深山花鑑
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2007年6月24日

キヌガサソウ

ユリ科 ツクバネソウ属 キヌガサソウ
Paris japonica

 
沢沿いややや湿った林下などに生える。
草丈は50センチほど、大きく葉を輪生させる。
八幡平ではやや標高の高い林下や、沼地の縁、澤地などで見かける。

  
とても美しい見ごたえのある花です。

2006年3月 7日

オオバギボウシ

ユリ科 ギボウシ属 オオバギボウシ
学名:Hosta montana

林地や草原に生える。
コバギボウシとの違いは、幅広の先の尖った楕円形の葉が葉茎に急速に収束し、そのため葉茎が長く見える。コバギボウシは葉茎に沿うようになっている。
また、コバギボウシは湿原、オオバギボウシはそれよりやや乾いた場所を好み、林地や草地などに生えるといわれている。
岩手山で多くみられ、どちらかが高山型というわけではない。
岩手山の山麓の林地では少なくなったが、比較的標高の高い場所では非常に大きな群落をつくっている。
また、ここの個体群は地熱の影響も受けて非常に大きな葉と太い花茎を伸ばし見ごたえがある。

画像:岩手山姥倉山

コバギボウシ

ユリ科 ギボウシ属 コバギボウシ
学名:Hosta albo-marginata

  

湿原や、やや湿った林地に生える。
オオバギボウシとの違いは、先の尖った長楕円形の葉が葉茎に流れるように収束する。オオバギボウシの方が幅が広く葉茎に急速に収束する分、葉の基部が心形にも見えるほどになるといわれている。
また、コバギボウシは湿原、オオバギボウシはそれよりやや乾いた場所を好み、林地や草地などに生えるといわれている。
八幡平周辺の湿原に多くみられる。オオバギボウシとのはっきりした境界線なく、どちらかが高山型というわけではない。コバギボウシのほうが花色が濃いといわれるが花の色の濃さは関係ない。花のつく数が多いほど色が薄くなる傾向があるが、土壌や光量、個体さも関係する。

僕には、コバギボウシとオオバギボウシは環境の差と個体群の違い程度の差しかないように感じる。仮に種の違いがあったとしても、交配種の割合が相当数あると考える。

上段画像:八幡平頂上付近
下段画像:八幡平中腹 標高800メートル付近
      (葉形はコバギボウシのものとオオバギボウシのもの、どちらともいえないようなもの様々混ざって生えている)

2006年3月 5日

シロバナエンレイソウ

ユリ科 エンレイソウ属 シロバナエンレイソウ
学名:Trillium tschonoskii


山麓の林地に生える。エンレイソウよりは若干数が少ない。
岩手山の標高1000メートル以下で見られる。
エンレイソウとの違いは、エンレイソウが外花被片だけなのに対して、こちらは真っ白な内花被片も3枚つける。
稀に、ピンク色を帯びたものもあるが非常に少ない。

エンレイソウ

ユリ科 エンレイソウ属 エンレイソウ
学名:Trillium smallii

山麓の林の中に生える。高さは30センチから40センチぐらい。
3枚の葉が輪生し、その先に花柄を一本だして3枚の外花被片をつける。
岩手山山麓で多く見られる。

2006年2月12日

オオウバユリ

ユリ科 ユリ属 オオウバユリ
学名:Lilium cordatum var. glehnii
  
岩手山山麓の林地に生える。特に林地と牧野の境目辺りに群生することがあるほか、やや湿った薄暗い林地にも生える。
草丈は1メートルぐらいだが、稀に背丈ほどにも伸びることがある。

2006年2月11日

ツバメオモト

ユリ科 ツバメオモト属 ツバメオモト
学名:Clintonia udensis
 
岩手山、八幡平の中腹ぐらいから登山道沿いなどでよく見かける花。
花期は6月中旬~7月中旬。

タカネアオヤギソウ

ユリ科 シュロソウ属 タカネアオヤギソウ
学名:Veratrum longebracteatum
 
八幡平、岩手山の比較的標高の高いやや湿った場所を好み、登山道沿いなどでも生えているが、目立たない色なので気がつかない場合が多い。
花期は7月中旬から8月中旬。

カタクリ

ユリ科 カタクリ属 カタクリ
学名:Erythronium japonicum
 
 
岩手山麓の下草の少ない林地に生える。
花期は5月上旬。

イワショウブ

ユリ科 チシマゼキショウ属 イワショウブ
学名:Tofieldia japonica
 
比較的草丈の低い植物が生える湿地を好む植物。
八幡沼周辺の高層湿原によく見られる。
花期は7月下旬~8月中旬。

ニッコウキスゲ ゼンテイカ

ユリ科 ワスレグサ属 ニッコウキスゲ ゼンテイカ
学名:Hemerocallis middendorffii var. esculenta

八幡平の山頂近くの湿原などに群生する。
花期は7月中旬~8月上旬。
比較的長く次々と咲き続ける花だが、最初に咲いていた花が枯れたままついている場合があるので、写真を撮るなら咲き初めがよい。

2006年2月 9日

クルマユリ

ユリ科 ユリ属
学名:Lilium medeoloides
 
茎の中央辺りにやや大きめの輪生する複数枚の葉を持ち、その上の葉はまばらに互生する。
花は濃い目のオレンジから朱色に近く美しい。
八幡平の山頂付近の道路沿い、登山道沿いでよく見かけるほか、岩手山、三ツ石山の登山道でもよく見かける。
花期は7月下旬~8月中旬。

2006年2月 8日

ギョウジャニンニク

ユリ科 ネギ属
学名:Allium victorialis var. platyphyllum
 
山菜。
成長に時間を要する植物。花をつけるの5年以上かかる。
そのため、数が激減している。

ホウチャクソウ

ユリ科 チゴユリ属
学名:Disporum sessile


岩手山、八幡平の1000メートル以下の山麓地域のやや湿った林地に生える。
花期は5月下旬。

ショウジョウバカマ

ユリ科 ショウジョウバカマ属
学名:Heloniopsis orientalis
 
岩手山にもあるが、どちらかというと八幡平方面に多い花。
標高は900メートル前後から咲き始め、八幡平頂上でも見られる。林地の登山道沿いの粘土質のやや硬い湿った土を好む。
場所によって花の色合いが薄いピンクから濃い紅色まで様々。
葉の先から子株を出す場合がある。
花期は比較的長く5月下旬から7月上旬まで。雪解け後に見られる花。

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2006年2月 5日

コバイケイソウ

ユリ科 シュロソウ属 コバイケイソウ
学名:Veratrum stamineum
 
八幡沼周辺に多く見られるが、それより標高の低い800メートル付近の湿原にも生える。
数年(4~7年)置きに最高の見頃を迎える。
先端の花序は種を付ける雌花で、脇の花序が雄花。


よーく見ると名前の通り梅の花の形をして美しい。
好きな花の一つだが、一斉に咲きしかも花や葉の状態がいい年はめったに当たらない。