2004中国チベット Ⅱ
第3日目
僕は暗闇の車窓からの景色を見ながら、刻一刻と変化を見せる山河のシルエットに一睡もすることができなかった。
黄河水系の枝沢の峡谷で夜明けとなり、やがて黄河本流を望む小高い山で全員が目覚めた。
朝食は大武という県都で、ガイドの林さんがこれから向かう、班馬地方のパーミットを手続きしてくれた。
途中、黄河水系の川で顔を洗うため下車。
船戸さんによると水温8度。とても冷たい。
ここで、小さな魚をすくう。泥鰌の魚影を確認。
ここでは魚の他に、美しい草花に出逢うことができた。車窓からもその美しさに見とれ、車を止めてもらうこともしばしば。
噂には聞いていたが、チベットの花は本当に美しい。
昼食は、達日というチベット色の強い街。
標高は4000メートルを越え、やがて黄河長江の分水嶺満掌峠を越えようやく目的地が近づいた感じが強くなる。
しかし、長江水系は黄河水系以上に放牧地が多く、水質が悪そうに見える。
一抹の不安を抱えながらも、目的地の班馬こと塞来塘鎮に着く。24時間の移動であった。
ホテルのチェックイン後に夕食で現地の魚を出してくれた。店ではわざわざ活魚で取っておいてくれていて、はじめて西蔵高原特産の裸鯉を見ることができた。味の方も大変美味でとくに鱗がないことから食べやすく、脂ものっていて美味しく食べることができた。
四川省が近いので山椒が利いたピリ辛のチンジャオロウスウを食べることができた。
![]()
