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メイン 青海チベット2006ギャラリー

2007年5月21日

西方へ!!

昨年【2006年の青海チベットフラワーウォッチング】で撮影した花の写真で、まだまだ公開していないものがたくさんあります。次のツアーまでに公開は間に合いそうにありません。

                       シソ科 アユガ・ルプリナ
                         Ajuga lupulina

花の名前も【いい本見つけた】で紹介した『ヒマラヤ植物大図鑑』で相当数が判明したのですが、過去のエントリーに遡って追記するのも面倒。

ということで、今年の【 2007年青海チベットフラワーウォッチングツアー 】も差し迫ってきているので、2006年版のチベット関連の更新は休止します。

そのかわり 【 西蔵花鑑 】または 【 西蔵花記 】どちらも未定ですが、こんな感じのタイトルで新ブログを作ります。モンゴルとか別地域の花も紹介すると思うので、【 西遊花記 】もいいかな?

新ブログでは、青海チベット高原の珍しい花を種別、花色別、標高別、環境別のカテゴリーで紹介し、旅程についても更に詳しく解説する予定です。
アドレスが決まり次第こちらでご案内しますので、どうぞお楽しみに。

2007年4月23日

チベットってこんなとこ Ⅱ

【 チベットってどんなとこ? Ⅰ 】では比較的標高の低い3000m前後の風景を紹介しました。

青海チベットは全体に標高が高いので、四川省、雲南省の西部のような急峻な山岳風景よりなだらかな丘陵地帯の延長で4000~5000mの山脈がいくつも連なっています。
 
サクラソウの群落が車道脇の草原に広がっています。

幻といわれる【 ブルーポピー 】も車道の路肩に咲いています。

急峻な山岳地帯は、青海省の中央部のアムネマチン(6282m)周辺や、四川省との境などに見られますが、全体の一部です。

6000mのアムネマチンの周囲でもなだらかな地形のところがあります。

写真を撮った場所が4900mありますから、奥の小高い山は軽く5000mあります。

アムネマチンが6000m峰といっても、周りの標高が高い(4000~5000m)ので盛岡から見る冬の岩手山2038mと同程度の高さにしか感じません。

頂上は雲に隠れていますが、雪を頂くアムネマチン6282mです。
撮影場所は雪山郷。いい名前ですよね。

青海チベットの観光で長所と短所はこのベースとなる標高が高いことなのです。長所としては、なだらかな道路の延長でブルーポピーはじめ珍しい高山植物が車道脇に咲き乱れるのを観察できること、短所は一度高山病になると標高の低い場所へ向うため旅程を繰り上げたり、変更しなければならなくなることです。2000m以下の場所はほとんどありません。

2007年4月20日

青海チベットってどんなとこ? Ⅰ

昨年7月の青海チベット鉄道開通以来、TVでも『青海』の名前が頻繁に出るようになってきました。
TVでは、チベットのイメージで青い空と真っ白な雪山風景を撮るために、比較的晴天の続く秋や4月~5月の撮影が多いようです。そのため、荒涼とした茶色の荒地と真っ白な雪山、そして澄み渡る青空のイメージが出来上がってしまっているわけです。
実際には6月以降は緑豊かな大地がほとんどです。一部砂漠や荒地もありますが・・・。
 
緑の草原の中に、無数の花が咲き誇っています。

チベットというとラサがあるチベット自治区が一般に思い浮かべると思いますが、チベット文化圏は最近世界遺産で有名な黄龍、九寨溝、四姑娘山がある四川省の西側山岳部、同じく世界遺産の三江併流、シャングリラのある雲南省の西側、そして青海省になります。

そして、青海省といえば青海湖ですが、琵琶湖の6倍もあるんだそうです。
ただただデカイ!!
しかも青い空を映して全く名前の通り。
 
以前は中国人民解放軍の魚雷発射試験場があったそうです。
画像の湖の中に立っている建物がその跡だそうです。
その通り、デカイ、青い湖なので特別なにか変わっているってことはないんだけど、標高が3200mもあります。それを意識すると不思議な感じがします。

青海省の主な産業の一つに菜種栽培があります。
中華料理に欠かせない食用油を採るほか、最近有名なハチミツも採ってます。もちろん生鮮野菜としても使われるようだけど、たぶんその部分は少ないと思います。
 
西寧郊外でも菜の花畑は見られますが、少し離れた地方へ行くと大規模な菜の花畑もたくさんあります。

今年は青海チベット鉄道が流行りそうだけど・・・。
鉄道では通り過ぎるだけだけど、じっくりゆっくり人、物、花を観察できるので車でのツアーもお勧めですよ。

2007年4月 7日

青けしマニアへの道

ヒマラヤの青いけしということですが、ヒマラヤだけでなく中国西部のチベットにこの花を見に出かける人が増えてきています。
僕も【 2004年に偶然 】この地域で青いけしを見つけて感動しました。格好付けて書いてますが、本当は斜面に工事用のブルーシートの破片みたいなビニールゴミがあるのかな?って思うほどの青でした。
青いケシのある地域だとは知っていましたが、花期から1ヶ月以上早い時だったので咲いてるとは思っていませんでした。
このとき見たのは、メコノプシス ホリドゥラ(Meconopsis horridula)の低山タイプでした。
  
左 : 2004年はじめてみた青ケシ。
中央・右 : 2006年。

その後、本とかネットで調べて、もう一度見たいということで【 2006青海チベットフラワーウォッチングツアー 】となったのです。
すっかり青けしの虜になってしまって、昨年は園芸店でメコノプシス グランディスを買って植えて見ました。

自宅ロックガーデンに咲いた青ケシ。メコノプシス グランディス
昨年は画像のグランディスの他に、種子を頂きまして、ホリドゥラを育てています。
冬越し後まだ芽が出ていません。たぶん来年には咲いてくれると思うのですが・・・。
目標は高山タイプ。

こんな感じに咲いてくれるといいのですが。

次に欲しいのが下の【 メコノプシス インテグリフォリア 】
 
とても大きな花です。見ごたえがあります。
そして、真っ赤な青ケシの仲間【 メコノプシス プニケア 】
 
赤、青、黄色と取り揃えて咲かしてみたいものです。

今年も青海チベットに青ケシを見に行きます。もちろん見所は青ケシだけじゃないけど。
興味ある方は【 青海チベット2007 】をご覧下さい。

さらに、青けしだけ見たい方は
 【 メコノプシス ホリドゥラ Ⅰ 】
 【 メコノプシス ホリドゥラ Ⅱ 】

2007年4月 6日

黄砂の生まれるところ

時節柄、黄砂について。
黄砂の主な発生源としては、中国の(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠)・内モンゴル・黄土高原の3箇所が知られていますが、近年では新たな発生源やそれぞれの発生場所の範囲が広がってきています。
青海チベットも砂漠化が進み黄砂の発生源となっています。

元々は緑の草原だった場所が、乾いた荒地へと変化しています。
原因は様々ありますが、一番はネズミ(ナキウサギのようなネズミ)が大量発生しているということだそうです。たしかにネズミがいたるところを走り回っています。このネズミが大量の草を食べるのと同時に、巣穴を掘ります。この地域の草原の下は凍土になっていて、ネズミの巣穴から徐々に凍土が溶け出して行きます。凍土がなくなると草木は水分を得ることができなくなり、やがてゴルフ場のバンカーのような砂の窪みができます。そうなると荒地化は加速度的に広がっていきます。
やがて、荒地を吹く風に乗って砂が舞い上がり、風の通り道に次々砂丘を作ります。
それが下の画像です。
 
飛ばされてきたので非常に細かい砂?です。
砂の感触はありません。まるで片栗粉のような触り心地です。
なるほど、車の窓に積もる黄砂と同じ細かさでした。

ネズミと砂漠化の因果関係には諸説あるようです。ネズミはもともと居たそうですが、鷹や鷲などの猛禽類が減少したせいとも、温暖化でネズミの巣穴から凍土が融け出すようになったともいわれています。ネズミだけでなく農地の拡大による水不足もあるのかもしれません。
対策として砂丘には画像のように植樹したり、猛禽類がネズミをとりやすいように草原に止り木を設置したり、猫を放したり。。。

黄砂ではないと思うけど、2004年の青海チベットの帰り、北京で観光中に猛烈な砂嵐に遇いました。
いきなり空が暗褐色になったかと思うと、砂が真横から投げつけられるような感じで突風が吹き荒れました。40分ぐらいで止んだようですが、慌てて飛び込んだのがマクドナルドでした。店内は非難した人たちでごった返していました。
さすが大陸だなぁーと感心していたら、地元の人たちもこの砂嵐はびっくりしたようです。

2007年4月 2日

チベットの人々 Ⅱ

ファッション編
 男性は画像のような軍用コートのほか、右の画像のように和服のように袷のある厚手のコートを着ています。
 袖は長いままにしている人が多いですが、折り返さないと手が出てきません。
  
真ん中と右の画像の服は一般的な男性が普段着ている服です。
もちろん、これに紐帯をします。
写真を調べたら、これを着ている人が一人も写ってませんでした・・・。
大都市の西寧市内でもこの服を着ている人をたまに見かけます。
現地の果洛蔵族自治州の班瑪県賽来塘鎮の商店で2004年に買いました。
このコート風の服が基本ですが、これに以前は毛皮の襟巻きなどを装飾していたようです。
昨年、ダライラマより殺生を戒める命が下り、獣の皮が一斉に燃やされたそうです。
そのため、現在では化学繊維のフェイクファーが主流です。
大武の町の商店でも、豹柄のフェイクファーとかが店頭に並んでいました。

着方としては、通常は上でも書いたとおり、袖は折り返さないのですが、夏場の暑い時などは、下の女性のように肩を出して着ます。若い人ほど袖を折り返してなかったので、流行なのかもしれません。たぶん、夏の着方と冬の着方もあるのかも。
僕が着て写真を撮ってみましたが、だらしなく見えるだけで、現地の人の着こなしを再現するのには至りませんでした。
ちなみに、画像の服も裏地がフェイクファーで、表地が軍用コートに使うような厚手の生地で、風を通さず温かですが、ひじょうに重いです。

 
基本的に地味な色(圧倒的にモスグリーンが多い)と派手な原色系の組み合わせの衣装が多いです。

岩手在住の人でも、似合いそうな人はたくさんいそうです。
『我こそはチベット衣装が似合うぞ!!』
なんて人がいたら、ぜひコメントしてください。

まずは今年のチベットでは着こなし方を勉強してきます。
そして、来シーズンはAPPIにチベットスタイルで滑りに行ってみようかな(笑)

2007年3月29日

インカルヴィレア

青海チベット 2006

インカルヴィレア
Incarvillea
チベットや中国の女性はショッキングピンクの服を着ている人が多いが、この花の色も同じような派手なピンク。
現地では6月~7月中旬までが花期のようです。
株の大きさや姿は標高によって変わりますが、花そのものの色や形は同じでした。

【 2004年の最初のチベットツアー 】で一番よく見かけた花。

今日、花屋で球根を見つけました。
早速購入。
将来はチベットガーデンを造ってみたいなぁーと思います。
そのためにも、現地で植生環境をしっかり観察してこないと。

とりあえず、チベット、ヒマラヤ原産の植物をコレクションしようと思います。
種子の頒布など良い情報がありましたら、お寄せください。

2007年3月28日

青海チベット 大黄

青海チベット2006

これが漢方薬でも有名な『大黄』の仲間。
軽く2メートルくらいの草丈がある。
比較的標高の低い3800~3000メートル付近のやや草丈のある草原から低木地帯に生える。
大武(瑪沁)の街中(役所の前の花壇に植えてありました)にも植栽されていて果洛州の花というか植物になっているそうです。
大武から拉加鎮に向う途中の谷にもたくさん生えていました。

青海チベットのこの辺りは『冬虫夏草』『雪蓮』などさまざまな漢方薬もみられる地域。
なかなか原産地でも自然の姿の状態を見られることが少ないのですが、この大黄だけは沢山見ることができます。

2007年3月24日

青海チベット 温泉、そして招待所という所

2006年の3泊目【 青海チベットフラワーウォッチングツアー旅程図参照 】はズバリ『温泉』。
温泉といっても地名が温泉でもちろん温泉が湧いているけど、入浴施設はありません!!
ただ地面から温泉が湧き出ていて、沼状の温泉池があるだけ・・・。
一番湯量の多い湧き口にはマニ車の祠があります。このマニ車の下には水車がついていて湧き口の温泉が流れてきて自働で廻るような仕組みになっているのですが・・・、ゴミが詰ってお湯が止まっているので廻ってません。
温泉は洗濯や足湯程度に使われているだけ。
標高はたしか、、、4000メートルぐらいでしたので、入浴には不向き。
昔は入浴施設があったらしいですが、ゴミ捨て場のようになっていました。

ここで、『温泉招待所』という宿泊施設に泊まったのですが・・・。
僕は中国で招待所の経験は2回目。
1回目は北京でしたが、街中の新しい招待所だったので快適でした。治安上はちょっと心配もありましたが清潔で格安でした。
そして、2回目が、ここ『温泉招待所』。

周辺の招待所よりは清潔な部屋。
電気は発電機なので電圧が不安定です。
ここで、持っていったi-Podが充電中にフリーズ。
隙間風が多い部屋でしたが、石炭ストーブを焚いてもらったので暖かでした。
ここの問題点は、トイレが非常に汚い。非常に汚いので、使用する人がトイレの穴の手前でしているようで、手前から近づけない状態。で!!更にその手前でするの悪循環で最悪な状態でした。

2007年3月18日

青海チベット リンドウ科

青海チベット2006

 
リンドウはいたるところの草原で見ることができました。
種類はよくわかりません。
たぶん、
ゲンティアナ・プビゲラ
リンドウ科 : Gentiana pubigera
と思います。

日本のタテヤマリンドウにも似ていますが、花冠の長さが違います。

 
白花のリンドウを頻繁に見かけたが、同じ種類なのか、違うものなのかわかりませんでした。
たぶん、↑のゲンティアナ・プビゲラの白花だと思います。
左右のリンドウは距離で数百キロ(左:西寧近郊、右:アムネマチン)も離れています。

  
ゲンティアノプシス・パルドサ
リンドウ科 : Gentianopsis paludosa
アムネマチンに近い小川の河原に沢山みられた。
草丈は30センチほど。
川石の転がる荒地にしか見られなかった。

本当はゲンティアナ・シェヘニイ(リンドウ科 : Gentiana szechenyi)のような感じのとか、トウヤクリンドウみたいなのを見たかったんだけど、見つけられませんでした。
今年は少しゆっくりと探して見たいと思っています。

2007年3月14日

チベットの人々 Ⅰ

 
チベットではチベット仏教が篤く信奉されています。青海省西寧郊外の皇中にはタール寺という大きなお寺があります。
ここの境内では信者が熱心にお祈りをする姿がみられます。
お祈りは五体投地という方法で行われます。五体投地とは五体を地に投げ打つ動作なのですが、巡礼者など熱心な信者は何日間にも渡って数千回、数万回繰り返します。一般の信者でも仏像の前などでこの方法で数回お祈りをします。
巡礼の場合は五体投地を繰り返しながら旅をするのですが、一度に歩む長さは自分の身長分とのことです。ひじょうに過酷な巡礼ですが、通常は親族や周囲の身近な人の手助けによってサポート役があったり、巡礼の行程によってはさすがに数千キロを一度では無理なので、途中まで進んで冬は一度帰って春に続きを歩きはじめる方法もあるようです。
昨年は西寧-ラサ間に鉄道が開通しましたが、この区間を歩いて五体投地で巡礼する人々もいるようです。
いずれにしても、信仰心が厚くなければできないですね。

2007年3月12日

青海チベットで出会った生き物 Ⅱ

チベットに行くと、普通にいたるところにいるのがヤクという毛の長い牛。
黒い色のヤクが多いが白や斑模様のもいる。
あまりにも普通なので、いつでも写真を撮れると思っていたら、結局数枚しか撮れてませんでした。
前回の2004年のときもヤクの写真を撮るのを忘れてました。


ヤクは放牧して乳や毛を使うほか、写真のように運搬の手段にも使われるようです。
乳はバターに加工されバター茶や蝋燭のロウの替わりに使われるようです。
毛はチベットの人たちの移動住居となるパオというテントに使われています。
更に奥地には野生の大きなヤクもいるらしいです。

2007年3月10日

青海チベットで出会った生き物

青海チベットのエントリーが花ばっかりでしたので、風景や出会った人や生き物も紹介します。
 

2006年 青海省 果洛州 アムネマチン周辺

先ずは可愛らしいマーモットです。
青海チベットでもアムネマチンの周辺の草地でよく見かけます。アムネマチンに近いところのほうが警戒心が少ないようでその姿をよく見ます。
可愛らしい姿に似合わずかなり凶暴らしいです。チベット犬とも喧嘩すると聞いてます。
草原のいたるところに大きな穴を掘って住処にしています。

2007年3月 6日

人気の写真


昨年の青海チベットの写真ですが、年賀状とかに使ったら「合成写真ですか?」っていわれたり、ブルーポピーより人気の高い写真です。
真ん中の1本が【 メコノプシス・インテグリフォリア 】で標高は4000メートルを軽く超えています。
奥に見える白い山(曇りで雲と同化しています)がアムネマチン6282mです。
視点の場所自体が高いので自宅から岩手山2038mを眺める感覚と同じです。。
今年は青空に浮ぶアムネマチンの雪山姿を見られるといいのですが・・・。

色違いの【 メコノプシス・プニケア 】も

花自体がビニールのようで造花っぽいです。
このお花畑は、大型のメコノプシスがポツンポツンと点在しているので、このような合成写真ぽい画が取れるのです。比較的、ブルーポピーこと青いケシの【 メコノプシス・ホリドゥラ 】は群生することもあるのですが、ほかのメコノプシスはあまり密度の高い群生地は少ないようです。
アムネマチンの南東側の山塊に【 メコノプシス・インテグリフォリア 】の大群生地がありましたが、急な荒天で写真は撮ることができませんでした・・・。
今年は、この大群生地を歩いてみたいです。

2007年2月 3日

青海チベット マメ科?

青海チベット 2006

右の画像は見るからにマメ科なんですが、左の画像はちょっと自信なし。

2007年1月29日

青海チベット 紫のマメ科

青海チベット 2006
 
こんもりとした棘のあるマメ科と思われる植物。
一見するとサボテンのようにも見える。


小さな小さなマメ科の花。乾燥した草原地帯のいたるところに咲いていました。


マメ科のオヤマノエンドウやエゾオヤマノエンドウに近い花。
河原に様々な花の間を埋めるように咲いていて、怪しいくらいに美しい花畑をつくっていました。

2007年1月27日

青海チベット 黄色いマメ科植物

青海チベット2006

青海チベットでもっとも広大な花畑を見せてくれたのがこの花。
  

  

名前はわかりませんでしたが、平原一面に咲く黄色い花は印象的です。
もし、これで青空だったらものすごい景観でしょう。

2007年1月12日

青海チベット2006 キンポウゲ科?

青海チベット2006
 
とても独特の色の花。
おそらくキンポウゲ科の花。
標高5000メートル近い凍土の粘土質の場所に群落を作っていた。


 
ちょっと見たことない花。園芸植物にありそうで、なさそうな。。。。。
なんとな~く、キンポウゲ科っぽい雰囲気だったので。

 
川沿いの草地に沢山咲いていた。丈は20センチぐらいはある。主にピンクの花が多いが、白や濃い赤紫まで様々。花の形や大きさなど一瞬ウメバチソウかとも思う。

 
見るからにニリンソウに近い仲間。でも株が大きく、何本もの長い花茎が伸びる。
葉も密生し、さながら『お化け多輪草』ですね。


これもなんとな~く、雰囲気がトリカブトっぽく見えたので・・・。

チベットにはキンポウゲ科の花が沢山ありますが、標高や土壌が地区によって違うので同じ種類の花でも草丈や葉の大きさが違ったり、色が微妙に異なっていたりします。
同じ黄色の花畑でもキンポウゲ科の異なる種類の花が混生していたり。本当は注意しながらゆっくりと観察したいのですが、意外に高山病の影響があるようで注意力散漫気味です。

2007年1月 9日

青海三江源探検旅遊有限公司

【 青海三江源探検旅遊有限公司 】

■ 中国青海省の旅行会社
■ チベット旅行でお世話になっています。

2007年1月 4日

青海 チベット シソ科

2006 青海チベット
  
シソ科 Phlomis rotata
     フロミス・ロタタ
チベットの草原のやや湿った場所でたくさん見ることができる。大きなものでは葉を広げた直径が30センチ以上もある。葉や花は地べたに這い蹲るように咲いているが、やや標高の低い(3500メートル)所では花丈がやや高くなる。

2006年12月21日

キク科 チベットの黄色いキク科の花

2006 青海チベット
   
Ligularia lankongensis     Ligularia virgaurea
リグラリア・ランコンゲンシス  リグラリア・ヴィルガウレア
学研の世界のワイルドフラワーから判断しました。

 
これはわかりません。リグラリア・ヴィルガウレアに似ていますが、葉がギザギザで光沢と毛と厚みがあるのが特徴。
花ももう少し形がハッキリしていて、ひじょうに可愛らしい。岩手山や八幡平でもよく見かけるウサギギクにもにている。
わかる方は、ぜひコメントをお願いいたします!!

2006年12月10日

ユキノシタ科の仲間?

青海チベット2006

  

ユキノシタカ科ユキノシタ属
日本のシコタンソウやクモマグサに近い仲間と思われる。
チベットでも標高4300メートル以上の高山にボールのようにまとまって生えている。

2006年12月 2日

レオントポディウム(エーデルワイス・ウスユキソウ)

2006 青海チベット
Leontopodiumの仲間
 

 

日本では綿毛の多いウスユキソウは一部の高山でしか見られないが、チベットでは草原のいたるところで見られる。草原がやや白っぽく見えるところはほとんどがウスユキソウの群落。

2006年11月24日

ペディクラリスの仲間 Ⅱ

2006青海チベット
 ペディクラリス(ゴマノハグサ科シオガマ)の仲間
 Pedicularis

先にもちょっと変わったシオガマギクの仲間を紹介しましたが、チベットには様々なシオガマギクの仲間が咲いています。もちろん、標高や環境の違いによっても変化するのでしょうが、日本に咲いているものとよく似ていたり、違っていたり。正確な種類はわかりませんが、見ていると飽きない花の一つです。
 
 

標高4,800メートル付近の河原の荒地に様々な種類の花と一緒に埋め尽くすように咲いています。
日本のネムロシオガマによく似た花です。

  

左:標高4800メートル付近。
中央:標高3700メートル付近。
右:標高3200メートル付近。

2006年11月22日

サウスレア(トウヒレン)の仲間

2006青海チベット

キク科サウスレア
Saussurea
 
一見するとグロテスクな植物に見えるが、よく観察するとフキノトウにも似ている。フキノトウと同じキク科だが、フキのように葉が別に生えているわけではない。チベットでも4300m以上の高地の荒地を好むようだ。
下の画像は花をつける前。

2006年11月 5日

アンドロサケの仲間

2006青海チベット
サクラソウ科 Androsace
日本ではごく一部の山にしか産しないトチナイソウの仲間。
チベットに限らず大陸にはこの仲間が沢山、しかも大きな群落をつくって咲く姿も見られる。
この仲間の多くは同じ茎につける花なのに中央部がピンク、オレンジ、黄色などとバリエーションがあるものが多い。標高が高い場所や苛酷な環境化に咲く株は密生し茎が短いものが多い。ほとんど茎がなく地面から直接花が咲いているように見えるものもある。
 

 

トチナイソウは岩手県早池峰山にも見られるが数は少ない。
モンゴルでは草原に咲く。

2006年7月26日

ペディクラリスの仲間 Ⅰ

2006青海チベット
 ペディクラリス(ゴマノハグサ科シオガマ)の仲間
 Pedicularis

上段のピンク色のペディクラリスは標高4700メートル付近の沢沿いの湿地に咲いていた。特徴は豚の尻尾のような花弁の一部。壷状の部分からニョッキリと花を出している姿はとても奇妙。
おそらくペディクラリス ネパレンシス(Pedicularis nepalensis)と思われる。
下段の黄色のペディクラリスは標高3400メートル付近の比較的乾燥した岩礫地帯に咲いていたが、窪地だったのでもしかしたら、雨季には湿り気があるのかもしれない。上段のピンクのペディクラリスに比べて花丈が高く、葉も発達している。
おそらく、ペディクラリス コルニゲラ(Pedicularis cornigera)と思われる。

メコノプシス インテグリフォリア

2006青海チベット
 メコノプシス インテグリフォリア
 Meconopsis integrifolia
 メコノプシス属の中では比較的大型のインテグリフォリアは遠くからでも目立つ真黄色の花をつける。
 草丈は50センチ程。大きな花を複数つける。葉は細かな毛で覆われている。
 標高は4300メートル~3200メートル前後に多く、場所によっては大群落を作るが、ほとんどの場合やや草丈の高い草原に点在する。
 

2006年7月23日

2006青海チベットツアー 旅程地図

seikaimap1.jpg

簡単ですが、今年の青海チベット旅遊の行程マップと下記が行程概略です。

7月10日 深夜(翌11日午前3:00)西寧着 建銀賓館泊
7月11日 朝、魚類資源観測所見学。昼 塔尓寺見学。
      拉背山口(標高3780)経由-青海湖。
      青海湖草原賓館泊
7月12日 朝、青海湖発 共和県経由。 昼 河卡鎮。 
      ※1 河卡山口(標高4980)花の群落。
      ※2 卾拉山口(標高4300)メコノプシス ホリドゥラ群落。
      温泉招待所泊
7月13日 朝、温泉招待所発。
      苦海付近、一面の高山植物群。
      花石峡鎮左折、以降高山植物群。
      ※3 沁馬雪山峠付近、ホリドゥラなど高山植物帯。
      ※4 尼照瑪山山口手前20km付近より、高山植物高密度地帯。
         ホリドゥラ至る所にあり。
         尼照瑪山山口下山数kmより黄色いけし(メコノプシスインテグリフォリア)
         大群落あり。
      夕方、大武鎮 果洛賓館泊
7月14日 朝、果洛賓館発、アムネマチン展望へ出発。
      ※5 雪山手前数キロまで行く。
      赤いけし(メコノプシスプニケア)草原に点在。花密度濃い。
      夕方早めに、大武鎮 果洛賓館泊。
7月15日 早朝、果洛賓館発。
      達日方向に数キロ進み、フィッシング。河原の草原にも花多数あり。
       朝食後、貴徳へ向う。
      ※6 大武鎮-拉加鎮間の峠に薄紫のケシ
          (メコノプシスクィントゥプリネルヴィア)点在。
         プニケアなども散在。
      沢沿いなど、ホリドゥラの低山タイプが点在。
      河北で昼ごはん。
      貴南県の砂漠を展望。
      夕方、青い黄河で有名な貴徳へ到着。
      貴徳泊。
7月16日 朝、貴徳下流付近でフィッシング。
      貴徳で昼食後、西寧へ向う。
      夕方、西寧ショッピング。
      西寧 建銀賓館泊
7月17日 午前中
      西寧市内ショッピング。
       昼の便で上海へ。
      上海泊
7月18日 午前の便で帰国。

※の解説。
 最もすばらしい花の見所をピックアップしてみました。
 後ほど、画像つきで解説しますが、

 ※1 河卡山口(標高4980)花の群落。
    エーデルワイス、アズマギクの一種、トラノオ風の小型植物の大群落。

 ※2 卾拉山口(標高4300)メコノプシス ホリドゥラ群落。
    有名な青けしのビューポイント。

 ※3 沁馬雪山峠付近、ホリドゥラなど高山植物帯。
    5000メートル近い標高があるため、草原のお花畑ではなくて、
    粘土質の凍土上に珍しい高山植物が群落をつくる。
 
 ※4 尼照瑪山山口手前20km付近より、高山植物高密度地帯。
     ホリドゥラ至る所にあり。
    尼照瑪山山口下山数kmより
     黄色いけし(メコノプシスインテグリフォリア)大群落あり。
    今回の旅で最もすばらしい花畑はココ!!
 
 ※5 雪山手前数キロまで行く。
     アムネマチン(6282)を望む、草原の丘に花畑が広がる。
     インテグリフォリアやプニケアが点在し、
     湿地や沢沿いには珍しい高山植物が点在する。

 ※6 大武鎮-拉加鎮間の峠に
    薄紫のケシ(メコノプシスクィントゥプリネルヴィア)、プニケアなども散在。
    標高は4300メートル以下の峠が、貴徳までの間でいくつか通過するが、
    そのほとんどに、クィントゥプリネルヴィア、プニケアがあり、
    そのほかの高山植物も豊富。

2006年7月22日

コリダリス 青海チベット 2006

今回、僕が注意して探していた花の一つがコリダリスの仲間。チベット周辺には数多くのコリダリスの仲間が見られ、前回訪れた時にも真っ青なコリダリスが咲いていました。今回、時期が少し遅かったせいか、標高の低い場所のコリダリスはすっかり終わってしまっていたが、標高5000メートル付近でコリダリスの仲間と思われる花を見つけることができた。この標高になってくると、撮影する自身も酸素不足からか思考能力が落ちて種類の判別のための観察も疎かになってきて、帰ってから画像を見ながら判別という状態。下の画像はコリダリスの仲間と思うのだけど、種類などわからないので、ご存知の方はコメントをお願いします。
 

 

メコノプシス クィントゥプリネルヴィア

ケシ科 Meconopsis quintuplinervia
深紅のケシのプニケアと同じような場所に生える。
大きさや特徴はプニケアによく似ているが、少しだけ花弁が短く、ひじょうに優しい感じの紫色の花弁。
  

メコノプシス プニケア

ケシ科 Meconopsis punicea
メコノプシス属の中で唯一、深紅の花をつける。
しかも、花弁は長く垂れ下がる独特の姿と、周りに不釣合いなほどの赤が印象深い。
ホリドゥラなどよりは低い標高の4000メートル~3000メートルくらいまでの草原や低木でよく見られる。
 

 

2006年7月20日

メコノプシス ホリドゥラ 2006 Ⅱ

今回の青海チベットでホリドゥラを目撃できたのは4箇所。最初の目撃箇所は峠の下りで青けしと同じ色の青空に恵まれました。峠は4500メートルを越える高さで、青けし以外にも数多くの花々で埋め尽くされていました。
次の青けし目撃箇所は、標高4500メートルのなだらかで雄大な谷のような地形で黄色い花畑の中にポツポツとちりばめてあるように咲いていました。再び、標高4700メートル強の峠に、そして今回最も青けし密度の濃かった標高4700メートル~5000メートルの高原~峠に至る地域。
どこの青けしも色が個々に違い、濃い青からスカイブルー、紫など美しい花を見せてくれていました。。
青けしは1番花がやや終わりかけのものもあったが、ほとんどがちょうど見頃で、周辺の花々もちょうど満開で天上の楽園を思わせる花畑でした。
途中の浅い川を渡河する際には、向こう岸の花畑が特にすばらしかったわけですが、高山病の症状がでていた人にとっては、三途の川の向こう岸の花畑に思えたかもしれません。
  

  

  

  

  

  


2006年7月19日

メコノプシス ホリドゥラ Ⅰ

やはりなんといっても、チベットといえばこの花でしょう!!
真っ先に、皆様のご期待に沿うようにこの花をアップします。
しかも、大量の画像でたっぷりとチベットの青けしこと『メコノプシス ホリドゥラ』をお楽しみください。
  
左:中:右 標高4500メートル付近 撮影 7月12日
  
左:中: 標高4500メートル付近 撮影 7月12日 
右: 標高4300メートル付近 撮影 7月13日 
  
左: 標高4500メートル付近 撮影 7月12日
中:右 標高4700~5000メートル付近 撮影 7月13日

先ずは縦画像をアップしました。
撮影場所など詳細は後々、書き足して行きます。