美鱒探訪

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2007年01月31日

サクラマス関連

最も南に生息するヤマメであるタイワン(台湾)マスに関して詳しく解説しているサイトがあります。
以前からリンクは貼っていましたが、非常に詳細な情報をアップしていましたので、ここで改めて紹介します。

【 サクラマスのいろいろ 】

サクラマスの関連した様々な資料について詳しく知ることができるサイトです。
サクラマス関連の資料を探している方にも参考になる部分が多いと思います。
お勧めサイトです。ぜひ訪れてみてください。

しかし、台湾にヤマメが生息しているなんてロマンですね。
こうなると、中国側のどこかの山奥に生息してたっておかしくないんじゃないかな?
学者は否定するけど誰もがいないこと前提で調べに行ってないし。
でも、中国って古代から不老不死を求める皇帝の命令でどんな山奥の動植物も調べつくされている感があるので、中国の学者の言うことはもっともなのかなぁ・・・。

2007年01月30日

サクラマス 特集 Ⅱ

サクラマス産卵の時のキャプチャー画像が見つかりました。

先ずは上から→方向にメスが産卵床を掘る様子です。オスが常に傍らで付き添って、時々産卵を促すように体を震わせながら密着させてメスに振動を与えます。

 

  
メスは産卵床が満足のいく深さや大きさになると産卵します。
オスもすかさず放精し卵は受精します。

人工授精と違い受精率は極端に下がります。
さらに、自然の中ではウグイやカジカ、イワナなどに次々食べられてしまいますので、メスはすぐに埋め戻します。このときにも卵が舞い上がって流されてしまうものも沢山あります。もちろん、そうならないために深く産卵床を掘るのですが。。。
また養殖の場合は卵は消毒されますが自然ではそのままなので病気になったり、死んでしまったり。
ですから天然繁殖のヤマメは産み落とされた卵の時から強運でなければ生き残れないのかもしれませんね。
水槽産卵の時も発眼率は50%以下、その後の孵化率も極度に悪かったです。でも、生まれた稚魚は丈夫そのものでした。

来月は

2月はテーマを決めてブログを書きます。
現在、情報収集その他お楽しみ計画が着々と進行中。
テーマに関連したリンク大量貼り付け準備中!!
お楽しみください!!

お楽しみ計画は水槽に新メンバーを入れる予定です。
これに併せて、入れたばっかりのニジマスには外の生簀に戻し、イワナも同じく池のほうに移ってもらって、その分の空きに現在90センチ水槽に入っているオショロコマを2m水槽に入れます。90センチ水槽を新メンバー用に空けて到着に備えます。
今回はちょっと気合を入れます。

2月のテーマ ヒントは!!

2007年01月29日

サケマス関連ドメインリンク

検索サイトで検索しても僕の狭いボキャでは、いつも同じサイトにしか行き当たらないので、直接サケマスに関連するドメインを入力して当たった所をリストアップしました。

salmo 【 なし 】
     ドメインは取得済みが多いのですが、サケマス関連はありませんでした。

salmon 【 salmon.co.jp 】
     『魚がし 北田』 築地の北田水産のホームページ。

     【 salmon.jp 】
     これは当たりだったです。( ゚д゚)ビンゴー
     北海道標津町忠類川サーモンフィッシングのホームページ。
     
salvelinus 【salvelinus.com
       たぶんスペインの釣りサイトだと思います。
       うろ覚えなんですが『salvelinus』ってラテン語で『小さな鮭』だったような?
       ご存知の方教えてください。 

yamame 【 yamame.com
      これも( ゚д゚)ビンゴー。
      フライフィッシングのサイトです。

      【 yamame.co.jp
      宮崎県西臼杵郡五ケ瀬町の『やまめの里』のホームページ。
      養魚場のようです。

      【 yamame.jp
      釣り関連のようですがコンテンツは作成中のようです。

iwana 【 iwana.jp
     『特定非営利活動法人(NPO法人) 
      信州いわなの学校』のホームページ。

     ちなみに、ムッ!!
     ときたのが【iwana.com】。
     Price (USD): $24,500.00だとよ!!

amago 【 amago.co.jp  】
     長野県の下伊那郡の『有限会社 巴屋商店』のホームページ。
     アマゴの甘露煮など、アマゴ加工食品のお店です。

    【 amago.jp
     福井県勝山市の『あまごの宿 お食事・旅館』ホームページ。

trout 【 trout.jp 】
     岐阜県を中心に釣行記が綴られているブログサイト。
   
たま~に、こんな感じでネットサーフィンも良いかもしれません。

水槽仲間 大畑様 梅花藻水槽 イトウ

以前、【梅花藻水槽】の画像を投稿してくださいました大畑様より梅花藻水槽のその後とイトウの画像が届きました。
 
画像のイトウは一年半の飼育だそうで非常に良い状態で飼われています。
梅花藻水槽で流水もあるので今後もかなり良い状態で成長するのではないでしょうか。

イトウに関して流水といえば、様々なサイトで釣り上げられたイトウの画像をダウンロードして連続して観察すると、流れの速い河川のイトウは体高があるものが多いような気がします。具体的には国内は道東の斜里川と道南の尻別川のイトウ。国外はモンゴルの中部のタイメン。中国の長江イトウ。ヨーロッパのhuchen。これらに対して、北海道道北、サハリンのイトウ、シベリアのタイメンなどが細長く、背の形状が直線的な気がします。
遺伝的なことなのか、生息環境の影響なのかはわかりませんが、どちらのイトウも王者に相応しい姿形です。

2007年01月27日

クレソン


スプリングクリークでよく見かけるクレソン(オランダガラシ)は水槽内でもよく繁茂する。
今日はこのクレソンの茂みにワサビの根を挿してみた。さて、葉が出てきてくれるだろうか・・・。

ちなみにこのクレソン、今は日本各地の清冽な泉や清流で目にするけど帰化植物なんです。
最近の外来種排斥で刈り取られる運命にあるのだろうか・・・。
クレソンの茂みが在来魚種の稚魚たちのとてもよい住処となっていることを考えると、護岸工事や変な魚礁、魚道よりよっぽどマシだと思うのだけど・・・。

グレイリング

Thymallus

動きが素早くなかなか背中の大きな鰭を広げてくれない。
水槽も暗かったので不明瞭な画像ですが、背鰭の美しさは少しは伝わるかな?

撮影: 【 千歳サケのふるさと館 】

オショロコマの森

【 オショロコマの森 】
■ 知床のオショロコマのアルバム。
■ 知床のオショロコマを撮影した写真集の一部を公開しています。

【 オショロコマの森 】
■ 知床のオショロコマの写真集についての紹介。

【 オショロコマの森 】

■ 北海道のオショロコマを紹介するホームページ

【 オショロコマの森ブログ 】

■ オショロコマなど北海道のトラウトに関するブログ。

2007年01月26日

Science to Fish2006

【 Science to Fish2006 】

■ 『サケ・マス魚類のわかる本』などの著者で有名な奥山文弥さんのホームページ。
■ 釣りを様々な角度から捉えて紹介しています。

奥山文弥のフライフィッシング

【 奥山文弥のフライフィッシング 

■ 『サケ・マス魚類のわかる本』などの著者で有名な奥山文弥さんのブログ。
■ 釣りを通して様々な話題に溢れています。

東京海洋大学フィッシング・カレッジ

当ブログでもリンクを貼っていますが、『サケ・マス魚類のわかる本』などで有名な奥山文弥先生からメールにて以下のご案内がありました。

2月のテーマは
「都市近郊の河川環境とコイの生態」です。

講義 2月13日(火)午後6時半より海洋大リエゾンセンターセミナー 
           室にて。
実習 2月18日(日)多摩川あるいは浅川にて

 講師はマルキュー株式会社の主任研究部員、澤田典大様にお願いしています。奥山も、多摩川や支流の浅川の環境と釣りについてお話いたします。

これから寒さが増してくるかもしれませんが、大学に来てみんなで魚と環境について学びましょう。
まもなく年間スケジュールもお送りできると思います。
今年もよろしくお願いいたします。

詳しくはこちら
【 海事・水産振興会-事務局ブログ 】

地方ですとこういったイベント事に参加できないのが残念ですが・・・。
興味のある方はぜひ参加してみてはどうでしょう。

おかしい???

昨日のエントリーからどうもおかしい。急にCGIの動きが遅くなったと思ったらプラグインの『MTcollect』のエラーがでてるし。いろいろ試したけど解決できなかったので、メンテと調べついでにMovableTYPEを3.3から3.34へバージョンアップしました。
バージョンアップ後はサクサク動くので可決したかと思ったら、相変わらず『MTcollect』はエラーがでています。いったいなんなんでしょう???

やっぱりこういうときにブログそのものがレンタルのところのほうが断然楽でいいですね。
最初は自分でやっていろいろ試すのに使おうと思ったけど、だんだん面倒くさくなってテンプレートも変更してないし・・・。

2007年01月25日

サクラマス特集

Oncorhynchus masou
以前にも紹介しましたが、今回は画像も少し足して紹介します。

サクラマスのペア。

オスのサイズは50センチ前後といったところでしょうか。
成熟個体を購入して水槽内産卵に挑戦。

 
オスのサクラマス。
サクラマスの名にふさわしい素晴しい婚姻色がでています。

 
オスに対してメスは地味ですが、丸みを帯びて顔も優しい感じがします。


メスは産卵床を掘り、時々尻鰭で産卵床の深さを測ります。そのときにオスは体を震わせて産卵を促すのですが、なかなかメスは産卵床の深さに満足しません。

sakura1.jpg
やがて、メスは産卵しオスが放精するのですが、本当に一瞬の出来事です。しかも、その一瞬の出来事のすぐ後にメスは休む間もなく産卵床を埋め戻します。
QuickTime サクラマス産卵シーン 注意:11MBもあります。
 ビデオ中のエンドロールのURLは旧URLです。
 サクラマス産卵シーン ビデオ


散らかる自室の一部が写ってる・・・。このビデオはHDDレコーダに直結して録画していたのですが、やはり実際に目にしてみたかったので、数時間おきに起きて観察していました。
やっぱり、実際目にしてみると感動しますね。

2007年01月24日

1周年

すっかり忘れてましたが、今月はこのブログ開始1周年だったようです。
旧ブログ『美鱒探訪』のバージョンアップの手違いでデータ消失、復旧が困難だったため引越しついでにドメインも取得、ホームページ部分の『Beautiful Trout Explorer』も削除してしまいました。
もったいないのは、以前の画像掲示板へ投稿してくださった方々の画像を紹介できなくなってしまったこと、旧ページでリンクしていた方全てに引越しの連絡が済んでいなかったこと・・・。

嬉しいこというと昨年から水槽の魚が全て生きているということ。水槽メンバーは昨年の魚+頂き物のアマゴが入って、最近ニジマスも投入したことぐらい。

これからもどうぞヨロシクお願いいたします。

魚が欲しい・・・。

この時期になると、なんでもいいから新しい魚を水槽に入れたくなってきてしまいます。
アルビノやコバルトや交配種でもいいや。。。
いっそのことショップで売ってるオイカワとかタナゴなど日淡でもいいか。。。
とはいっても、さすがに人工的に作られた品種は個人的な好みに合わないので、オイカワとかテツギョでも飼ってみようかとも思うこの頃です。
人工的に作られた品種は好みに合わないと書いたけど、実際目にしたり飼い始めたらたぶん虜になるかも。コバルトマスは小学生の時に近くの水産施設で見たことがあるけど、ものすごい綺麗でびっくりしたのを覚えています。つい数年前忍野で見たときは天気も悪かったせいかそれほどでもなかったけど・・・。
 
忍野で雨の中撮ったけど、1尾でみるとそれほどでもないけど、左の写真に通常のニジマスが写っています。くらべるとその違いが分かると思います。
僕が小学生の時に見たのはもっと青かったような・・・。

コバルトマスといえば最近の異種交配とともに、良くも悪くもいろいろ言われていますが、金魚のように鑑賞目的で作られたわけではないんですよ。
どちらも最近問題になっている外来魚対策で生殖機能を持たないようにさせるのが目的で現在は開発されています。天然水域に逃げられても増えることがないようにするのが目的のようです。その前までは生殖機能を持たせない(成熟できない)ことで脂質の富んだ肉質をもつ優良品種開発のために行われていました。さすがにコバルトマスは食用としては流通してないようですが、3倍体などは食用として流通しています。
食べるためとか釣られるためだけに作られた魚たちですが、そういった魚たちでも観賞魚として人目に触れる機会があっても良いのではと思うのですが。。。なにせ人の口に入るものですからね。
でも、最近の人は材料の素の姿で目にしてないものを平気で食するので関係ないか。そのくせ消費期限をを気にしたりして。

結論として何が言いたかったのかって?
それは青空の虹をイメージしちゃったんでコバルトマスが急に欲しくなっただけでした。

2007年01月23日

北海道のサケ科魚類展示施設といえば!!

千歳サケのふるさと館ですね。 施設が立派というだけでなく、様々なイベントや企画展も催しています。 ここにの水槽はとても立派でいいのですが、若干水槽内が暗いです。ということで館内の写真はほとんど無いです。 でも、千歳川の川の中を観察できる水中観察室の画像がありました。 写っているのはサケではありませんが・・・。 婚姻色と追星が特徴のオスのウグイです。 この観察室の窓からは千歳川の川の中を泳ぐ様々な魚を観察できます。 もちろんシーズンにはサケの遡上なんかも見られるそうです。

標津サーモン科学館

【 標津サーモン科学館 】

■ 北海道標津町にあるサケ科魚類展示施設
■ サケ・マスの遡上する水路で横から遡上の様子を観察できる
■ イトウなど様々な北海道の生息するサケ・マスの仲間が飼育展示してある。

千歳サケのふるさと館

【 千歳サケのふるさと館 】

■ 北海道千歳市を流れる千歳川河畔にあるサケ科魚類展示施設。
■ 千歳川の川の中を観察できる。

2007年01月21日

水族館にみるイトウ

Hucho perryi
  
撮影:   標津町 標津サーモンパーク 【標津サーモン科学館
  ここの、水族館の特徴はその名の通りサーモン、サケ科魚類に特化している点です。   展示しているサケ科魚類の種類は国内トップクラスに入ります。   展示施設も立派で、サケ遡上が見ることができる水路水槽や大型の海水水槽などは見ごたえがあります。アトリウムのようなガラス張りの展示スペースには階段状に水槽があり、上流から下流をイメージさせ明るい屋外のような感覚で魚を見ることができます。   ただし、せっかくの自然感覚溢れるスペースにもかかわらず、水槽内部や飼育方法は養殖魚と同じような感じで、実際に養殖魚のような魚が多いところが気に掛かります。

 さて、本題のイトウですが中型魚までの状態は、やはり本場北海道で非常に状態は良いのですが、大型魚になると養殖イトウ特有の丸顔になっています。展示水槽は外光の入るスペースのため時間帯によって映り込みが激しく見づらい。ただし、浅い水槽で上から覗き込めるのイトウの大きさをより実感できる。
 稚魚コーナーにもイトウの稚魚が展示されていました。ここは、様々なサケ科魚類の稚魚を身近に観察できるのでお勧めのコーナーです。
 成魚の展示はもう少し水槽内部に工夫の欲しいところです。
 でも、僕は道東釣行をすると必ず半日以上ここで魚を眺めて過ごします。


撮影場所:
【 札幌豊平川さけ科学館 】
撮影2002年
 ここは、比較的小さな施設ですが名前の通りサケに特化した展示施設です。
 池にイトウが泳いでいます。
 小さな展示水槽では間近に魚を観察できます。アルビノなども展示されることがあるようです。小さい水槽なので魚は頻繁に状態の良いものと交換されているのかもしれません。半地下のようなところから外池の魚を見ることができますが、養殖池の中のようです。

 
撮影場所:
 岐阜県 【 世界淡水魚園水族館 アクアトト 】 
 岐阜県各務ヶ原市にある淡水魚に特化した水族館。
 新しい水族館なので飼育方法も、かなり養殖→アクアリウムへ転換しています。
 旧来の淡水魚飼育では『底砂をしかない・障害物を置かない・水槽壁面をブルー、白にする』などなどでしたが、近年はアマチュアのアクアリストの水草水槽や熱帯魚水槽の飼育方法が水族館でもだいぶ定着するようになってきました。
 ここのイトウ水槽にはちゃんと底砂と流木があります。施設が新しいせいかイトウの状態は良いと思います。また、その他の渓流魚についても比較的状態もよく、展示方法も他より優れています。

今回はイトウを中心に3つの施設をみてみました。
イトウは水族館の展示でも人気のある魚種ですが、せっかく見に来てくれたお客さんが『ワァー!!』って声を上げたくなるような展示を目指して欲しいものです。実際には鰭が欠損していたり、奇形だったり、状態の悪いものが多すぎです。

2007年01月20日

日本のイワナ

今回はイワナの外見の違いについて画像を交えて紹介します。
前に背鰭の特徴もイワナを見分ける上で重要なポイント【 オショロコマとイワナの違い 】と書きましたが、今回はもう少し詳しくみていきたいと思います。

先ずはおさらい。
 
 

上の5つの背鰭の持ち主はわかるでしょうか?
上の2つがオショロコマ(左:ミヤベイワナ銀毛 右:ミヤベイワナ河川型)
中段の左がエゾイワナとニッコウイワナの中間型
中段の右がブルックトラウト
下の左がヤマトイワナです。

【 オショロコマとイワナの違い 】では「背鰭の虫食い斑がそれぞれの種で微妙に異なっていますよ」って書きました。
今回は非常に難しいオショロコマを除く日本のイワナ同士の違いについて、最初にエゾイワナとヤマトイワナで見ていきましょう。

この画像には左にヤマトイワナ、右にエゾイワナ(ニッコウイワナ系)がそれぞれ1尾づつ写っています。
遠目にエゾイワナの白斑がはっきりと見えるのが分かると思います。
概ねエゾイワナは白斑の明瞭なものが多く、特に体側は虫食い斑というより、かなり円形に近い白斑が多いのが特徴です。
 
左がエゾイワナ(ニッコウイワナ系)と右がヤマトイワナ。
ヤマトイワナのほうをみると、白斑や虫食い斑は不明瞭なのがわかります。

とくに頭部の模様が不明瞭です。また、パーマークが薄っすら確認できます。

さて比較的はっきりとその差が分かるのは、オショロコマ、エゾイワナ、ヤマトイワナなのですが、一番厄介なのがニッコウイワナの存在です。もともとエゾイワナとの境界線がハッキリしていない上に、放流事業もあり今現在で分布境界線を引くことは困難です。この2つの種は同じものと考える人もいます。
とりあえず、一般的な見分け方(多くの書籍や釣り人のいうところの見分け方)でその違いを見ていきましょう。

先ずは典型的なエゾイワナ(アメマス)です。
 
これは、北海道西別川で大きさは20センチ程度です。

 
これはエゾイワナとニッコウイワナの中間型(たぶんニッコウイワナに近い)と思われる個体です。
ニッコウイワナはエゾイワナに比べて白斑が小さく、体側中央部の大き目の白斑と背部の虫食い斑とその間くらいにやや小さめの白斑が散在すると言われています。また、エゾイワナ(アメマス)に着色斑が現れることはほとんど無いと云われています。しかし、ニッコウイワナにはもう少しハッキリした着色斑はあってもいいはずです。それに、僕の育て方ならもっと腹部が赤くなるはずですが橙色止まりなのはニッコウイワナではない可能性もあります。
 
これも、エゾイワナ(アメマス)とニッコウイワナの特徴を併せ持っています。エゾイワナにはこれほど明瞭な着色斑は現れることはほとんどないためです。しかし、腹部は白いままです。白斑の現れ方もアメマスに近ようです。

上の2つの例のイワナはどちらも標高1000メートル付近で、近年放流のない場所で採種した個体です。
昔の山猟師が背負って源頭放流した末裔のイワナたちなので、最近の下流の放流で混ざってしまったイワナ達とは違い、本来のその川にいたイワナのはずです。ちなみに、直線で20キロ程度しか離れていませんが、分水嶺を越えてそれぞれ太平洋側(上2枚)、日本海側(下2枚)のイワナです。

さて、外見での違いを書いてみましたが、実を言うと僕はあまりエゾイワナ、ニッコウイワナ、ヤマトイワナ・・・というわけ方はこだわっていません。というのも、白斑は【 オショロコマミヤベイワナについて 】で触れたように、生育環境でも大きさや形、個数が変化するので白斑の数や形状で分類するわけにはいないはずですし、着色斑ももちろん同じです。
でも、釣り人としては××川で釣った○○イワナは「大きかった!!」とか「きれいだった!!」って言いたいんですよね。まぁ、ブランドと同じかもしれませんね。「岐阜県まで何釣りに行ったの?」って聞かれて「イワナ」って答えるより「ヤマトイワナ」って言ったほうが聞こえはいいですよね。

2007年01月19日

札幌豊平川さけ科学館

【 札幌豊平川さけ科学館 】

■ 札幌市内を流れる豊平川河畔(真駒内公園)にある魚類展示施設。
■ 飼育展示室(水槽図鑑)はブルー背景の小さめの水槽で魚の特徴が間近で詳細に観察できる。
■ 周りの公園と合わせて落ち着いた雰囲気でゆっくりとできる施設。 

エゾイワナ(アメマス) アルビノ

Salvelinus leucomaenis
 

アメマスのアルビノです。黄金色で人工的だけど美しいですね。自然界でも発生しますが、これだけ目立つ色だと厳しい自然環境の下では生存率が極端に下がります。その他の機能的なところはまったく変わりありません。ニジマスなどのアルビノは有名ですね。ちなみにアルビノは何のために作出されるかというと、養魚場で魚の成長具合を目視しやすいように入れられています。成長に差がないので魚の仲間内では差別とかはないのかもしれません。まぁ強いものだけが先に大きくなる世界ですから、体の色は関係ないのかもしれません。とはいっても、養魚場でも目立つ色なのでタカやトンビに狙われやすいようです。

撮影場所:
【 札幌豊平川さけ科学館 】
撮影2002年

ところで、水槽の中でいろんな渓流魚を一緒に飼っていると、同種間でしか喧嘩をしない魚や、異種であっても縄張りに入ると喧嘩を仕掛ける魚がいます。渓流魚はお互いの種の違いを認識しているのでしょうか?ちょっと興味深いですね。
僕が研究者だったら真っ先に取り組みたい分野です。

2007年01月18日

釣り仲間 更井様 南米


海外釣行時にお世話になっている【 フリーライドアングラーズ 】の更井様からの画像です。

 

南米はアコンカグアに行かれたそうで、
「少し予定より早くおりたのでパタゴニアにフライフィッシングにいきました。
綺麗なブラウントラウトが相手してくれました。」
とメールを頂きました。

海外釣行をご検討の方は、ぜひアクセスしてみてください。
トラウト以外でも世界中の魚を追い求める釣行を企画されています。


パタゴニアは管理人:malmaも行った