ニジマス レインボートラウト 形態 Ⅰ
ニジマス レインボートラウト
学名:Oncorhynchus mykiss mykiss
北米から移入された外来魚。管理釣場から回転寿司の寿司ネタまで最もポピュラーなトラウト。
特徴
背部にやや細かな黒色斑点が多数散在し、体側部に名前の通りの虹色を帯びる。
眼球の黒目を囲うように黒色の着色班が見られるが、ヤマメに比べて形、数量ともに不定。
分布
日本のいたるところに生息しているが放流によるもので天然繁殖固体は少ない。
原産は北米の太平洋岸からカムチャツカ半島。
水産資源として世界各地で養殖されており、現在の生息はブラウントラウト同様拡大している。
生態
成魚は病気に強く成長もよいため養殖魚として世界中に分布を広げているが、天然繁殖となるとブラウンなどに比べシビアな条件となり、天然繁殖できる河川は少ない。
本種はブラウンやイワナの仲間と異なり雪解けの春に産卵し、発眼から孵化まで雪解けの冷水で過ごさなければならない。
雪解けが濁流となる河川や雪解け期間が短い河川では卵に泥が被ったり産卵床が干上がったりで繁殖することができない。
我が家の沼でも毎年春に産卵するが、雪解けの状況によって卵が死ぬことも多い。
研究・利用
水産資源として世界中で養殖研究されており、日本でも各地で養殖、各自治体でも研究、利用の促進と振興策を展開している。
国内の河川に遡上するサケマスの多くは寄生虫の心配があり酢〆やルイベで食されるが、淡水で大型で脂の乗った虹鱒は刺身で食すことができ、回転寿司の寿司ネタとしてサーモントラウトの名で流通している。生産地は南米チリが多いがこの地域には元々トラウトは生息せず移入によるもの。空港近くにトラウト加工場が工業団地のようにある。
国産虹鱒は当初の養殖技術の未熟さからイメージが悪く消費振興で悪戦苦闘。状況を変える方法として、バイオテクノロジーを利用した改良型のニジマスに新しい名称をつけて流通させるのが主流になりつつある。優勢選抜のドナルドソントラウトから3倍体全雌化まで様々な方法で作り出された虹鱒が名前を変えて流通している。
アルビノマス、とくにコバルトマスは人間に作り出された怪しげな美しさがある。
うちの沼。
釣堀のうちの沼では30年以上前からニジマスを放流。
釣堀は今でも続けているものの、天然の沼のためすぐに魚が野生化してしまい、釣れなくなるため客足が悪くなりました。しまいにはサギやトンビ、タカが来て捕まえていってしまうので、知らない人が来て釣れない釣堀だと悪評をされるといやなので看板は外しました。
釣堀の看板を外したとたん、釣り客が減ったせいか、ニジマスが湧き口で産卵するようになりました。
産卵はゴールデンウィークのちょっと前辺りですが、雪解けが急激に進む頃になると2,3日で産卵を終えるようです。
今では、宿泊もやっているので常連&宿泊者専用のような感じで釣堀をやっています。
天然繁殖ニジマスが限定匹数(数匹釣られると魚の警戒レベルが一気に上がって自動的に釣れなくなる)が釣れます。
