オーストリア ・ スロベニア 旅行 II
今回の旅ではメインは釣りでしたが、第二目標はスキーに行くこと!!
旅の計画段階でスロベニアに行くのにオーストリア経由とイタリア経由とがあったのですが、この時期、迷わずオーストリア経由に。結果的にはオーストリア経由のほうが便利だったのですが、一番の理由は憧れのオーストリアで少しでもスキーをしたかったから。
重い思いをしてスキーブーツを持っていきました。
たった1日滑るためだけに!!
現地 12月19日 ザルツブルク - バート・ガシュタイン
Salzburug - skiamade ・ Bad Gastein
まだ真っ暗なザルツブルク駅6時。スキー場のあるBadGastein駅には7時45分に到着。
まだレンタルショップもskipass売り場も開いてない・・・。
途方にくれながらも、少しずつ明るくなり始めたので、skiセンターの周辺をウロウロ。
8時にレンタルショップが開店。
真っ先にski板とストックをレンタル。すぐに1日券も購入。1日券はBadgasteinと隣のエリアのBad Hofgasteinの2つのエリアが滑られるらしい。
ここはSkiamadeというザルツブルク近郊のスキー場の集合体で総滑走距離850kmといわれる中の一部。
巨大だ!!300mそこそこのスキー場で育った身としては、この巨大なスキーエリアの一部とはいえどう攻略するか楽しみだ。
まだアルプスの深い谷底のBadGastein駅周辺には日の光が差し込んでいませんでしたが、スキーゴンドラに乗って徐々に高度を上げると、美しいアルプスの白い峰峰が朝日を受けて輝いています。周りが妙にキラキラしています。
山頂駅について外に出て驚きました。
太陽が自分の目の前に伸びてきているのです。
周りがキラキラしていたのは気分の問題ではなくて、ものすごいダイヤモンドダストが発生していたのです。そしてそのダイヤモンドダストは太陽の光を強烈に反射して、サンピラー(太陽柱)といわれる神々しい光の柱を作っていました。
本当に感動しましたが、なぜか他のスキーヤーは見向きもしません。
オーストリアアルプスでは日常的な現象なのでしょうか???
さていつまでも見ていたかったのですが、どんどんスキーヤーが上がってきますし、この巨大なスキーエリアを少しでも多く、長く堪能するために、久々にスキーバカになることにしました。今回はGasteinとBad Hofgastein2つのエリアの運行全リフト・全コース制覇を目指します。
谷に近いほうでは積雪が少なく、ものすごい数の人口降雪機がうなりを上げています。
この降雪機のつくる雪煙が山の中腹から谷にかけて靄を発生させています。
Gasteinエリアを反対側に一度谷に下りて、Bad Hofgasteinエリアに向かいます。
谷の向かい側がBad Hofgasteinエリアの入り口。
ここの谷のスキーセンターは比較的新しく、設備が近代的でした。
谷底は日が差しませんが、上に行くと再び、明るい陽光が差してきます。
でも、めちゃくちゃ寒い。
寒そうだけど、一番上に行ってみましょう。
ものすごい寒いです。でも周りはキラキラしています。サンピラー(太陽柱)もだいぶ薄くなりましたが、まだ発生しています。
すばらしいゲレンデです。雪質も最高!!キシキシ言ってます。
ただ、問題は一人でスキーに来たので、写真を撮ってもらえないこと・・・。
スイスのときと違って、地元スキーヤーが多いのか、写真を撮っている人が少なくて、なかなか頼めません・・・。やっぱり写真とっている人は手袋脱いでるから頼みやすいけど、極寒でシャッターを押してもらうというのは、なかなか面倒だとわかっているので頼みづらいなぁ・・・。それでも、偶然旅行客だと思うけど写真を撮っている人がいたのでお願いして1枚撮ってもらいました。1番上のは三脚で撮った写真です。
リフトクローズは15:00~15:30なので、Gasteinエリアに2時ころに戻り、15:20まで滑って、Gasteinの駅に戻りました。
電車は16:19分でしたが20分遅れ。でもちゃんとわかりやすくアナウンスが入っていたので不安はありませんでした。
本当にすばらしいスキーでした。
また来たーい!!