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2007年5月31日

八幡平花暦 2007年第4号 No.20

新緑も標高1000メートル付近まで進みました。山麓の緑は一段と鮮やかになってきています。
ダケカンバが芽吹き始めました。
山腹標高800メートル以上の林下ではサンカヨウが満開です。

徐々に高度を上げていきます。

湿地や沼地ではミツガシワが咲き始めました。
この花のように総状花序となっている花の多くは、遠くから見るより近くでじっくり見たほうが美しい場合が多いです。
ミツガシワは湿地や沼地に多く見られるので、近づいて観察できる場所が少ないですが、もし木道横や岸辺で見かけることがあったらじっくり観察してみてください。

ムラサキヤシオツツジはまだ開花しています。
松川渓谷沿いでも見ることができます。
オオバキスミレも標高800メートル付近で開花していますが、数は多くありません。もう少しすると標高の高い場所で群落が咲く姿が見られるでしょう。
標高900メートル以上のシラネアオイはこれから開花します。

タケノコは出始めです。

ここ数年、熊が異常に増えています。十分な注意が必要です。

2007年5月30日

怒りを通り越して・・・ Ⅰ

先日、新聞の1面に捕獲された熊の放獣を国有林野にしたいなどという、とんでもない記事が載っていました。
正直、林野関係は過去の対応や不正疑惑などで擁護する気持ちは全くないのですが、この熊の放獣の件に関しては林野庁の言うとおり、林内で働く人や、国有林野に隣接する地域に住む人にとって危険極まりないことなので絶対に行われることがあってはなりません!!
記事中には4KM以上人家から離れている地域に、熊にスプレーなどで威嚇してから放獣するとありましたが、そもそも4KMって何?!。
熊は個体によって4KM程度なら毎日でも移動します。某登山道を長期間に亘り毎朝方4KMほど熊が上り下りしていました。
唐辛子スプレーなんかかけられたって、死にそうになるとか、何日も痛みが取れないとかでないかぎり、里に下りて同じような悪さをします。蜂に刺されたって、蛇に噛まれたって平気な熊が唐辛子スプレー程度のために美味しいリンゴやトウモロコシを諦めるとは到底思えません。

いつもなら、家族や知り合に愚痴程度で言うことなのにエントリーしたかというと・・・。
昨日も熊に遭遇しました。
ショックです。子供のときからタケノコを採っていた場所で、今日は熊が先にタケノコ採ってたんです。しかもお昼近くの時間帯。

毎年小熊が見かけられるようになりました。毎年見るってことは別の母熊。それが狭い地域で2年毎に子供を生んでいったら、後数十年で八幡平は登別の熊牧場のようになってしまうのでは?
動物愛護も結構だけど、人間の食物連鎖上の役割と義務を果さなければ、結局は保護一辺倒も不自然な行為なのだと思うのですが・・・。

2007年5月28日

八幡平花暦 2007年第3号 No.19

今朝はだいぶ冷え込みました。

新緑もだいぶ進みました。ブナの新緑はピークを過ぎました。
これからはダケカンバの新緑です。
標高900メートル付近からオオカメノキ、タムシバが開花しています。
岩手山麓から山腹ではムラサキヤシオツツジが咲いています。

5月も末ですが、岩手山や八幡平などではまだ気温が氷点下まで下がることがあります。
今日もお昼過ぎで岩手山の山頂部分が白くなっていました。
 
登山の方は十分な装備と注意が必要です。

2007年5月23日

とりあえず

新ブログの名称は【 西蔵花鑑 】です。
西蔵とはチベットの意。
チベット域の花を中心に紹介します。現在育てている、ヒマラヤ、チベット原産の植物についても順次【 西蔵花鑑 】で紹介いたします。

とりあえずブログはここ【 深山花鑑 】と同じデザインです。
今年のチベットツアーから帰ったらタイトル画像や背景の色など、独自色を出していこうと思います。
エントリーについても、しばらくは【 深山花鑑 】のチベット関連記事をそのまま使います。本格的な新しい投稿はチベットより帰ったら行います。
お楽しみに!!

2007年5月21日

西方へ!!

昨年【2006年の青海チベットフラワーウォッチング】で撮影した花の写真で、まだまだ公開していないものがたくさんあります。次のツアーまでに公開は間に合いそうにありません。

                       シソ科 アユガ・ルプリナ
                         Ajuga lupulina

花の名前も【いい本見つけた】で紹介した『ヒマラヤ植物大図鑑』で相当数が判明したのですが、過去のエントリーに遡って追記するのも面倒。

ということで、今年の【 2007年青海チベットフラワーウォッチングツアー 】も差し迫ってきているので、2006年版のチベット関連の更新は休止します。

そのかわり 【 西蔵花鑑 】または 【 西蔵花記 】どちらも未定ですが、こんな感じのタイトルで新ブログを作ります。モンゴルとか別地域の花も紹介すると思うので、【 西遊花記 】もいいかな?

新ブログでは、青海チベット高原の珍しい花を種別、花色別、標高別、環境別のカテゴリーで紹介し、旅程についても更に詳しく解説する予定です。
アドレスが決まり次第こちらでご案内しますので、どうぞお楽しみに。

2007年5月20日

チベットガーデン計画発動?

昨日(5月19日)は仙台市内の【東北大学植物園】での【講習】を終えてから、青けし関連でネットで知り合った【 Cat&FlowerGarden 】のブーママさんを訪ねました。

素晴しいお庭でしたよ。山奥の寒い我が家の庭と違って、いろんな色の花が咲いていました。玄関側から見るといかにも庭って感じがして、それもいいのですが。中に入ると、鉢モノ含めて植えられている花が、園芸種、山野草種ともあるのですが、適材適所に配されていて自然な感じがします。開花時期の限られる山野草系を補うように園芸種が配されているのが、いいのかもしれません。
メコノプシス・ホリドゥラの蕾も見ることができました。かなりグッド!!(≧∇≦)b な株でした。
写真を撮るのをすっかり忘れてました。

すっかり猫にも懐かれるほど長居をしてしまって、たくさんの種子やら苗やら頂いてしまいました。
頂いた種子は、メコノプシスの仲間で、これで欲しかったチベット青けし仲間3色が揃いました。
メコノプシス・ホリドゥラ
メコノプシス・プセウドインテグリフォリア
メコノプシス・プニケア(袋の表記はプニセウス) 等

今日、早速種蒔き蒔きしました。
現地ではホリドゥラに負けず劣らす存在感のある、インテグリフォリアとプニケア。
明後日には、日本の山野草を代表する苗もやってきます。
来年以降、我が家の庭のテーマは日本のチベットです。(笑)
ブーママさんに来てもらって整備してもらったほうが早いかも。

植物学のための植物写真展と植物写真撮影講習会

先日(5月19日)に仙台市の東北大学植物園で行われた『植物学のための植物写真展と植物写真撮影講習会』に行ってまいりました。
『植物学のための植物写真展』は6月24日(日)まで開催されていますが、『植物写真撮影講習会』には【 花のヒマラヤ 】 【 ヒマラヤ植物大図鑑 】の著者 吉田外司夫先生が講師で19日午前10時から途中昼を挟んで午後3時まで行われました。

僕は申込みがギリギリでしたので、キャンセル待ちということででしたが、お天気のせいか受講することができました。

午前中はあいにくの天気でしたが、施設内の講義室で植物写真について、午後は雨も上がり植物園内で実際に撮影について指導を受けました。

個人的に撮影方法でもっとも知りたかったのは ” 地味な花の撮影方法 ”。
派手な花というのは周辺の色彩から浮き立つので、比較的誰が撮っても花だとわかるし、綺麗だとわかるのですが、地味な花は周辺に溶け込んでしまって、なかなかいい写真が撮れません。

これについては、午後の屋外での撮影実習で直接指導を受けましたが、ナルホドと思うことばかりでした。背景に陰や霧、岩など異なる色彩を映しこむことで、花の色や輪郭を浮き立たせる技法については、やはり花だけでなく周辺の環境についても細かく気を配ってベストアングルを見つけ出さなければならないんだなぁーと感心しきりでした。

とはいうものの、見慣れている八幡平でなら普段から画面に映りこむ全ての要素に気を配る余裕もあるのだけど、初めての場所で初めての花を撮影する場合には、そうは簡単にはいかないような気がするのは、やはり素人だからなんだぁーとも考えさせられました。
 
サラサドウダンもはじめてみる花です。家の周りで似た花といえば【 ウラジロヨウラク 】ですが、ウラジロヨウラクよりも花が大きく、花冠に筋状の模様があってとても美しいです。

昨年の青海チベットでは花の素晴しさに助けられて、どんな写真を撮ってもいい写真が撮れたのですが・・・。

さて、今年は3回目。少し余裕がでてくるかな?

今回の講習会でガッカリしたこと。それは吉田先生に直接お聞きして、青海チベットには『セイタカダイオウ (レウム・ノビレ)が無いという事・・・。今回、足を延ばしてバヤンカラ峠まで旅程の視野に入れたのは実は、ここなら『セイタカダイオウ (レウム・ノビレ)』があるんじゃないか?という淡い期待からでしたが、あっさり打ち砕かれてしまいました。ということで、バヤンカラ峠よりも黄河源流に近い湖や湿原周辺でサクラソウ科、ペディクラリスの仲間、コリダリスの仲間などを探そうと思います。
青けしは覚めた目で冷静に対処するよう心がけるつもりだけど、たぶん興奮して無理のような気が・・・。

初めてのデジ一は、少しだけ慣れてきました。
でも、今回の撮影講習でもついついコンパクトデジカメを使ってしまいました。
周りはみんな立派なカメラとレンズでしたし、全くの初心者は僕一人のような感じでした。
と、いうことで今回ブログで公開する花は、始めて見て感動したサラサドウダンとヒメシャガのみです。

東北大学植物園については↓↓↓ 続きを読んでください。

東北大学植物園は天然記念物青葉山の麓から中腹にあって、管理施設棟と冷涼な沢地を利用したロックガーデン部分と青葉山の自然林内の観察路からなる素晴しい植物園です。

【美鱒探訪】ではお気に入りの水族館についても厳しい評価をしているので、あえて厳しく見ると。
ロックガーデンでは、高山帯の植物も多数植えられていましたが、やはり実際の高山に生えるものとは違って、低地に順応してしまって形や大きさに違和感がありました。
コキンバイがあったんだけど、葉っぱがイチゴかと思ってしまいました。

やはり、ここでも【美鱒探訪】の【水族館カテゴリー】でも書いてますが、マニアの趣味の域のほうが数段も上を行っている感があります。やはり、仕事で管理するということには自ずと限界があるのでしょうか。とはいうものの、官学関連施設の中では質の高いロックガーデンと思います。仙台の街の中ということも考えると、冷涼な気候の場所に植物を避暑に出したり、冷蔵庫で苗を休眠させるまでする業者やマニアの人と比べるのは少し酷な気もします。

一方、青葉山の観察路は素晴しいです。あれで、もう少し植生が豊富だと言うことないのですが、大樹の森で光量が全般に少ないので、仕方のないこと。それでも、ヒメシャガはじめいろいろな植物に出会えます。ミズがあったけど赤ミズだったし、小さいし食べるのには向かなそう。その前に天然記念物で採られないし。
山菜といえば、最近事故も多いし、よく間違える有毒植物と山菜と両方展示すれば話題性もあるし、役に立ちそうな気がします。ロックガーデンのスズランを見て、どうしてこれとギョウジャニンニクを間違えるのか不思議でなりません。一緒に植えれば一目瞭然ですね!!

植物園の後、仙台で青けしを育てている【 Cat&FlowerGarden 】のブーママさんを訪ねました。

東北大学 植物園

【 東北大学 植物園 】

■ 東北大学植物園は天然記念物『青葉山』とその麓にあり、青葉山の手付かずの自然林と、珍しい植物などを自然に近い状態で観察できる施設。

■ 展示、イベントなども開かれています。

2007年5月17日

いい本見つけた!!

海外で花を見てくると、日本に帰ってからアルバムを見て「この花なんて名前?」とかってことがよくあります。最近ではスイスとかメジャー地域の高山植物ならガイド本がたくさんあるし、世界遺産(自然遺産)に指定されているようなところなら、インターネットで植生を含めて詳しく解説されているところもたくさんあります。

そんな中、全般的に役立つ本が、学研でだしている【 世界のワイルドフラワー 】。僕も買いました。
2004年にチベットに行って、戻ってきて花の名前を調べようとしたら、ほとんどわかりませんでした。
この本を買って、3分の2程度の花の名前はわかりました。(残りはインターネットで随時調べてます。)
チベットに限らず世界中の山野草が載っています。

さて、チベットに限ると・・・。
無いんです。ネットではだいぶ増えてきているけど、チベットの花専門の植物図鑑って見当たらないんです。
ではチベットの花は調べようがないかというと、【 ヒマラヤ 】の植物関連の出版物でも調べることができます。
『ヒマラヤの青いけし』とよく言われますが、『チベットの青いけし』ってはあまり聞きません。実際にはチベットにもたくさんあります。(僕はチベットのしか見たことありませんし、青いけしまでのアクセスはチベットのほうが楽なはず。)

で!!【 ヒマラヤの青いケシ 】 大場秀章 : 山と渓谷社 も青けし好きならお勧めの一冊。
青いけしを育てるなら読んだほうがいいかも?

美しい写真でヒマラヤの花を見たいなら 【 花のヒマラヤ 】 吉田外司夫 : 山と渓谷社 です。
この中にも、青けしはもちろん、チベット域にも咲く美しい花の写真がたくさん載っています。

そして、つい最近、僕が衝動買いしてしまったのが 【 ヒマラヤ植物大図鑑 】 吉田外司夫 : 山と渓谷社 。高かった(¥13,000)。できれば、ヒマラヤなんだから最高峰の標高と同じお値段にしてもらいたかった・・・、もしくは3冊くらいに分冊。でも、中身は濃いので安いくらいです。この本のおかげで、チベットで撮影した2004年2006年の花はほぼ全て名前がわかりました。
ちょっとどころじゃなく高いけど、ヒマラヤやチベットに行くことを考えたら安い買い物です。もちろん、実際に行った人、これから行く人、買って損はないと思います。

それで、著者の吉田外司夫氏のことをネットで調べていたら、仙台の東北大学植物園で写真展があるそうです。今度の土曜日に行ってこようと思います。
青けしの縁でネットで知り合った【 Cat&FlowerGarden 】のブーママさんにもお会いしに行こうかと画策中。


今日紹介した本。
 【 世界のワイルドフラワー Ⅱ】 監修 大場秀章 : 写真 冨山 稔 : 学研
 【 ヒマラヤの青いケシ 】 大場秀章 : 写真 冨山 稔 : 山と渓谷社
 【 花のヒマラヤ 】 吉田 外司夫 : 山と渓谷社
 【 ヒマラヤ植物大図鑑 】 吉田 外司夫 : 山と渓谷社

2007年5月10日

八幡平花暦 2007年第2号 No.18

今日5月10日は仕事で湯瀬、鹿角方面へ出掛けました。
ちょうど昼休み時間を利用して、途中の八幡平市(旧安代町)田山の沢と湯瀬渓谷周辺を少し見てみました。
八幡平市(旧安代町)田山の沢は以前、【 花のポイント 】で【 美しい花の谷 Ⅰ 】と紹介しました。
今年は雪が少なかったのでそろそろ花の時期ではないかと行って見ました。
今年は岩手山、八幡平周辺の桜(ソメイヨシノなど白色系)はウソによって花芽を壊滅的な打撃を受けましたが、やや濃色系の山桜などはたくさんの花をつけてくれています。
田山地区でもちょうどオオヤマザクラなどが満開で春紅葉の淡い錦の山に彩を添えています。

沢の入り口ではニリンソウが満開です。
滝の周辺も新緑と桜が美しい場所です。

沢の中腹ではエンゴサクが、源流に近くなるとまだ雪が残っていますが、キクザキイチゲ、シラネアオイなどが満開です。
  

エンゴサクは終わりかけているものも多いですが、雪の積もっている地点で昨年は見ているので、まだまだ見られると思います。
 
上流部のニリンソウはまだ少し早いようです。
いつものニリンソウポイントは今日のような天気が続いて、今週末辺りがいいかな?

花輪方面の車道脇ではニリンソウ、キケマンなどが見られます。
沢沿いでは新緑と桜が楽しめます。

そのまま花輪の峠を越えて鹿角に向う予定でしたが、『冬の通行止め ・ 5月15日ごろ開通予定』となっていたので引き返しました。
  

春紅葉は湯瀬渓谷から田山地区まで進んでいます。
  
杉の深緑とブナの新緑のコントラストもいいですね。

秋田八幡平では大沼近辺の雪解けが進み、ミズバショウなどが見られます。
まもなくリュウキンカなども咲き誇る季節となります。

今年は雪が少ないようなので、残雪とブナの新緑の素晴しい景色を堪能できるか微妙なところですが、本日は鹿角市で20度近くまで気温が上がったようで、もしかしたら見られるかもしれません。

岩手県側八幡平ですが、松川渓谷玄武岩付近は順調に行って今週末辺りで春紅葉と新緑が楽しめそうです。桜も今度の土日ごろが見頃と思われます。

ミズバショウは葉のほうが大きくなりました。

キクザキイチゲは松川温泉付近まで進みました。
ミズバショウは松川温泉付近でまだ見られます。

2007年5月 6日

八幡平花暦 2007年第1号 No.17 

八幡平・岩手山麓でもまもなく桜が咲きます。
山麓では桜と同時に、春紅葉が始まります。
芽吹きの葉はブナの新緑のような明るい黄緑だけではなく、淡いピンクやオレンジ色になる木々もたくさんあります。
春紅葉は今度の土日(12日・13日)頃が見頃と予想されます。

山麓のカタクリは終わりかけています。
キクザキイチゲは山麓で見頃です。山腹では咲き始めました。
山麓の林下では今度の土日(12日・13日)ごろまでキクザキイチゲ他、エンレイソウなどが見られます。

山腹ではミズバショウが最盛期です。
今度の土日には葉が多くなってきているでしょう。週の前半までが見頃です。山腹より山頂よりはまだ積雪があります。

 

GW中に

先日不幸なことに岩手山で2名の方が亡くなりました。
山頂付近で遭難したとのことです。
ちょうど、事故のあった日の夜は岩手山麓の焼け走り溶岩流へ向う道路を車で走っていましたが、晴れていれば真正面に月明かりに照らされる美しい岩手山のシルエットが見えるはずが、真っ黒な雲の塊がすっぽりと覆っていました。雲は月明かりの中でも流れる様が確認できたので、相当な強風だったものと思われます。
ご冥福をお祈り申し上げます。

さて、GW、土日祝日に限らず、わざわざ遠くから岩手山に登りに来る方が大勢いますが、遠くから計画を立てて来ても、やはり天候が悪い時は無理をせず、入山を控えて欲しいものです。
好天に恵まれると、素晴しい岩手山を堪能して帰られるのでしょうが、意外にも山以外には何も見ないで帰られる方が大勢います。悪天時にはこれを残念と思わず、岩手山の麓も楽しんで帰ってもらいたいですね。温泉や、岩手山、八幡平周辺の山々や高山植物を紹介している施設も沢山あります。ぜひ、ご利用ください。何回か悪天に阻まれても、こうして山麓で地元の人と触れ合っていると、きっといい情報収集ができます。いつか最高の岩手山にめぐりあうことができるでしょう。

当ブログのバナー広告【 アルペンローゼ 】では喫茶コーナーと宿泊部廊下に岩手山・八幡平などの高山植物の写真を展示しています。お気軽にお立ち寄りください。

 天候が悪い時に山に登っても、気分を害して下山するだけなのですが・・・。
 しかも、そんな荒天時にも登山に来る方は、特に山しか見ないで帰る人が多いです。
 山しか登らない、山にしか興味が無いということが、ベテランとでも勘違いしているような人にも、たまにあいます。
 岩手山は様々な伝説や、地域の信仰の対象、農事や清水なども知れば山容同様、さまざまな見方ができ、とても面白い山です。麓を歩いて、そういったことを楽しむということも、本当の意味で山のベテランなのだと思うのですが・・・。
 もちろん↑でも書いてあるような、岩手山や八幡平を紹介している施設もたくさんあります。
 後々、リンクも含めて紹介していきたいと思います。
 
 岩手山の遭難に関して、本当に僅かの油断や、甘い考え、事前の情報収集の少なさ、軽微な装備などで命にかかわる重大事故が起きています。
 岩手山の山頂付近のお鉢は強風が吹き荒れるととっても危険。
 立てば吹き飛ばされそうだし、座ったり這うと小石が吹き飛んできます。お鉢まで上がっても、どうにも戻れない、戻る道を見失った、寒いといった場合には、お鉢の中の奥宮で休息(周辺には地熱で温かい場所もある)するという方法もあるのですが、そもそも、そんなに風が強かったら頂上には向わないことです!!。
 それと、不動平から焼け走り方面へ(その逆も)計画する場合には、強風でお鉢に上がれなかった時のことを考えて計画を立ててくださいね。僅かな区間(山頂も目の前)ですが、過去には飛ばされて落ちたという話も伝え聞いているので無理は禁物です。晴天でもお鉢が立てないぐらいの強風という時もあります。かなりの人が計画通りにしようとして無理をしています。いつか重大事故が起こりそうです。

地元でも最近ガイドとか活躍しているようですが、荒天時のガイド、お客様の楽しませ方が十分とはいえないかもしれません。『地元には何も無い』とかいう人がいますが、麓の楽しみは山以上に多彩で時間が足りないくらい。唯一、問題にしたいのは公共系の展示施設の展示内容。ハッキリ言って、無駄な演出が多すぎ。ビジターセンターといえば全国どこ行っても同じ雰囲気・・・。それはさておき、岩手山麓の楽しみ方も後々紹介していきたいと思います。

2007年5月 5日

熊現る Ⅱ

ハッキリいってここ数年の熊の数は異常です。
毎年のように小熊がうろついてます。
それと、熊も人を恐れなくなってきています。

今日は夕方の犬の散歩中、熊とすれ違ったようです。
 
行きの雪面上には足跡がありませんでしたが、しばらく進むと足跡があり、帰りには着た道にずっと足跡が続いていました。おそらく途中ですれ違ったのでしょう。散歩中の犬も僕も全く気がつきませんでした。しばらく、周囲を探したのですが見つけることはできませんでした。
足を少し怪我をしているようです。雪面に血が滲んでいました。
 
以前、近くの山に里で捕獲された熊を放獣するという暴挙まであったわけですが、近年は熊を狩る人もすっかりいなくなりました。たしかに、有害駆除数は年々増加しているのですが、以前はカウントされていない捕獲数が相当あったようです。そのカウントされていなかった部分がここ20年ぐらいで皆無になっていることが、熊の増加、人を恐れなくなっている原因、人を恐れず里に下りてきてしまって有害駆除されてしまう熊が増える原因となっているような気がします。

カウントされていなかった熊の捕獲、つまり密猟ということですが、極めて原始的手法で大昔から続いてきた方法です。世界遺産となった白神山地では、現在は実際に熊を捕えるわけではありませんが、伝統技法として丸太を用いた罠などが残っています。他に、冬場に冬眠している熊を穴から火や煙で追い出し、棒などで殴って捕まえるといった話も聞いたことがあります。これらの手法では、人が山に入って、しかも銃と違って捕獲できる率が極端に低いため、逃げ遂せた熊が人は恐ろしいものだと学習するわけです。当然、山で見かける人に対しても極度に嫌って気配を消そうとします。
僕も小学生のときに罠に掛かりそうになったことがあります。漫画やアニメで出てきそうな、金属でできたサメの口みたいなヤツ。

これら罠を用いた密猟に関しては、誰も話すことはないでしょうし、過去のこととしても、その事実すら隠そうとするでしょう。これは、密漁という悪事の露見を恐れてや近年の動物愛護の傾向のことだけではなくて、伝統的な熊の利用価値によるものです。なぜ、熊を獲ることを隠そうとするのかというと、非常に高価な薬となる『熊の胆(イ)』のためです。昔は山間部の農家では現金収入が少なく、家人に病人が出たり、婚姻や葬儀など多額の出費や突然の出費に対しての蓄えとして高価な「熊の胆」を利用したようなのです。もちろん、皮や肉なども余すところ無く利用されたわけですが、銃を使ったり正式に捕獲するとなると、警察に届け出たり、保健所に届け出たりで、「熊の胆」はもちろん皮や肉も自由に利用できなくなるということで、密かに獲られ続けていたようです。
それが、近年皆無になったわけですから、有害駆除数が増えるわけです。
しかも有害駆除だと銃を使って確実に仕留められるか、餌さと檻を使った罠で捕まえられるので、熊が人間を恐ろしいと学習させることはできないのです。
熊の胆については、岩手や秋田の山間部の古い農家でも、知ってる人すら少なくなっているはず。
僕も子供の時の大人の話を断片的に繋ぎ合わせる程度でしか知りません。
今時分、熊の胆なんて売ることもできないだろうし、前時代的なものでしかないのかもしれません。
ちなみに『熊の胆』はとても苦いです。

熊が減ってるとか、増えてるとか、学者はそこのところの検証も済んだうえで、議論しているか怪しいところですが・・・。
最近では、農家の納屋に熊が現れて・・・というニュースがワイドショーでよくとりあげられたするわけですが、昔なら周りに知られないうちにボコボコにされて味噌煮込みにされる運命だったでしょう。銃なんてものを持ち出すと用意する間に逃げられたり後々厄介なので、実際には鎌、ハンマー、斧、農具などで対処するので、熊はかなり痛い目に遭って山に逃げ帰るわけです。でも、基本的には人里に現れるなんて滅多に無かったし、目撃されてもすぐに山奥に逃げ帰ってました。
ちなみに、現在では、農家も警察に連絡して、役場などに対処してもらう場合が多くなっています。一昨年、田んぼのあぜ道にパトカーなど車列と人の列ができていましたが、熊の後の行列だったようです。

さて、今日の熊ですが、僕達を避けて通って姿を隠したということは、まだ多少は人を恐れていると思います。すぐさま大きな問題にはならないと思うけど、GW中で車と人通りの多い場所の近くのことですので心配です。
それにしても、子供のときから熊が棲んでいるところにいても、熊は気配を感じさせないように活動していたのですが、ここ数年露骨に気配を現すのでどう対処していいものか・・・。
毎年のように小熊を見かけます。
しかも、人前で堂々と遊んでいます。
母熊は見かけませんが、車道や人前で子供を遊ばせるとは、母熊としては失格です。
そんな母熊に育てられた小熊、そして、その小熊が親となり子供を育てる時、どうなってしまうのか本当に心配です。【 先日の熊 】も人前で平気でいました。

現代熊の特徴
 ■ 日中でもうろつく。
 ■ 人前を気にしない。
 ■ 人里と山の境界線近くに住み着く
   (とくに鳥獣保護区)
 ■ 民家の冷蔵庫を狙う
 ■ 登山道や車道など歩きやすい場所を平気で使う。
 ■ ペンキや溶剤の匂いが大好きで、登山標識をよく壊す。
   (これは標識のほうが熊好みなったのかもしれません)
 ■ 登山標識をマーキングに使う。
 ■ 小熊を平気で車道に出す。
 ■ 小熊のすぐ傍にいない。
 ■ 人里の近くで子育てする。
 ■ 山の中だけで冬眠準備ができない。
    【 一昨年、車道脇で行き倒れとなる熊 】車道をフラフラ歩いていて、車道脇に転がり落ちて動かなくなってしまいましたが、その後人里近くで捕えられたようです。
 ■ 山の食べ物より、里の食べ物を狙う。
    菱栗(ブナの実)が熊の重要な秋の食料なのですが、実際にはあんな小さなものより、里でりんごを食べたいようです。冬眠のための栄養は菱栗のほうが脂質もあって良さそうなのですが・・・。

今日は少し長く、くどくなってしまいましたが、熊に出会ったのをきっかけに、日頃気になっていましたので書いてみました。
おそらく、全国的な傾向で熊が人に迫ってきているのだと思います。
『人が熊の生息域を脅かしている』なんてことをいう人がいますが、熊の有害駆除が増えている年数からいうと、大規模な林道工事や伐採、ゴルフ場開発、スキー場開発はほとんど行われていません。動物愛護の傾向で熊の捕獲後に放獣されるケースや、前出のように地元の人が山に入って獣を狩ることが無くなっていることが、熊が人に迫ってきている一因なのではないかと思うのですが・・・。
鹿の食害とかも同様だと思うのです・・・。
鹿肉、ウサギ、キジなどを都会の人が食べたことがあるのに、田舎の人が食べたことが無いなんてことが最近増えています。八幡平市に住んでいながら、タケノコを採ったことが無い、だから山菜採りを規制してもいいなんていう人もでる始末。産直で山葡萄(南アフリカ産)があったり、本当にそんなことでいいのだろうか?と、書いているうちに取り止めもなく書き進んでしまいました・・・。

まぁ、熊が出ても、最近では
 熊の生息=自然が豊か=癒しになる
                =魚が沢山いる
                =素晴しい自然景観がある
 ということで、別にいいかぁ。。。

2007年5月 3日

青海チベット2007旅程

旅程が若干変更になりました。
1日ずれて7月2日出発、7月10日帰国になりました。
本当は途中の経由地の西安で兵馬俑や始皇帝陵なども見たかったけど、11日に仕事が入ったため今回も諦めました。
参加人数にまだ2名ほど余裕があります。興味がある方はコメントをヨロシク!!
基本は現地の西寧集合、西寧解散です。現地西寧までの航空券等は各自手配してください。
(一緒に行きたい方には、こちらの利用する予定の便や手配をお願いしている旅行会社は紹介します。)
帰りの上海で1泊が必要な方は、現地西寧の旅行会社からも手配可能です。

7月2日  花巻発-関西空港
      関西空港-上海東浦空港
      上海東浦空港-西安経由-西寧
      深夜 西寧着 建銀賓館泊

7月3日 朝 塔尓(タール)寺見学。
      拉背山口(標高3780)経由-青海湖。
      青海湖草原賓館泊

7月4日 朝、青海湖発 共和県経由。 昼 河卡鎮。 
      ※1 河卡山口(標高3980)花の群落。
      ※2 卾拉山口(標高4300)メコノプシス ホリドゥラ群落。
      花石峡
      瑪多泊

7月5日 朝、瑪多発。
      黄河源流の鄂陵湖(またはバヤンカラ峠)まで行き
      瑪多
      花石峡まで戻り泊

7月6日  花石峡鎮発、
       以降高山植物群。
      ※3 沁馬雪山峠付近、ホリドゥラなど高山植物帯。
      ※4 尼照瑪山山口手前20km付近より、高山植物高密度地帯。
         ホリドゥラ至る所にあり。
         尼照瑪山山口下山数kmより黄色いけし(メコノプシスインテグリフォリア)
         大群落あり。
      夕方、大武鎮 果洛賓館泊

7月7日 朝、果洛賓館発、アムネマチン展望へ出発。
      ※5 雪山手前数キロまで行く。
      赤いけし(メコノプシスプニケア)草原に点在。花密度濃い。
      夕方早めに、大武鎮 果洛賓館泊。

7月8日 早朝、果洛賓館発。
      朝食後、貴徳へ向う。
      ※6 大武鎮-拉加鎮間の峠に薄紫のケシ
          (メコノプシスクィントゥプリネルヴィア)点在。
         プニケアなども散在。
      沢沿いなど、ホリドゥラの低山タイプが点在。
      貴南県の砂漠を展望。
      夕方、青い黄河で有名な貴徳。
      夕方西寧着泊。

7月9日 午前中
      西寧市内ショッピング。
       昼の便で上海へ。
      上海泊

7月10日 午前の便で帰国。