写真素材 PIXTA

« チベット再び!! | メイン | サクラマス 婚姻色 »

八幡平のイワナの姿

 

右が岩手県側高所で多く見られるタイプ。
左が秋田県側高所で多く見られるタイプ。
採取標高はどちらも970メートル付近。

岩手県、秋田県とも低い標高の河川では放流事業が盛んで、河川ごとの岩魚の個性は失われつつある。
高所でも放流されているが、多くは山猟師や釣り人が昔から繰り返してきた源頭放流(釣りながら下で釣った魚を少しずつ滝の上に放流していく)であり、同一河川の個体群の放流。そのため、比較的イワナの河川ごとの個性がみられ面白い。
この岩魚の河川ごとの個性は、単に遺伝的なものだけでなく、河川の環境の違いや、餌の違い、滝などで他の個体群との交流がない中で、系統群としてイワナの外見を大きく変えていく。
これが、地域全体の広がりとなることで、最近よく言われる河川の名を冠した×××イワナや○○○イワナなどと云われ、さらに大きな地方や分水嶺などの区分による、ニッコウイワナ、エゾイワナ、ヤマトイワナ、ゴギ、キリクチなどといったグループに分けることがある。

コメント

 こんにちは、いつも楽しく拝見しております。岩魚の放流の記事、興味深く読ませていただきました。先日、宮城の河川でアマゴが釣れたという話しを聞き、とうとうここまで来たかという憂いを感じました。在来魚、あるいは、古からの生態系の維持を目指していくために私たち釣り人にできることは何があるのでしょうか?
 最近富に考えさせられる問題です。

Kazuさんは、もう釣りに行ってるみたいですね。僕の家の周りはまだ真冬状態なのでスキーです。釣りもしたいんだけど、1回目の釣行で惨敗だったので、少し暖かくなってからにします。

外来魚だけでなく、他の河川からの移入魚は最近問題になってきてますね。根は結構深くて、全国的にアマゴの目撃例が結構前からあったようで、養鱒業が注目されていた大正の頃にアマゴが全国に広まったようです。一つは琵琶湖産稚アユに混じって広まったものと、故意に放流されたものがあります。この頃にアマゴが注目されていた理由は、ヤマメ(サクラマス)に比べて降海する個体群が少ないので、食糧増産、山間部などの食糧事情をよくするために移入や交雑(アマゴ×サクラマス)の研究が行われたようです。結局、ニジマスのほうが養殖しやすく生育もよかったため、ニジマスが全国的に広まったのですが・・・。
これは、昔々の話ですが、現在の事象について詳しく書いている途中です。