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サケの成熟した産卵間近の体にはブナ斑といわれる模様が現れてきますが、これは上の画像のような滲み状の模様の形からそのように言われるようになったわけですが・・・。
このような滲み状の模様はブナそのものの模様ではありません。
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さて、ブナは秋になるとその年にもよりますが、菱栗という実を大量につけます。これは、名前の通り菱型の実で、味は栗ではなくて胡桃や松の実に近い、脂質に富んだブナの種になります。殻は画像の通り栗に似ていますが、非常に小さいです。直径は1,5センチ程度。
菱栗は森の動物達の大好物でした。しかし、最近はこんな小さな菱栗より、里に下りるともっと大きくて美味しいトウモロコシ、りんご、栗、などなど・・・。
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うちの近くのブナの原生林。ブナの原生林は、よく野生生物の宝庫といわれますが、実際は周辺部の混成林の方が動物も豊富です。原生林化すると森自体が老化してしまいます。下草や小さな木が少ないので小動物は隠れる場所がないため少なく、肉食の動物や猛禽類も餌が採りやすいように見えて、実際には餌も少なく、捕食される側からも丸見えなのでうまくはいきません。とはいっても、原生林の中に島のように他の樹木や小動物の隠れ家になるような場所があります。それは、巨大なブナが倒れた後です。そこには日光が差し込むので、深い熊笹の藪ができたり、他の成長の早い樹木(白樺、朴など)が動物の隠れ家を提供します。
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右の画像は「連理の枝」
ブナは生命力に強い樹木なので途中で折れたり、強い力が加わっても成長を続けることができます。
八幡平の東部の安比高原にはブナの二次林といって伐採されたブナ林の切り株などからブナが再び成長した姿を見ることができます。
画像はうちの近くで、伐採された株ではなくて、自然の力で一つの株が二つに分かれた後、再び一緒になったものです。
「連理の枝」・・・天に在りては願わくは比翼の鳥と作り、地に在りては願わくは連理の枝とならん。白居易の詩の一部で玄宗皇帝と楊貴妃が交わした誓いの言葉だったらしい。仲のよい夫婦にたとえる。

