに生息する「taimen」に絶滅の危機が訪れるとしたら人類の危機です。
それは、シベリアのイトウを育む森に異変が起きない限り「taimen」の絶滅はありませんし、シベリアの森が失われれば凍土が融けてメタンガスが放出されて、温室効果ガスが一気に増えるからです。

こんなことを書くと、じゃぁイトウはまだまだ大丈夫だと思われるかもしれませんが、種としての絶滅はなくても、貴重な地域系統群が生息する場所が危機的状況なのです。
かつては、岩手の北上川や青森にも生息していたとされます。もしかしたら、北海道のイトウの亜種かもしれなかったし、もっと貴重な種だったかもしれません。
現在、北海道尻別川のイトウも極めて貴重なイトウの地域系統群ですが、これは絶滅の危機といっても過言ではないと思います。道東には道東の、道北には道北のイトウがいるわけです。ですから、1箇所がいなくなっても大丈夫とはいえないのです。
世界的にも、中国の『長江イトウ』や『高麗イトウ』、ヨーロッパの『ドナウイトウ』。中国内モンゴルから西域に断片的に分布域を持つイトウの仲間達。これらは、絶滅寸前といっても言い過ぎではありません。

ちょっと長くなりましたが、掲示板のほうにも【北の釣り人The North Angler】のkazuさんより書込みがありましたし、それなりに注目のあった記事だったようなので書いてみました。

2007年1月 6日

魚類の和名改定

魚類の和名改定があるそうです。内容は差別用語を含む和名が改定されるそうです。
詳細はこちら
日本魚類学会標準和名検討委員会
確かに差別用語が含まれている名称というものの問題点もわかるけど、生物の名称はその姿、形、生態から名づけられたものが多く、メクラウナギがホソヌタウナギに改称されても???ですね。
ヌタウナギのヌタとは粘液のヌルヌルした様のことをいうらしいです。
ホソ・ヌタウナギなのか、ホソ・ヌ・タウナギなのか(笑)
一般人にはホソヌタウナギ属もヌタウナギ属も混同するだけだろうし、結局メクラウナギはヌタウナギと一緒にされてしまうということですね。まかり間違うとタウナギも混同されそう。
ちなみにイールスキンという鰻の皮はヌタウナギの皮です。
サケ科以外の魚には興味はないんだけど、ウナギは好きだし(食べるの)、ヌタウナギやヤツメウナギやタウナギのような長い魚って気持ち悪くていいですよね!!これってキモカワイイってのかな?意外と鰭がかわいんだけど。。。

で!!、ここまで読んでサケ科に関係なさそうだな・・・と思っていたら、和名改定魚種の中に、『セッパリ』の付く何種類かの魚。『セッパリ』って差別用語だったのか?さっそく、ネットでセッパリを検索したけど圧倒的多数はカラフトマスやベニサケ(ヒメマス)のオスの成熟個体を説明するページがヒットするだけで、差別用語らしき記載を見つけることができませんでした。その次が今回改称予定の『セッパリホウボウ』など魚類名。差別用語だから差別的に使われているテキストがヒットしない可能性もありますが、一般的にもセッパリ=サケ科魚類のオスの個体の成熟状態を示す特徴の一つと受け止められているような気がします。
もちろん、魚類学会の検討委員会の答申では、『旧称や通俗称について必要に応じて使用することを妨げるものではない』としていますが、権威ある学会が『メクラ』『セッパリ』などを生物名に使用するべきではないと判断したことは、旧称やこれら単語を含む用語を使用した側が差別的だと思われかねないですよね。
ということで、『セッパリ』は使用しないようにしよっと!!
みなさんも、カラフトマスは『セッパリ』になるのではなくて『セダカ』になるんですよっと。

魚にとっては???

スズキ目ゲンゲ科テナシゲンゲ属テナシゲンゲ

ヒレナシゲンゲ
一番釈然としない改称ですよね。
テナシはダメでヒレナシはOK!!

セッパリホウボウ

ツマリホウボウ
背が張るのはダメで詰るのはOK!!
微妙~

他にも魚自身にとって差別的な名称のものって沢山あるんじゃないかなぁー。

イザリウオ

カエルアンコウ
これはもっとも釈然としないです。っていうか僕はずーっと『イザリ=漁り』だと思っていました。
たぶん、今回の改称の中で一番ポピュラーな魚ではないでしょうか。

2007年1月 4日

予定は未定

昨年、といっても1週間前には「サケマス魚類について専門的な記事」もブログにアップすると宣言したけど、早くも計画が頓挫。
ブログはその特性上、最新のエントリーが先に表示されます。つまり、長文のテキストを分割してエントリーすると、起承転結が逆に表示されちゃいます。結論からエントリーしていかないと文章の流れが繋がらないのです。ブログを使った小説のサイトとかもあるので、たぶんエントリーの順番を変更するプラグインとかがあるのかもしれませんが・・・。
ちなみに、簡単に解決する方法(エントリーの投稿時に日付や時間を変更する)はあるのですが、これははっきりって気分が悪い方法です。
今探しているのは、メインページのエントリーの表示は通常通り投稿順で、カテゴリーごとのエントリーの順番を指定した順に簡単に変更できるようなプラグインです。
すでに、このことは釣行記とかでちょっと読みづらいなぁーと思った方もいると思います。冬場はこのような問題解決とブログのイメチェンをメインに展開する予定。
予定はあくまでも予定で「いつやるんだ!!」といわれれば未定ですが・・・。

昨日から水槽にニジマスを入れました。
ニジマスは普段見慣れているし、水槽に入れてまで観察したい魚ではなかったので、外池に入れてました。それでも、とにかく新しい魚を入れたい衝動に駆られて水槽に入れました。
近日中に画像をUPします。

2007年1月 1日

恭賀新禧

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明けましておめでとうございます。
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美鱒探訪を今年もよろしくお願い申し上げます。
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本年の皆様の鱒鱒のご活躍と慶福をお祈り申し上げます。
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